[かぶ] ハイスペックのChromebookは他OSのPCと比べてではなく「ChromeOSに適した使い方」において、より快適になると思っています。

[かぶ] ハイスペックのChromebookは他OSのPCと比べてではなく「ChromeOSに適した使い方」において、より快適になると思っています。

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私の愛用するChromebookはCore i7、16GB RAMに512GB NVMeを積んだPixelbookです。更にCore i5版のThinkPad 13 ChromebookやCore m3版のASUS Flip C302CAなどもあります。そうしたこともあって、私は以前からハイスペックのChromebookなんて不要、と思われている方に対しては、前回の文章の最後でも触れましたが、

ちょっとハイスペックChromebook試してみない?今までとは違った快適さがあるから。
そして人によってはハマって抜け出せなくなるから。

といったことを書いてきました。頭で考えずに、無駄だと決めつけずに、とりあえず試してみて欲しいなぁ、と思っているのは今も変わりません。ただ、このハイスペックのChromebookに関しては、昨年から魅力を色々な表現で書いてきてはいながらも、なかなかうまく伝えられずにいます。

そうした中で、ネット上で見かけた投稿や記事などを眺めていて、少し自分なりに感じた部分があったので、今までの私自身の文章に補足するような形で今回は書いてみたいと思います。

ハイスペックのChromebookであればWindows PCやMacBookと同じくらい快適か。

ASUS ZenBook 3 & Google Pixelbook

ZenBook 3 UX390UA(Windows PC)とPixelbook(Chromebook)

素直にWindows PCやMacBookを使ったほうが快適だと思います。Chromebookが幾らハイスペックになろうが、WindowsやmacOSと同じ快適さは得られません。ただ、誤解してほしくないのは、それは

Windows PCが幾らハイスペックになろうがMacBookと同じ快適さは得られない。
MacBookが幾らハイスペックになろうがWindows PCと同じ快適さは得られない。

というのと全く同じです。

「でもWindows PCやMacBookであれば、Chromebookと同じくらい快適でしょ?」

とあなたは思うかもしれません。ChromeOSで一般的に出来ることって、日常の何気ない用途が多いので、そうした意味ではChromeOSならではの魅力というのが分かりにくいのも大きな原因だとは思っています。だいたい想像出来る用途って、ChromeOSに限らず、別にWindowsでもmacOSでも出来るんです。だから、Chromebook、ChromeOSは「安いからこそ意味」があり、「ハイスペックにするなら何もChromeOSを使う必要はない」と思われても不思議ではありません。そして、そう考える方にとっては、ハイスペックChromebookって確かに価値は無いと思います。

そのOSに適したことは、そのOSのPCをハイスペックにしたほうが快適になる。

もしあなたの用途がWindowsでしか出来ない、もしくはWindowsだと快適なのであれば、下手に他のOSでそれをやろうとするよりも、使っているWindows PCでの環境(スペックだけでなく、液晶やキーボードなどの環境も含めて)を上げたほうが快適になります。そして、それは他OSで幾らお金をかけても難しいと思うのです。同じ快適さは得られません。

同様にmacOSでしか出来ない、macOSだからこそ出来る、という快適さも、他OSのPCが幾ら背伸びをしても、やっぱり無理があるんです。それより素直にお持ちのMacをグレードアップしたほうが良い。

ハイスペックChromebookも、ハイスペックにすることで他OSと同じように快適になるのではなく、あくまで

ChromeOSに適した用途において、より快適になる

と考えてもらえると良いのかな、と思います。だから、もし手元にWindows PCやMacBook等があるのであれば、幾らハイスペックにしてもChromebookはその代わりにはなれません。素直にWindowsやmacOSを使ったほうがストレスもないし、快適に使えると思います。

ではChromeOSに適した用途ってなんだろう?

