[かぶ] 今選ぶなら「国内現行モデル」。Chromebookを選ぶ際に押さえておいて欲しい幾つかのポイントと誤解について(2020年2月版)。

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[かぶ] 今選ぶなら「国内現行モデル」。Chromebookを選ぶ際に押さえておいて欲しい幾つかのポイントと誤解について(2020年2月版)。

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ここ数日、精力的にChromebookについての文章を上げています。TV CMの効果でChromebookに興味を持つ方が増えるのはとても嬉しいことなのですが、急な変化のため、まだまだネットにおける情報の多くがアップデートされていません。そのため、古い情報を気づかず鵜呑みにしてしまって間違った選択をしてしまったり、本来の特長や魅力に気づきにくいモデルを選んでしまう可能性もあるな、と心配しています。

要は頼りに出来るはずのネット上の情報が、まだまだ準備不足のため、却って間違った方向に進ませてしまう可能性がある

ということですね。上から目線と感じられて不快に感じられるかもしれませんが、このTV CM前のそこまで話題にならなかった時点でも、多くの誤解が生まれ、その度にChromebookは色々言われてきました。そこで、今回の一連の文章が少しでも役に立てばいいな、と思っています。

今回はChromebookの購入を考えたときに頭の隅にでも構わないので入れておくと、どこかで役に立つと思うポイントをまとめました。

少し長めの文章になりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

Chromebookの購入を検討するときに覚えておいて欲しい幾つかの誤解と購入のポイント。

この文章では「オススメ10選」や「このモデルを買え!」といったものはありません。なので物足りなく感じるかもしれませんが、ここ最近の国内のChromebook事情は1ヶ月経つだけでも大きく変化しています。今日書いたオススメ10選がいつまで有効かと言われると難しいような状況ですので、敢えて省いています。

その代わり、全体を通して、どんな「オススメ10選」記事が出てきても自分である程度判断できるような基本的な知識、情報を盛り込んでみました。

4年近くコンスタントにChromebookの情報を追い続け、日々ネットで発信していると、様々な誤解や(現時点では)誤った情報を目にします。それらは発信している人が悪いのではなく、その元となっている情報の多くが既に古くなってしまっていること、また当時の記憶が曖昧なことから生じています。

そこで、特に多い誤解や、一般的に持たれているイメージの中から、購入を検討する際に覚えておいてほしいな、と思うポイントを幾つか挙げてみます。

まずは漠然とした「Chromebookは安い」というイメージを「一旦」捨てましょう。

「えっ?Chromebookは安いと聞いたから購入を検討したのに。けしからん。詐欺だ。買う気を無くした。」

と思われるかもしれません。「Chromebookは安さが魅力」「低スペックでもサクサク」と聞いていたのに、いきなり「捨てましょう」とはどういうことだ、と思われても仕方ないのかもしれません。ただ、まずはこのイメージを一旦捨ててほしいのです。(あとで改めて「やっぱり安いんだな」と思ってもらえるのは嬉しいです。)

何故こんなことをいきなり書くのか、というと、例えば次のような言葉を考えてみてほしいのです。

  • Chromebookは昔はその当時各社ほとんど売れず一時撤退に近い状態になっていて、最後に在庫一層処分セールをしたので2万円で買えたのに、今出ているモデルは2万円で買えないから高い。
  • Chromebookは海外では残りサポート期間が1〜2年しかない型落ちモデルが100ドルから200ドルで売っているのに、国内モデルは発売されたばかりで6〜8年のサポート期間がある最新モデルで高いからボッタクリ。

この赤字の部分を学生の頃に使った暗記用の赤のシートか何かで隠して読んでいただけると、よく見かける論調になります。

国内では2014年にChromebookが入ってきているのですが、当時の価格は3万円台前半です。ただ、あまり売れなかったこともあり、結局受け入れられず在庫処分的な形でその後最後は在庫処分的に1〜2万円で投げ売られた時期があります。で、ネットで出てくる上のような論調の方のベースにあるのは、この時の記憶なんですね。赤字の事情、状況の部分がすっぽり抜けてしまっている。で、Chromebookは2万円というイメージが根付いてしまった。この方々は今でも「Chromebookは2万円」と言い続けています。

