[かぶ] Acerに続いてASUSのChromebook Tabletも発売されるし、そろそろChrome OS用キーボードについて考えようか。

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[かぶ] Acerに続いてASUSのChromebook Tabletも発売されるし、そろそろChrome OS用キーボードについて考えようか。

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昨日、ASUS JAPANが日本でもChromebook Tablet(CT100PA)を発表したことで、国内で入手できるタブレット型端末が2種類になります。

ASUS JAPANは5月24日、同社が今年のCES2019で発表したChromebookの中からCT100PA、C204MA、C214MAの3モデルの国内発売を発表しました。発売日はEMRペン非対応のC214MA-BU0029(7月下旬発売)を除き、6月7日(金)となります。発売はASUS Store Akasaka及びASUS Store Onlineのみ。今回はそれぞれのモデルの特徴と合わせてご紹介します。

また、Pixel SlateやHP Chromebook x2のようなデタッチャブルタイプのモデルを使われている方や、最近少し話題になり始めているChromeboxを検討されている方もいるでしょう。

となると、気になるのがキーボードです。

基本的には他OS用のキーボードでも言語設定さえ間違わなければ使うことは可能です。ただ、最上段のファンクションキーなど、一部キー配列が違ったり、特殊な機能を持たせているキーもありますので、出来ればChrome OS端末用のキーボードが1つ欲しいところです。

そこで今回は、現時点で入手可能なChrome OS端末用のキーボードについてまとめてみたいと思います。尚、既に持っているものに関しては使い勝手も合わせて、また今後もこれらのキーボードは少しずつ揃えていきたいと考えていますので、購入の際には使い勝手を追記したいと思います。

Belkin Wired Tablet Keyboard for Chrome OS

昨年の発表当初から話題になり、発売が待たれていたのがこのBelkinの主にChromebook Tablet(当時はAcer Chromebook Tab 10)を想定して作られたこちらの2種類の有線キーボードです。

タブレット用の結構しっかりしたスタンド部分が付いているかだけでなく、キー配列も若干違います。

またワイヤレスではなく有線タイプであることも個人的には魅力です。通常ですとワイヤレスを使いたくなるのですが、ChromebookはWi-Fi接続が主になりますし、Bluetooth接続が意外と端末によって相性が出やすいこともあって、有線の安心感というのは大きいです。

Acer Chromebook Tab 10の米国発売当時から話題になっていたbelkinの「Chrome OS配列」のWired Tablet Keyboard(2種類)が米Amazonで日本直送可で発売になりました。それぞれ.99(Stand無し)、.99(Stand有り)と非常にお手頃です。そこで改めてこれらのキーボードの特徴について触れてみたいと思います。

価格がそれぞれ$39.99、$49.99と比較的手頃なことも魅力。送料手数料等を考えると折角なら2つまとめて購入してしまいたいところなのですが、文章作成時点(2019年5月25日)でスタンド付きのほうが品切れになっていまして、セラー販売で価格が上がってしまっているのが残念です。(追記:28日時点で再入荷したようです)この後触れるDELLのキーボードと合わせて3つまとめて購入しようかな、と考えています。

Dell Computer Multimedia Keyboard for Chrome KB115

最近Chromebookでも初のテンキー搭載のモデルが発表されましたが(発売が未定ですが)、

AcerはNew Yorkで開催されたGlobal Press Conferenceでもあるnext@acer 2019にて、新作Chromebook 2モデル(714と715)を発表しました。どちらも指紋センサー搭載、MIL規格のモデルで、15.6インチの715はChromebookとしては初めてのテンキーも搭載しています。そこで今回は簡単に発表されているスペック等の内容を眺めながら、このモデルについて見ていきたいと思います。

外付けキーボードでChrome OS端末用でテンキー付きというのはありがたいな、と思います。主にChromeboxやChromebaseを想定したモデルでしょうか。大きさは前述のBelkin製に比べると大きくなりますので持ち運びには向かない気もしますが、出先ではタブレットとして、入力も音声入力メインで使いつつ(ソフトウェアキーボードでも良いのですが)、自宅で腰を据えて何か作業をする際にはこちらのキーボード、というのもありかな、と思います。

実売価格が$24.99ということで、キータッチ的に快適かどうかは気になるところではありますが、他の注文と一緒に、というのもありかもしれませんね。私は前述のBelkinのキーボードの入荷のタイミングに合わせようかな、と思っています。

Brydge C-Type Wireless Desktop Keyboard

今月16日に発売されたばかりで話題にもなったBrydgeのC-Type Wireless Desktop Keyboard。iPad用のキーボードなどで有名なBrydgeですが、Chrome OS端末用としてはPixel Slate用のMade for Pixel Slateキーボードとして既にG-Type for Google Pixel Slateを発売しています。私も以前購入しました。

