[かぶ] Chromebookを使ったからといって、出来ない何かが出来るようになったり、劇的に便利になることはありません。でも反対に大きく不便になることもありません。

[かぶ] Chromebookを使ったからといって、出来ない何かが出来るようになったり、劇的に便利になることはありません。でも反対に大きく不便になることもありません。

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国内でもChromebookのTV CMが放映され始めたことで、今まで届かなかった層にも興味を持ってもらえるようになったことは、既存ユーザーの一人としてとても嬉しいことです。そんなこともあって、前回まで3回に渡って、Chromebookって何?何が出来るの?何が魅力なの?といった疑問について、ちょっと長々と書いてみました。

ただ、恐らく多くの方にとってはこんな概念的な話ではなく、具体的に何が出来て、何が出来なくて、他と比べて何が違って、乗り換えることでどんなメリット・デメリットがあるのか、といった話が知りたいのではないか、と思います。

でも実際、Chromebookに変えたから、といって、何かが劇的に変わるわけでもありません。それは、国内でも少ないながらもこの数年間、普通にChromebookを購入して使ってきた人が、その後について継続的に発信しているわけでもないことから分かるのではないか、と思います。要は、

Chromebookを使い始めたからといって、特別大きな変化はないし、反対に大きな不便もないし、普通に使える

ということです。実際私もそうです。この3〜4年、Chromebookをメインに近い形で(自宅には夫婦共用のハイスペックのWindowsデスクトップPCもあるので)使ってきて、こうしてこのブログでは700近いChromebookについての文章を書いてきましたが、実際前述のような質問をされても、そんな劇的な、衝撃的な答えが出来るわけではないからです。でも、普通に使い続けているし、便利だし、不便も無いわけではないけど、大して気にならない。

単に使ってて楽だから使ってる

普通に使えて、何も気にしないでも使えるのが楽だから使ってる

というだけです。でもこの使ってて楽、はWindowsを3.1の頃から20年以上使ってきた私にとっても、非常に大きな魅力です。

新たにChromebookを使うのに「向かない」人。「オススメできない」人。

では誰が使ってもChromebookは楽で便利でオススメ出来るか、と言われるとそういう訳ではありません。少し思い浮かべてみた限りでも、例えば、

  • 職場でMicrosoft Officeを使っていて、その仕事のファイルを持ち帰って自宅PCでもやっている。
  • 音楽はiTunesでしか聴かない。ほかは一切使う気はない
    だからiTunesが無いと音楽を聴くことが出来ない。
  • 私は生粋のPCゲーマー。
    家にあるゲーミングPCの完全な置き換えとしてChromebookを考えている。
  • YouTuberなので、毎日とにかく動画編集を多く行う。
    そのためのハイスペックのPCを使っていて、それとの完全入れ換えを考えている。
  • カメラが趣味で、撮影した写真はクラウドではなく本体ストレージで管理。
    管理ソフトは絶対Lightroom Classic CC。

例えばこんな方であれば、今あるPCで行うのが最も快適だと思うんです。そして、もし今あるPCが何らかの理由で不調なのであれば、新たに同じ環境を構築できるPCを買い直したほうが良い

また、太字にしたように「〇〇するためには絶対に△△でなければならない」という人であれば、その△△が使えるPCでなければストレスになると思うんです。こういう人には幾ら「似たようなことが出来ますよ」といっても魅力でも何でもないからです。何故なら△△が使えないからです。

ただ、そうした絶対が外的要因(1番目に挙げた、仕事を自宅にも持ち帰ってやりたい、など)に因るものでなければ、意外と人間なんとかなっちゃうものだったりもします。

だって、思い出してみてほしいのですが、あなたの生活自体、いや、それだと少し大げさだな、PCやスマホの使い方だって、10年間全く同じ、というわけではないですよね?通信環境も変われば(昔は常時接続なんて夢だった)使っているPCもアプリも変わったはずです。中には当時愛用していたアプリ(ソフト)がいつの間にか開発終了になって、代替で今のアプリを使っているうちに、そればかり使うようになった、という方も多いはずです。