今後国内でもChromebookが普及し始めてくると、この状況は良い形で変わってくるかもしれません。また、現時点でも「実際には最新モデルではない」のですが、Amazonのセールなどでクーポン適用で2万円前後で発売されるモデルも出てきています。

ただ、だからといってこの「2万円」がChromebookの基準だと思ってしまうと、結局何も選べなくなってしまいますし、Chromebookというもの自体を「2万円で買える格安PC」としか認識出来なくなってしまうんですね。それだと非常にもったいない。なので、ここではこの印象は(一応例としてはあるものの、一般的には)一旦捨てて欲しいな、と思っています。

またこの2万円、というイメージ、もう一つの方向からも強化されているためタチが悪い。

それが、2つめの「海外では100〜200ドル」です。

もちろん現行モデルでも戦略的にスペックや質を落として、更に大型セールのときに合わせて大幅値下げをしてこの価格で販売することはありますが、基本的には既に発売から数年経った型落ちモデルが大半です。海外だと日本のような「一時撤退」といった数年の空白期間がないので、その時期のモデルも含めて豊富にまだ市場に残っているんですね。

でもここでも赤字の部分の事情がすっぽり抜けてしまって、「海外では200ドルなのに、日本ではその倍の4万や5万する。ボッタクリだ。」となってしまうのです。人の記憶というのは都合の良いように出来ています。

よく「昔は安かった」と言われる方がいます。ただ、Chromebookは海外でも日本でも、発売当初の価格は300ドル前後と普及価格帯のモデルはそれほど今と変わらなかったんです。

ただ、当時に比べて液晶やキーボード、ガワの質も上がれば、耐衝撃性や耐水性、更にコンバーチブルやデタッチャブルなどの選択肢も増えてきています。教育市場で求められてきている機能やスペックをアップデートしていくことで、現在では幅広い価格帯のモデルが展開されるようになってきています。

そのため、普及価格帯のモデルももちろん上がってきてはいます。ただ、それを以て「Chromebookは高くなった」「迷走している」と判断するのは、少し違うのではないかなぁ、と思っています。

また、国内でも10万円近い価格のChromebookがあります。これらにはこれらを求める層がいて、そういう方たち(主に法人や、Chromebookにハイスペックを求める人たち)のために存在するのですが、これらの存在を以て「Chromebookは迷走している」という方々もいます。ただ、海外でもご存知のように800ドル、1000ドル、1400ドル、といったChromebookは存在して、それなりに売れています。

ハイスペックでインパクトのある高めのChromebookが出るたびに、必ずのように出てくる反応があります。「最近のChromebookは高級化路線に進んでいて魅力を感じない。」というものです。もちろんそう思うのは自由です。ただ、実際には低価格のモデルも単に大々的にリリースが出ないだけで、毎年コンスタントに、しかももの凄い数出ています。でも毎回出てくる「安くなければChromebookではない」という反応。ハイスペックの高めのモデル、出しちゃ駄目なんでしょうか。

「低スペックでもサクサク」ですが、だからといって低スペックでなければならないわけではないのです。高スペックになれば、それなりに快適さも出来ることも変わってきます。

「Chromebookは安さが魅力」は確かにそうなのですが、それを大前提として考えてしまうと、色々と判断を誤ってしまう可能性があるんですね。

安いものもあるけれど、安いには安いなりの理由がある
安いと言っても極端に安いわけではない

これはChromebookに限らずだと思います。そこで、まずは「Chromebookは安い」というイメージを一旦取り払って欲しいのです。そのうえで、普通に探してみて、実際に使ってみて、その後で「あ、やっぱり安かったな」となるのであれば、それは勿論嬉しいです。

国内現行販売モデルから選びましょう。現在国内で販売しているメーカーは6社。うち個人でも入手しやすいメーカーはASUSとHP。

現在国内でChromebookを販売しているメーカーは6社(ASUS、エイサー、HP、DELL、Lenovo、NEC)です。

ただ、メインの市場は教育現場、及び法人のため、個人では購入が難しいメーカー(エイサー、DELL、Lenovo、NEC)も多いです。実際それらのメーカーの展開しているモデルは当然それらの市場に即したスペックのものが多くなります(耐衝撃性、耐水性に優れ、11.6インチなど比較的小さめで持ち運びを想定したもの)。

