[革靴] 革靴メーカーの現状を嘆くならお金を出して買いましょう。それが無理ならせめて自分の後継者を育てましょう。

[革靴] 革靴メーカーの現状を嘆くならお金を出して買いましょう。それが無理ならせめて自分の後継者を育てましょう。

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こちらは以前のブログ Life Style Imageで2016年1月22日に書き、また電子書籍にも載せた文章です。何年経ってもこの想いは変わらないこと。また、以前のページがうまく移行出来なかったことから、今回再掲します。

昔私の好きな海外ドラマでこんな台詞(字幕翻訳ですが)がありました。

家族を精一杯愛せ。愛し尽くせなかったと後悔するな。

以前、雑誌「クウネル」のリニューアルの話題について触れましたが、AmazonのレビューやTwitterでの呟きを眺めている内に、これは雑誌に限らず革靴でも同じ事が言えるなぁ、と思ったのです。

もし、今まだあなたの好きな靴メーカーが残っているのであれば、常日頃から買いましょう。そのメーカーなりお店にお金を落としましょう。廃業、閉店してから幾ら悔やんでも手遅れです。

またそのメーカーがデザインや作りで方針転換してから「昔の○○は良かった」と言っても、自業自得です。あなたをはじめ、そういう昔の○○を好きな層が今も継続して買い続けなかったから悪いんです。

最近の○○は妙にデザインに走りすぎてる?高くなりすぎた?色気づきすぎた?
それはそうした靴が売れているからです。今、そのメーカーにお金を出している人がそういうモノが好きなんです。

広告や人件費などが上乗せされて一気に高級ブランド化してきた?日本だけ高い?仕方ないです。だって今そのブランドの靴をただ単に好きなだけではなく、実際にお金出して買っている人たちがそういうのを望んでいるんですから。

私たちの好きな靴の魅力を伝えていきましょう。

「そうは言っても昔と今では事情が違う。そう何十足も買い続けられない。」

と思われる方も多いと思います。昔は若かったから金使えたんだ。けれど最近は靴の値段も上がったし、私にも守るべき家族が出来た。色々他にも金がかかる。

そうした理由は分かります。私も最近は以前ほど勢いよく靴を買えなくなりました。

けれど、それならば後継者を育てましょう。そんな私たちの好きな靴の魅力を伝えていきましょう。私たちの代わりにそのメーカーにお金を使える人材を作りましょう。

もし好きな靴の形やイメージ、そしてコダワリがあるのであれば、それを自分の中だけや、仲間内だけで共有するのではなく、またひっそりと楽しむのではなく、その魅力を伝えましょう。私たちが伝えないから、その良さが伝わらないんです。

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私にも好きな靴があります。いつまでも残って欲しい靴があります。

私にも好きな靴のイメージがあります。そしていつまでも残って欲しい形があります。例えばロイドフットウェアの靴。私の革靴の原点です。気がつけばついに青山店と銀座店が統合して、銀座店一店のみになってしまいました。果たしていつまで残っていてくれるでしょうか。

けれど、私はもし今ロイドフットウェアが思い切り方針転換して若者受けする、現代的な靴を売り出したとしても、いや、それどころか店を畳んでしまっても何も言えないんです。何故なら最近私は全くロイドフットウェアで靴を買えていないからです。お金を使っていないんです。

でもそんな時がきたら私は言ってしまうと思うのです。今回の雑誌「クウネル」のリニューアルで☆1つをつけて惜しみ、悲しみ、二度と買いません、と言っている人と同じような言葉を。

以前の「クウネル」を惜しむ人たちのレビューを見ていると大半の方は定期購読をされている方のようです。それならばその気持ちは分かります。突然一言も言わずに方針転換されたらそれはショックです。

けれど、私はコンスタントにロイドフットウェアで何かを買っている訳ではありません。その良さを次の世代なり他の方に伝えることすら出来ていません。そりゃ、店舗も統合されるし、数年後に無くなっていても何も文句は言えません。

もし今、まだあなたの好きな靴がこの世に残っているのであれば。

お金出しましょう。

「そんな身も蓋もない。世の中お金だけではない。」

確かにその通りなんです。流行とは無縁で自分のスタイルを貫き通すことも美しいと思います。素晴らしい事です。けれど、お金を出すということも、応援の一つであり、そのブランドを支える大きな力でもあるんです。続いていくにはお金が必要なんです。

だからこそ、もし今、まだあなたの好きな靴がこの世に残っているのであれば、そのメーカーが出し続けているのであれば、お金を出して買いましょう。もし自分が買えないのであれば、代わりに買ってくれる誰かにその良さを伝えましょう。無くなってしまう前に。まだ間に合います。

お金の話になると嫌な顔をする人も多いと思います。勿論法制度の問題もありますが、日本には寄付をしたり、誰かをお金で支える、という文化があまりありません。ボランティア、無償奉仕が尊ばれる社会です。けれど、メーカーに無償奉仕を求めたら、誰が支えるんでしょうか。

冒頭の言葉です。

家族を精一杯愛せ。愛し尽くせなかったと後悔するな。

家族はもちろんのこと、自分の好きな雑誌でも、革靴でも、失ってからその大切さに気付いても遅いんです。まして失うまで全く支えようとしてこなかったのであれば。

と言うことで、これからも私は一人でも多くの方に私の好きな靴の世界を知ってもらいたい、あわよくば買ってもらいたい、と思いながら文章を書いていきたいと思います。

だって、嬉しいじゃないですか。お手入れの文化が根付いたら。ストチやプレーントゥを愛用する人が増えたら。あくまで私の主観ですが。

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現在発売している書籍は下記の4冊です。

「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。

私たちの好きな靴の魅力を伝えていきましょう。

私にも好きな靴があります。いつまでも残って欲しい靴があります。

もし今、まだあなたの好きな靴がこの世に残っているのであれば。

  • 私たちの好きな靴の魅力を伝えていきましょう。
  • 私にも好きな靴があります。いつまでも残って欲しい靴があります。
  • もし今、まだあなたの好きな靴がこの世に残っているのであれば。