私もMicrosoft Officeがないと不便だと思っていた。

私自身、10年以上前から自宅のWindows PCにはMicrosoft Officeが入っていました。無いと困るもののように思っていました。ただ、その前は一太郎を使っていました(今も時々使ってます)。で、実際この10年振り返ってみると、Office(といっても主にExcel程度でしたが)は確かに使ってはいましたけど、未だに複雑な使い方は出来ないし、自己流です。で、今現在ですが、実は私、まったくOffice使ってません。

私の場合、仕事でExcelでなければならない取引先や職場があるわけでもなく、あくまで自分のプライベートで使うだけなので、Chromebook使うようになってから、何となくGoogleスプレッドシートで色々作るようになってたんですね。そうしたら、別にGoogleスプレッドシートで全く問題なかった。

Googleスプレッドシートって馴染みの無い方からするとMicrosoft Excelの機能削減版、劣化版のような印象を持たれているかもしれませんが、実際には全く別物で、むしろExcelよりも使い方によっては便利な部分も多々あります。

特に他人と共有しながら作業する時の気楽さ、気軽さは個人的にはスプレッドシートのほうが上です。それに、自分だけで使う分には、どこでも、どの端末でも、スマホでも、実家のPCでも開けて、他人とも気軽に共有できるほうが便利なのです。バックアップとか考えなくて良いし。

というように、意外と新しい環境を試してみたら、それで問題なかった。それも我慢して妥協しているわけではなくて、むしろ今ではExcelよりもスプレッドシートを使えるほうがありがたいくらいです。

意外とそんなものなんです。自分の中で「絶対にこれがないと困る」というものって、案外なくても他で代用できたり、代用のつもりが却ってそちらのほうが便利だったりすることもある。そんな時、「今まで出来なかった新しい何かが出来るようになった」のではなくて、「今までも使ってたことが出来る」だけに過ぎないんです。

もちろん反対にないと不便なものも確かにある。

例えば私の場合は現時点ではAdobeのアプリです。PhotoshopとLightroom CC。正直大した使い方してないので、Chromebookでも代用できるサービスがあると思うんです。で、それを探せば案外そちらのほうが前述のスプレッドシートのときのように楽な可能性もある。

ただ、今のところ自分の中でPhotoshopとLightroomは気分的に使いたいところがあって、他に乗り換えよう、という気(気持ちでもあり気力でもある)が起きないんですね。こういうものがある場合には、その部分においてはChromebookへの乗り換えは出来ません。

だから、私は20年来使ってきているWindows PCからChromebookへ完全移行する気は全くありません。その部分は今も、とりあえず当分も、かな、自宅のWindows PCを使うと思います。

と、ここで、

「ならWindows PCを使えば良いじゃないか。WindowsだってGoogleスプレッドシート使えるんだから」

と思われる方もいるでしょう。とにかく0か1、どちらか一つにしなければならない、するべきだと思っている方にとっては、それでも敢えてChromebookを私が使う理由が分からないと思います。

Windows PCでも出来るのに、なんでわざわざChromebook使う必要があるの?

そんな疑問ですね。もしかしたら今回初めてChromebookというものを知った方や、以前から知ってはいても、いまいち購入に至らなかった方、というのはこういう心境に近いこともあるのかな、と思います。

「スマホで済むのにPCなんて要るの?」と同じ、いつまでも平行線を辿る議論です。

ちょっとここであなたに質問してみたいと思います。あなたがスマホとPCを両方使っていると仮定させてください。そのうえで、スマホしか使っていない人にこんな質問をされたらどうしますか?

えっ?スマホでもメール出来るじゃん。ネットも見られるし音楽も聴けるよ。レポートだって書ける。PCなんて要るの?

なんでスマホでも文章やブログ更新出来るのに、わざわざPC使うの?