ChromeOSの魅力、と言っても、恐らく一言で誰もが納得する答えを見つけることは出来ないと思っています。

「そこまで偉そうなことを言うなら、ChromeOSにしか出来ないことを教えろ」

と思われた方もいると思います。ごめんなさい。これについては未だに明確な答えは私の中にはないし、もしあったとしても、その方にとってその用途や快適さが必ずしも理解されるとは限らないと思うのです。また、水掛け論に終わることも多い。そして、こうしたことって無理に他OSと争う必要って無いと思うんです。どれが優れてるとか、どーでも良いじゃないですか。

私は Windowsも好きですし、3.0の頃から使っています(その前はMS-DOS)。そして今でも我が家には自作のデスクトップPCがあり、相変わらず自作も楽しんでいます。私はWindowsで快適なこと、またWindowsだから出来ると思っていることが色々ありますし、だから手放せませんし、手放す気もありません。ただ、もしかしたらそう思っているけれど、それは他OSでも普通に出来たり、人によってはそちらの方がより快適かもしれません。でも別に構わないと思っています。

また、macOSは今まで使ったことがありませんが、これだけ愛用者がいて、他OSは使えない、と言う方が多いということは、やはりそれだけの魅力があるのだと思います。私も時々MacBook欲しくなりますから。試してみたいじゃないですか。そして、使ったことがないので、私はmacOSにしか出来ない、だから快適なことというのは肌感覚ではわからないし、説明も出来ません。だから比較する気もありません。

ChromeOSの魅力として挙げられる軽さや安さというのは確かに大きな魅力です。

先程「そのOSに適したことは、そのOSのPCをハイスペックにしたほうが快適になる。」と書きましたが、その逆の考え方もあるかな、とは思っています。幾らハイスペックでも、その分失われてしまう快適さもあります。Pixelbook、快適ですがその分バッテリーの持ちは落ちているかもしれません。また、Windows PCでもスペック上げれば確かにより快適にはなりますが、例えば自作のデスクトップのタワー型PCは場所は取るし金はかかる割に、自分の用途で考えると明らかに無駄感が多いかもしれません。もっとスリムでコンパクトでスペックも抑えたWindows PCのほうが気持ち的に楽かもしれません。

そうした意味では、用途によってはChromeOSでも十分、といった代用的な考え方として、またメンテナンスの容易さや価格の安さの割に自分の用途であればストレス少なく使える、といったバランスを考えて魅力と捉える方が多いのも分かります。多くの方にとってChromeOSって、Chromebookってそういう立ち位置が一番分かりやすいと思うのです。

私は、私が自分の環境の中で、Chromebookを使う状況において、より快適さを感じてしまったのでハイスペックのChromebookを使っています。この快適さは、あくまで私がChromebookを使う状況において快適です。だから、私がWindowsを使って作業する状況において、Chromebookを使うかと言えば現時点では使いませんし、無理に使おうとも思っていません。同様に、私がChromebookでより快適だと感じていることに関しては、どうもWindows PCではしっくりこないのです。だから、その用途をよりWindows PCのスペックを上げて代用しようとは思いません。それならChromebookの環境を上げたほうが良いかな、と。この辺りの感覚は正直、私もうまく言葉に出来ないし、よく分かっていないのだと思います。

私が言えるのは、少なくとも私にとってのChromeOSが適した使い方というのはありますし、その使い方においては、より快適にするにはChromebookのスペックを上げるのがシンプルで簡単だった、ということです。

ChromeOSの用途って他OSと被ることも多いですし、また多くの方が魅力を感じる点もこの他OSと被る部分での用途において価格が手頃で使い倒せる気軽さにあるのだと思っています。だから余計にこうした話は難しく、また伝わりにくく、また私自身ももどかしくあります。ただ、常々「ハイスペックChromebookは快適だよ」と発信し続けている者としては、今後も他OSと比べて云々ではなく、ChromeOSが肌に合う人にとってはよりハイスペックであったり、より(液晶やキーボード周りなども含めて)コストのかかったChromebookが持つ快適さというのがあるんだよ、ということを手を変え品を変え発信していきたいな、と思っています。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。