[かぶ雑感] Chromebookを取り巻く「初心者お断り」の空気に対する想いを改めて(2020.2.3)。

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[かぶ雑感] Chromebookを取り巻く「初心者お断り」の空気に対する想いを改めて(2020.2.3)。

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私、普段Chromebookに関して感じたことはその場でTwitterでツイートしてしまいます。結構長文、何ツイートになることもあって、フォローいただいている方々には少々申し訳ないのですが、その過程である程度自分の中で考えがまとまってきてブログの文章になることもあります。ただ、反対にツイートしてスッキリしちゃって文章にまとめる気力なくなってそのまま消えていってしまうモノも多く、勿体ないなぁ、と思っていました。

そこで、気がついた時にこちらで[かぶ雑感]という形で残しておきたいと思います。普段に比べて細かいスペックやリンクなどは調べずに書いていきたいと思いますので、Twitterされてない方や「ついでだから雑談にも付き合ってやるか」という方はお付き合い頂けたら、と思います。

今回はこれ。

ちょうど著名な情報サイトのChromebookレビューで「ChromeOS界隈で感じること」として書かれていたことがきっかけなのですが、

https://win-tab.net/asus/chromebook_flip_c434ta_review2_2002013/

私自身もChromeOSの勝手を知りたいため多方面で情報を拾ったりしているのですが、ある種Linux界隈と同様の難しさを感じました。その難しさとは「最新情報なのかが分からない」ことと「そもそもの情報量が少ない」の2点です。

今後ChromeOS搭載機種を手にされる方は少なからず何が出来るのかを調べられると思うのですが(ウインタブの記事も含めて)「いつ時点の記事か」を意識された方が良いと思います。機能の拡充や変更がWindowsに比べてもペースが速く、現状のユーザー層がコアな人が多いこともあり、「初心者お断り」感のある情報が増えてきていることは正直憂いを感じます。

いや、至極ごもっともなご意見だと思うのです。特に前半は私もこのブログで常々触れてきたことです。Chromebookも(他のPCやスマホと同じく)情報が古くなるのが早いので、その記事がいつ書かれたものかを確認することが大切です。その意味で、現時点でのChromebook普及においての悩みと言っても良いと思っています(ただ、これはもしかしたら日本に限らない話かも)。

界隈」については先月初めにこんな文章を書いたのでここでは省きますが、

ここ1〜2年ほど折に触れては言われていることなのですが、Chromebook界隈の空気が良くないようです。一部のChromebookユーザーが初心者を排除するような、馬鹿にするような空気を作り出している。そのため、新しく興味を持った人が入りにくい、閉鎖的な空気を作ってしまっている。最近はその傾向が強い。厄介なオタクの集団化している。というのがその理由のようです。ところでこの「界隈」というのはどんなものなんでしょうか。

これって結構難しいんですよね。Chromebookって確かに初心者からすれば分からないことだらけなのだと思うのですが、それってスマホ初心者やWindowsなどのPC初心者にも当てはまることでして。実際スマホを使用し始めて間もなく2年になる実家の父親にとってはスマホ界隈自体が今も昔も「初心者お断り」な世界ですし。

で、私自身は意識してコアな情報を発信している訳でも、初心者お断りだと思ってる訳でもありません。

以前「日本のChromebook界隈の情報発信者はハードウェア情報にばかり情報が偏っていて、開発系の情報がほとんどない。それが普及の妨げになっている。」といった類のご指摘を頂いたこともありました。

実際Twitterを眺めていても、ChromebookをLinux目的で買われる方、買ってすぐChromebookとして使わずにLinuxとして使っている過程での使い勝手などをツイートしている方を多く見かけます。

むしろごく普通の何も特別な使い方をしていない人のそんな日常の発信のほうが少ない。

また、そういう「何も特別な使い方をしていない人」って書くこと自体が特にないので、一度書いたきり、ということも多くなりがちです。これ、仕方ないことなんですよね。だって書くことないんだもん。でも書くことない、ということは、その後特に苦戦もせずに日常の道具と化しているか、もしくは飽きて全く使ってないかのどちらかなんだと思います。

で、情報が古くなってしまうことに関しては、もう数書いて、過去の記事もどんどん最新の情報にリライトして、検索して目に飛び込んでくるChromebookの情報がすべて最新版の情報になっていることが望ましいのかもしれませんが、私の記事だけでも既に600超えてます。正直苦行です(楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが)。

例を挙げれば、最近でもほんの数ヶ月で自動更新ポリシー一つとっても情報2回変わってるんですよ。それ、600以上の記事の中から全部抽出して一つ一つ修正していく(しかも今後も度々変わる)のは、単純な趣味としてChromebookについて書いているブロガーとしては気が遠くなる作業です。もちろんリライトするのは自動更新ポリシーに限らないし。

この本だって出したの1年半前なんですよ。Chrome OSの魅力、特長については当時と大きく変わっていないと思っていますし、私が惹かれる部分も同じですが、機能や機種の情報などは流石に情報古くなっています。そして改訂が追いつかずにいます(そんなに売れてないし)。

ただ、そうした中でも、個人的にはこれだけ知名度なくて、日本では使ったことのない人のほうがChromebookについて論じてる(話題に出す)ことが多くて間違った情報が飛び交っている中で、ただでさえ小さすぎる市場(一時は北米市場で1日に売れる台数と日本市場で1年に売れる台数が同じくらいだったことも)において、その市場(文教法人市場)から更に台数的には2桁も3桁も違う販売台数でしかない個人向け市場においては、個人ユーザーの情報発信、結構頑張ってると思うんですけどね。

果たして国内に個人ユーザーがどれだけいて、そのうち一般的な使い方をしている人がどれだけいて、更にその中で積極的に日々情報をリライトしながら基本情報を発信していく人がどれだけいるのか、という話です。

とはいえ、それだけでは単なる言い訳になってしまうので、今の私なりに出来ることを考えていくと、結局このブログでの日々の情報発信やTwitterでのクドいくらいの毎日のツイート、更にSlackのワークスペース(Chromebookコミュニティ)の運営や、

https://goo.gl/forms/QU6u0EZTmoWqvs5J2

一昨年15回ほど開催したChromebookオフ会(東京、浜松、大阪などで開催しました)を今年はもう少し規模を大きくして一般的にしていくこと、更に、今少し編集が遅れていて申し訳ないのですが、地道にChromebook会報誌で「いろいろなChromebookとの日常」を紹介していくこと

半年ぶりに募集したChromebookユーザーによる会報誌「Chromebookのある それぞれの365日」。今回でDay 4となりますが、正直状況としてはかなり厳しいな、と感じています。今回、アンケートも用意させて頂きましたので、お時間のある方は是非ご回答頂けたら、と願っています。

かな、と思っています。最近はメーカーの方々も今まで以上にやる気になられているので、そうした方々とも連携していろいろなことが出来たらいいな、と思っています。あとはそれが「閉鎖的」「初心者お断り」にならないように‥といっても、私自身Linuxも未経験ですし、用途的には大したことに使ってないので、最近受けるChromebookに関する質問のほうが専門的すぎて答えられないことも多々出てきています。そういうの見かけたら助けてください。

またGoogleフォームでアンケートでも取ってみましょうか‥そのときはご協力お願いします。