どう答えるでしょうか?あ、人それぞれ、は無しです。それ言えるなら、今回の文章、冒頭からまったくの無駄になっちゃうので。

スマホでも出来るけど、PCだとより便利だから、楽だから、使っている、という感覚ってありませんか?

でも、だからといって、PCだけにして、スマホをやめる、という選択肢は取らないですよね?

それぞれに長所短所があり、それらは明確ななにか、というわけではないけれど、楽で便利な方を使っている。使い分けている。

Chromebookと他OSのPCやスマホとの関係も同じだと思うんです。別に一つに絞る必要なんてないんです。

他人の言う「〇〇が出来ないからオススメ出来ない」も「オススメ」も、他人の用途に過ぎません。

「Chromebookってどうなの?」と聞くと、恐らく様々な答えが返ってくると思います。

  • 「〇〇が出来ないからオススメできない」
    →その人にとっては〇〇でなければならないので、〇〇が出来ないChromebookはその人にはオススメできない。
  • 「〇〇と△△をやる程度ならオススメだよ」
    →あくまでその人にとって〇〇と△△が「やる程度」レベルのことであるだけで、あなたにとってそれに絶対に必要ななにかがあるのであれば、オススメ出来ない可能性も十分にある。

要は他人の用途において、オススメかオススメではないか、に過ぎないんです。あなたにとってオススメかどうか、なんて誰にも分かりません

今回挙げたように、意外と人って適応する生き物です。もちろん年齢や好奇心の衰えによって、新しいことを試す気力というのはなくなってくるので、誰でも適応できるわけではありません。

あなたがもし悩んでいるのだとしたら、とりあえず使ってみて欲しい。それは、結局使ってみないと分からないからです。それはChromebookに限らないですよね?スマホでもPCでも、いや、新しい趣味でも。新しいことって頭で幾ら考えてたって「やらない理由」「出来ない理由」が浮かんでくるだけです。大抵、人は他人からどう言われようと、結局自分自身の心が大きく動かなければ動かないんです。

そんなあなたの心が、とりあえずChromebookに反応したのであれば、まずはちょっと触ってみて欲しい。幾らブログを読んでも、信頼できるYouTuberの動画を見ても、わかったようでいて、結局分からないのが新しい世界です(きっかけにはなりますが)。

だから、興味持ったなら変な言い訳や屁理屈言ってないで、さっさと使ってみて、合わなければ「自分には合わなかったな」で良いじゃないですか。もしかしたら、意外と自分の生活に自然に溶け込んで、「人にはうまく説明できないけど」気に入って使う道具の一つになるかもしれません。

最後に。もし興味を持って貰えたら、当ブログのChromebookページもご覧頂けると嬉しいです。700弱の文章があるので、なかなか目的の内容に辿り着きにくいかもしれませんが、この3年ほどの流れが掴めるのではないか、と思っています。

ただ、その際にもその文章がいつ書かれたものなのかは確認することは忘れないでくださいね(追記や修正が間に合っていなくてごめんなさい)。

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Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

また、Kindle Unlimited会員Amazonプライム会員の方は、それぞれ無料でお読みいただけます。

現在発売している書籍は下記の5冊です。

「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。

新たにChromebookを使うのに「向かない」人。「オススメできない」人。

私もMicrosoft Officeがないと不便だと思っていた。

もちろん反対にないと不便なものも確かにある。

「スマホで済むのにPCなんて要るの?」と同じ、いつまでも平行線を辿る議論です。

他人の言う「〇〇が出来ないからオススメ出来ない」も「オススメ」も、他人の用途に過ぎません。

  • 新たにChromebookを使うのに「向かない」人。「オススメできない」人。
  • 私もMicrosoft Officeがないと不便だと思っていた。
  • もちろん反対にないと不便なものも確かにある。
  • 「スマホで済むのにPCなんて要るの?」と同じ、いつまでも平行線を辿る議論です。
  • 他人の言う「〇〇が出来ないからオススメ出来ない」も「オススメ」も、他人の用途に過ぎません。