現在個人市場向けも想定して商品を展開しているメーカーは2社。ASUSとHPです。

エイサーはネットで探すと結構個人でも買えるモデルが多いのですが、基本的には教育市場メインで展開しています。ただ、Amazon限定などで個人でも最新のモデルが最近は購入しやすくなってきたので、選択肢に入れても良いかな、と思います。

ここは意見が分かれるところかもしれませんが、そうした理由から、はじめてChromebookを選ぶ際にはこの2社(ASUSとHP)の中から選んでよいのではないか、と思っています。何故なら、この2社が個人向けにも分かりやすいサイトを公開していて、更に本家オンラインサイトも個人向けに展開しているからです。

今回、ASUS JAPANよりお話を頂きまして同社サイトのコンテンツとして「ASUS Chromebook ブロガー座談会」及び、動画「有名ブロガーが語るChromebookの魅力」に出させて頂きました。今回の企画を通して改めて感じたこととともに、来年以降も精力的に「自分のやりたいこと」を周りに伝えながらみなさんを強引に巻き込んで(一緒に楽しんで)いけたらと思っています。
2019年に入り、国内Chromebook市場、特に個人ユーザー向けで大きな存在感を発揮してきたのがHPです。他メーカーが基本的には教育現場向けのモデルを想定して国内展開してきている中で、HPはかなり個人ユーザーの心にストレートに刺さるようなモデルを選び、更に世界に先駆けて発売開始したりしています。そうしたこともあり、キャンペーンの有無やポイント還元などにより取り扱い店舗によって実売価格に差が出やすくなっています。現時点での納期と合わせてまとめてみました。

基本的には個人向けに展開しているモデルはこれらのサイトに出てくるモデルとなるのですが、昨年後半から少し事情が変わってきました。Amazonの本格参入と、家電量販店での展開です。

メーカーがこれらの販売店に向けたモデルを展開し始めたんですね。「Amazon限定」などです。また家電量販店での展開に合わせてメーカーが独自にセレクトしたモデルもあります。エイサーやLenovoのモデルはこれに当たります。

初めてChromebookの購入を検討される方は、まずはこれらのモデルの中から選ぶことをオススメします。「Chromebookは安いのが魅力」といった印象を持たれているかもしれませんが、国内でも海外でも、基本的には現行モデルの価格帯のイメージはだいたいこの辺りです(「海外モデルは安いのか」という点については後述)。

ネットで探せば幾らでも安いモデルは出てきますが、安いには安い理由があります。そしてその理由は初めてChromebookを選ぶ方には、敢えて選ぶ必要のないものです。

最初の1台です。失敗したくない気持ちは分かりますが、だからこそまずは選択肢を広げすぎないようにしましょう。

幾ら選択肢が豊富だから、といって、例えば他のPCやスマートフォンを買うときに2011年から2020年までの国内外すべてのメーカーのモデルの中から無造作に検索して決めようとはしないですよね

せっかくメーカー側が国内に向けてまずはこれ、と厳選したモデルを用意してくれています。その中から選んだ上で、使っていく中で自分にとって必要なもの、不要なものを見つけていきましょう。

国内Chromebook市場(特に個人向け)はまだまだ不安定、先の見えない状況です。要は各社「失敗できない」状況なんです。ここで売れなかったら(数出せなかったら)「日本市場は駄目だね」ということで次のモデルが出せないからです。なので、海外で展開している中でもかなり厳選したモデルを出してきていますし、HPの場合、海外でもまだ発売される前から新作モデルを、海外よりも安い価格で展開したりもしています。

ということは、ある意味今の時期国内で展開されている各社のモデルというのは、比較的失敗の少ないラインナップなんですね。

後述しますが、確かに探していけば幾らでも安いモデルは見つけることが出来ます。ただ、余程の理由がない限り、折角各社が戦略的に展開してくれているモデルをスルーして、自己判断で印象だけで選ぶのはもったいない、と思いませんか?サポートの有無も含めて、これが私が国内現行モデルを薦める大きな理由です。

2019年、国内Chromebook市場は大きく動きました。国内参入メーカーも2社増え6社に。Amazonやビックカメラでの積極的な商品展開、更に従来の価格のイメージを壊すような戦略的モデルの投入。そして今まで完全に文教法人向けだった動きから、ほぼ個人向けに絞って展開を始めたメーカーまで。非常に面白くなってきたこの1年を、私おふぃすかぶが印象に残ったモデルを挙げながら見ていきたいと思います。