Google Pixel Slateはキーボードが別売りとなっています。一般的にはGoogle純正のSlateキーボードを選ばれると思うのですが、もう一つ強力な選択肢があります。それが今回ご紹介するBRYDGEのG-Type Wireless keyboard for Google Pixel Slateです。本体と一体感のある厚みと質感、そして色。しっかりと固定されて反応もスムーズでキータッチも良好で、普段クラムシェルPCとしてどこでも気軽に開いて使いたい方にオススメのアクセサリーです。

こちらは価格が$159.99(G-Type for Pixel Slate)となかなかするのですが、それだけに純正と言われても納得できてしまうほどしっかり出来ています。キータッチも悪くありません。Pixel Slateをクラムシェルメインで使う方には最適解の一つです。

そのBrydge G-TypeのChrome OS端末用の新たなキーボードとして今回もとても期待しています。そして今回は上記の画像にもあるように、BluetoothとUSB-CのDual Connectivityです。無線でも有線でも使えるのは大きな魅力です。またGoogle Assistant Keyも付属していますので、こちらも果たしてPixelbookやPixel Slate以外でも使えるのか気になるところです。

またこのシリーズは今年の秋に同じくDual ConnectivityのC-Touch Wireless Desktop Touchpadが発売予定。こちらを楽しみに待たれている方も多いはず。Brydgeのこれらの製品は米Amazonからは日本へは直送不可ですが、本家サイトからであれば直送が可です。価格はそれなりにしますが($100前後)検討の価値ありの魅力的な製品の一つだと思っています。

ASUS Wireless Keyboard Mouse for Chrome devices

正確には現時点では販売終了している商品ですが、一応ご紹介。今後ASUS JAPANもCT100PAを出しますし、Chromeboxなどを展開する上では質の良いキーボードの提供というのは需要があると思いますので。

発売当初は別の用途を想定していたものが、時を経てまったく違ったニーズが生まれる、ということが時々起こります。今回取り上げる商品は、そうしたモノの一つではないか、と感じています。それが、「Chrome OS用日本語配列」の無線キーボードとマウスです。元々Chromebox用に作られたこともあり、この非常にニーズが限られているのですが、今後Chromebookでもタブレット端末やデタッチャブル端末が増えてくると、この商品は非常に数少ない「日本語配列」として非常に貴重になってくるかもしれません。

ということで、珍しい日本語配列のワイヤレスキーボードとマウスのセットです。発売自体は前回、日本にChromebookが入ってきた頃なので3年以上前になるでしょうか。当時Chromeboxも一般に向けて販売していまして、それに付属していたセットなのですが、保守パーツとしてASUS Store Onlineiconでも販売していました。最近になりChromebook Tab 10が発売された際にふと思い出し、海外のサイトをさんざん探したものの既にどこも売り切れ、諦めかけていたところを、ある方から「日本のASUS Store Onlineiconにありますよ」と教えて下さり、無事購入できました。その際にこちらでも紹介、その後1週間くらいは在庫ありだったので(その後在庫なしに)、他にも買われた方はいたようですね。

個人的にありがたかったのは接続がBluetoothではなく専用のドングルだったこと。ただ、これが最近のモデル(特にタブレット)だとUSB-C端子しかないため直接挿せず(USB-A)間に変換アダプターを挟む必要があるので、かさばってしまうのが惜しいです。とはいえUSBドングル自体まだまだUSB-Aが主流ですし、この辺は仕方ないのかな。マウスはコンパクトさは魅力ながら価格なりの使い勝手、キーボードはストロークは浅めながら、個人的にはあまり悪い印象はありません。

購入検討の際には「接続時に自動でクラムシェル(PC)モードに切り替わるか」も確認。

Chromebookのタブレットモード及びChromebook Tabletの通常(Tablet Mode)の状態に外付けのキーボードを接続すると、自動でクラムシェル(通常のPC)モードに切り替わります

ただ、これが機器によって相性があるようで、切り替わってくれるキーボードと全く切り替わらないキーボードがありまして(マウスだけでも切り替わるものもあります)例えば今回紹介したASUSのセットは残念ながら切り替わりませんでした。この辺りちょっと惜しいかな、と思います。まぁ元々当時はコンバーチブルやタブレットでの使用自体想定していなかったでしょうし、仕方ない面もあるとは思いますが。

これはChrome OS用でなくても、他OS用のBluetoothキーボードでも接続時にPCモードに切り替わるものも多々ありますので、今後そうした情報が増えてくると良いな、と思っています。こちらでも検証したものはどんどん上げていきたいと思います。

ひとまず今回は5つのChrome OS用キーボードをご紹介しましたが、また見つけましたら追記したいと思います。

Belkin Wired Tablet Keyboard for Chrome OS

Dell Computer Multimedia Keyboard for Chrome KB115

Brydge C-Type Wireless Desktop Keyboard

ASUS Wireless Keyboard Mouse for Chrome devices

購入検討の際には「接続時に自動でクラムシェル(PC)モードに切り替わるか」も確認。

  • Belkin Wired Tablet Keyboard for Chrome OS
  • Dell Computer Multimedia Keyboard for Chrome KB115
  • Brydge C-Type Wireless Desktop Keyboard
  • ASUS Wireless Keyboard Mouse for Chrome devices
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