Chromebookのオススメ記事は「それがいつ書かれたものなのか」を必ず確認する。

文章作成時点(2020年2月22日現在)ではまだ最新のChromebook情報を扱っているサイトはそこまで多くはありません。オススメのChromebookについて探す際にもしブログのレビュー記事やおすすめ○選のような記事が出てきたら、必ず「それがいつ書かれたものなのか(いつの時点での情報なのか)」を必ず確認するようにしましょう。

ただでさえ国内では情報が少ないChromebook。とはいえ最近話題になり始め、盛り上がりも見せているので、調べるとそれなりにまとまった情報が出てくることもあります。ただ、それらがたとえ「最新版」とか最新の日付版だったとしても、書かれている情報は既に古い可能性もある、ということを意識しておきましょう。単純にリライトされず放置されたままの記事の可能性も高いですが、時々明確な意図を持って古い情報をそのまま新しく装わせている場合もあるからです。

それは、このブログでも何度も触れているように、Chromebookには端末毎に決まっているサポート期間である「自動更新ポリシー」というものが存在するからです。この期間の目安は、そのモデルの発売から「約6〜8年」です。

TV CM放映以降、Chromebookに興味を持つ方が増えてきました。とても嬉しいことなのですが、今までの流れを考えてみると、恐らく最初に「気になる」のではないか、と思われるのが、端末毎に決められているサポート期間である「自動更新ポリシー」です。数年前に比べるとだいぶ知られるようになってきたことで、ある種の誤解や失敗は生じにくくなってきたのですが、反面最近は違った意味でマイナスに捉えられるようにもなってきているようです。
例えば、「おすすめ○選」や「このモデルがオススメ」といった記事に多く出てくるエイサーの「CB3-131」というモデルがあります。

日本の場合、サポート残期間が価格に反映されていないため、ショッピングサイトによっては未だに3万円を超えた価格で販売されていることもあります。ところが、このモデル、既に発売されてからかなり経っていて、自動更新ポリシーは「2021年9月」です。残り1年7ヶ月です。先程の「発売から約6〜8年」と比べても、かなり発売が前のモデルだということが分かると思います。

となると、このCB3-131を薦めている「理由」も「Chromebookの魅力や出来ること、出来ないこと」などの情報も、追記や修正がされていない限り、その数年前の情報だ、ということです。特に「出来ること、出来ないこと」はここ数年で大きく変わっています。

ただ、中には検索で上位に出やすいように、記事タイトルと更新日時のみ毎月更新して「2020年2月最新版」としながら、内容は変えずにこのCB3-131などの旧モデルをオススメしている場合もありますので、気になったときはまずは「自動更新ポリシー」を確認するようにしましょう。

海外モデルの購入を検討する際に気をつけたいこと。基本的に一部を除いてサポートは受けられません。

少し前まで

「海外(米国Amazon)は種類が豊富で安いのに、日本は選択肢が少なくて、しかもボッタクリ」

といったことがよく言われていました。実際に適当に米国AmazonでChromebookを検索すれば、100ドルや200ドル程度のモデルは山ほど出てきます。ただ、この意見はかなり強引だな、と思っています。

もちろん、元々メインであり、販売台数も何桁も違うような米国市場と比べれば、ようやく少しずつ知られるようになってきた日本なんて選択肢の上でも価格の上でも不利ではあります。

最新モデルに関しては、HPを筆頭に場合によっては国内価格のほうが安い、しかも発売も早い、といった状況も起き始めています。これは今、Google自身が日本に力を入れ始めたばかりのタイミングということもあって、各メーカー、まずはある程度の数を売れないと(数字が出せないと)後が続かなくなってしまうからです。

あなたは既に「自動更新ポリシー」というものを知っています。米国市場は種類が多くて安いですが、この内のかなりの数のモデルは、既に何年も前に発売されて、サポート期間が少なくなってきたモデルだから、というのはお分かりいただけるのではないでしょうか。

安いには安いなりの理由があります。

もちろん中には最新モデルで、単にまだ日本に入ってきていないだけで、しかも戦略的なモデルで安い、というモノも少ないですが存在します。ただ、Chromebookに興味を持ち始めたばかりのあなたが一つ一つ判断するのは非常に手間がかかると思います。

そして、基本的には海外モデルは、日本においては一部のメーカーと一部の例外を除いて、基本的にはサポートは受けられません。もし何か起きた際には、購入したお店もしくは現地法人のサポート部門と直接英語でやり取りをする必要があります。発送する場合も海外へ送ることになるでしょう。

海外からChromebookを購入する際には、大きくこの2つのハードル(「型落ちモデルの可能性」と「サポートの有無」)を理解した上で選ぶ必要があります。そして、先程少し触れましたが、

現在、Chromebookを販売している主要メーカーはほぼ国内で展開を始めています。
そして、現行販売モデルだけでも現在30モデルを超えています

価格は日本語配列(JIS配列)キーボードのモデルは確かに若干上乗せされますが、それでもそこまで大きな差はありません。

国内では比較的現行販売モデルを探すのが容易です。何故なら、最近になって改めて展開を始めたばかりだからです。そうした手間を考えても、最初の一台は国内現行販売モデルをオススメしたいと思います。

Chromebookを販売している主要メーカーの中で、現時点で国内に入ってきていないメーカーがあります。それがSamsungです。

今年のCESで発表されたGalaxy Chromebook、数年前のChromebook Plus、Proなど非常に魅力的なモデルを出すメーカーですので、出来ればSamsungのモデルを買いたい、と思う方も多いでしょう。そして米国Amazonから日本直送可で購入できるモデルも多々あります。中には非常に価格も手頃なものもあり、それらに惹かれるかもしれません。

Samsungは2020年1月に開催されたCES 2020において、新作Galaxy Chromebookを発表しました。第10世代Coreプロセッサーを搭載、最大16GB RAM、1TBストレージとともに、Chromebook初の4K AMOLED Displayを搭載。EMRペンや指紋認証に対応し、1.04kgと13インチモデルとしては軽量であることも魅力です。そこで今回は細かい部分について当ブログ的視点でまとめてみたいと思います。

ただ、現在SamsungのChromebookは北米事業部独自のプロジェクトのため、基本的に米国以外での販売は想定していません。もちろんサポートも米国内に限られますし、通信モジュールの技適認証なども元々考えていません。基本的に米国国内で使われることを前提に生産、販売されています。

もちろん日本のSamsungはサポートは一切しませんし、修理も受け付けてくれません。

日本のAmazonなどでも「並行輸入品」としてSamsungのChromebookを販売している場合がありますが、これはセラーが勝手に輸入して利益と手数料を上乗せして販売しているだけで、国内で買ったから、といってSamsungがサポートしてくれる訳ではないことも注意しましょう。

初めての分野は「価格最優先」で探すと失敗しやすいです。とはいえ、いきなり理想の一台に出会うのは難しい。そんなときは最後は自分の心を重視してください。

どの分野でもそうですが、初めての買い物で最初からコスパ重視で選ぶのは難しいです。それはChromebookに限らず、いまあなたが趣味としているモノでも同じでしょう。初心者、入門者がいきなり価格最優先で選んでも、それが必ずしもコスパ最強とはいかないのはお分かりいただけるのではないでしょうか。また、最初から理想の一台に出会うのが難しいことも。

ただ、現時点で今回触れたようなポイントを押さえていれば、大きな失敗は避けられるのではないか、と思っています。何故なら、国内現行モデルに関しては、私の目から見ても(もちろん一長一短はあったとしても)かなり厳選されたラインナップだからです。

なので、最終的に迷ったら、価格なんて抜きにして、まずは自分の心の動いたモデルを選びましょう

もしあなたに「おすすめのChromebook」を訊かれたら、私は選択の役に立つ強力な判断材料となるコンパスを提示することが出来ます。ただ、それはあくまで「私が客観的に見て人に安心して薦められる」Chromebookの一つの見方に過ぎません。けれど、実はそれ以上に大切なもう一つの視点があります。それは「あなたの心にフィットする」こと。もしあなたが「使ってみたい」「買ってみたい」モデルがあったら、その気持ちを大切にして下さい。それがあなたにとって一番のおすすめのChromebookです。

自分が欲しい、使いたい、と思ったモデルというのは、多少使いづらい部分があっても、だいたい「好き」や「気に入ってる」で乗り越えてしまえるものなんです。で、慣れてしまえばどれも同じです。そのうえで、使っていく中で少しずついろいろな知識や情報が自分の中で整ってきた時点で、自分には何が必要で、何が不要かを考えていきましょう。そうです、Chromebookって環境の移行も一瞬で済むのですから。

まだまだ知名度の低い国内Chromebook界隈ですが、それでもネット上を探せば教えたがりのChromebookユーザーがすぐに見つかります。そういう人に気軽に声をかけてみるのもよいかもしれませんね。私もそうした教えたがりの内の1人です。

また、その過程でこのブログの700弱あるChromebook関連の文章があなたの役に立てばいいな、とも思っています。既に古くなっている(修正できていない)文章も多々ありますが、最新版詐欺はしていませんので、「いつ頃書かれた文章か」確認しながらチェックしてもらえたら嬉しいです。

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あなたにとっての記念となる最初の1台。よい選択が出来ることを願っています。

GoogleのChromebookの国内TV CMが話題です。ビックカメラに続きヨドバシカメラでも販売が再開され、今まで届かなかった層にもChromebookを知ってもらえる良い機会になったのではないかと思っています。とはいえ、残念ながら現時点での国内のChromebookに関する情報は古い情報も多く、玉石混交で必要な情報にアクセスしづらいのも現実です。そこで今回は「まず最初に触れて欲しい情報源」についてまとめました。
日本でもChromebookのTV CMが始まり、駅や電車内でもChromebookの広告を見かけるようになりました。ただ、今回初めてChromebookというものを知った方にとっては「Chromebookって何?」「他のPCと何が違うの?」「何が出来るの?」といった疑問も多いのではないか、と思います。一般的に「起動が速い」「低スペックでもサクサク」といった言葉でお茶を濁しがちになってしまうのですが、ここで改めて別の視点からChromebookの特長について考えてみたいと思います。
TV CM放映以降、Chromebookに興味を持つ方が増えてきました。とても嬉しいことなのですが、今までの流れを考えてみると、恐らく最初に「気になる」のではないか、と思われるのが、端末毎に決められているサポート期間である「自動更新ポリシー」です。数年前に比べるとだいぶ知られるようになってきたことで、ある種の誤解や失敗は生じにくくなってきたのですが、反面最近は違った意味でマイナスに捉えられるようにもなってきているようです。
Chromebookって何でしょうか?何が出来て、何が便利なのか。今回TV CMで初めてChromebookを知った人や、知ってはいても今まで購入に至らなかった人の中には、もしかしたらなにか劇的な変化や、誰が見ても明確な魅力や特長、ならではの出来ることなどを求めている人もいるかもしれません。でも、実際は「普通に日常生活に溶け込んで、大きな不便もなく、普通に便利」なPCです。

Chromebookの購入を検討するときに覚えておいて欲しい幾つかの誤解と購入のポイント。

まずは漠然とした「Chromebookは安い」というイメージを「一旦」捨てましょう。

国内現行販売モデルから選びましょう。現在国内で販売しているメーカーは6社。うち個人でも入手しやすいメーカーはASUSとHP。

Chromebookのオススメ記事は「それがいつ書かれたものなのか」を必ず確認する。

海外モデルの購入を検討する際に気をつけたいこと。基本的に一部を除いてサポートは受けられません。

初めての分野は「価格最優先」で探すと失敗しやすいです。とはいえ、いきなり理想の一台に出会うのは難しい。そんなときは最後は自分の心を重視してください。

  • Chromebookの購入を検討するときに覚えておいて欲しい幾つかの誤解と購入のポイント。
  • まずは漠然とした「Chromebookは安い」というイメージを「一旦」捨てましょう。
  • 国内現行販売モデルから選びましょう。現在国内で販売しているメーカーは6社。うち個人でも入手しやすいメーカーはASUSとHP。
  • Chromebookのオススメ記事は「それがいつ書かれたものなのか」を必ず確認する。
  • 海外モデルの購入を検討する際に気をつけたいこと。基本的に一部を除いてサポートは受けられません。
  • 初めての分野は「価格最優先」で探すと失敗しやすいです。とはいえ、いきなり理想の一台に出会うのは難しい。そんなときは最後は自分の心を重視してください。