最近も精力的にTwitter上で「Chromebook」という言葉を見つけては絡んでいるおふぃすかぶです。最近は「クロームブック」も加わりました。
「Chromebook」と呟いた途端にマークされるのでは、おちおち呟いてもいられない、と感じる人もいてもおかしくないよね。実際何名かにはブロックされておりますし。今後も無言でFF外から失礼しますが、私のことは嫌いでもChromebookのことは嫌いにならないでください。#どこかで聞いたな
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) February 8, 2018
FF外から断りもせず突然RTといいね及び話しかけてくるので、不快だと感じられる方ももちろんいらっしゃるようで、そこそこブロックされております。それでも日々Chromebookに興味関心を持たれそうな方を見かけると落ち着かず、声をかけたくなってしまうのですが、意外と小心者でして、一度拒まれると結構動けなくなります。でも遠くからこっそり眺めてる。怪しいな、やっぱり。
ということで、普段あまりこうした一般的な内容を書くことはないのですが(単に書けないだけともいう)「Chromebookのオススメ教えて」という方も結構見かけておりますので、今回は無言でFF外から失礼せずに、自分のブログでその思いの丈をぶつけたいと思います。題して「私がChromebookを今、人に薦めるのであればこのモデルを選びます」2018年2月版です。
私が今、Chromebookを人に薦めるのであればこのモデルを選びます。
きっかけはAndroid Centralのこちらの記事。
https://www.androidcentral.com/best-chromebook
こちらでは2018年2月時点では
- BEST OVERALL : Samsung Chromebook Plus
- BEST ON THE GO : ASUS Chromebook Flip (C101)
- BEST ON A BUDGET : Acer Chromebook R13
- BEST FOR THE PRO : Google Pixelbook
という選出をしております。概ね同意です。というか、突っ込みどころがあまりないので、この記事をご紹介して終わってしまいそうな勢いですが、ちょっと折角なので私の主観も織り交ぜてみたいと思います。
私が現時点で薦めるとしたら、まずはこれ。ASUS Chromebook Flip C101PA。
Lenovo ThinkPad 13 ChromebookとかGoogle Pixelbookとか挙げてくると思いました?鋭いですが、現時点でLenovo ThinkPad 13 Chromebookは在庫も無くなってきていますし、入手に一手間かかりますし、何より日本発売モデルではないので挙げられません。Google Pixelbook?あれは人に勧められて買うものではなく、呼ばれて買うものです。
ということで、かぶ的理由。
- 国内発売モデルがあるから。
- 私の中での永遠の定番だから。
- DecalGirlで遊べるから。
- 他のモデルが欲しくなっても、このモデルは別腹になるから。
国内発売されているモデル、というのは大きいです。サポート云々の安心感とかそういうもの以前に、やっぱり国内正規販売モデルをまずは勧めましょうよ。これが売れなければ今後Chromebook、多分日本再上陸はありません。そして、十分にChromebookを代表するモデルだと思っています。安心の技適マーク付きですし。
そして永遠の定番。このモデルの魅力については散々暑い思いを過去綴ってきましたが、これだけ冷え切ったここ数年の日本のChromebook市場においても、このモデルの前モデルC100だけは生き残り愛され続けました。長く愛されるには愛されるだけの、定番になるには定番になるだけの理由があります。その後継モデルが全く外観を変えずに今回再上陸です。それだけで胸が熱くなります。実際このモデルを昨年のCOMPUTEX TAIPEIのASUSブースで見つけた時には震えました。そして昨年夏にASUS JAPANがこのモデルの日本発売を発表したときには魂が震えました。以上です。
このモデル、使い勝手が良いのでついつい持ち運んでラフに使いがちです。傷や汚れが意外と目立ちます。そんなときにもDecalGirlです。1,500種類以上の中から自分の好みのSkinsを探す楽しみもあります。
そして最後に別腹。恐らくこのモデルでChromebookの魅力を感じた方は、次のモデルも欲しくなってしまう可能性があります。そうした買い替え、買い足しを考えた場合、大抵従来の愛用モデルの使用頻度は落ちてしまうものですが、この10.1インチ、900グラム程のモデルは新しく買った(興味を持った)他のChromebookと被りません。何故なら他にこのようなモデルが無いからです。
数少ないARM系モデルということもあって、話題のAndroidアプリとの相性も一般的なその他のChromebookに比べれば悪くありませんし、10.1インチということでタブレット的に使っても良いでしょう。つまり、既に他のChromebookを日々愛用している方でも、とりあえずこれは一台手元に置いておきましょう的なモデルなんですね。
現時点でヘッドフォン端子周りに不具合が出ている方も結構見かけるので、ヘッドフォン端子必須の方と、必須ではないけれど何となく何処かに不具合があるのは落ち着かない&買取価格が落ちそうと既に売るときのことを考えている方には残念ながらオススメしづらいのですが、個人的にはそんなことはどーでも良いくらいに愛が勝るモデルだと思っています。
かぶ的オススメ出来ない方。
- 将来の買取価格が気になる方。
- ヘッドフォン端子必須の方。
- ASUSなんてマイナーなメーカーよりもHuawei辺りにChromebookを出して欲しいと思っている方。
- そもそもChromebookに興味が無い方。
米Amazon購入、細かいことは気にしない方にはSamsung Chromebook Plus。
既にこの時点で3,000字を超えました。この調子で張り切っていきましょう。
Android Centralと変わらないじゃん、というのは忘れてください。ちなみに「どっちが先に言ったか」という不毛な争いをしたいわけではありませんが、このC101PAとSamsung Plusの組み合わせは別に今回急に思いついたわけではなく、最近実際に一回文章にもしております。
ということで、かぶ的理由。
- やっぱり天下のOP1初採用モデルだから。
- 高解像度(2,400×1,600)が最も活きてくるモデルだから。
- ペンが本体に収納されるのが格好いいから。
- DecalGirlで遊べるから。
まずは天下のOP1初採用モデルである点。このモデル、Googleが次のChromebookの基準というかStandardとして考えていた節があります。最初は次のPixelはSamsungが作るのではないか、という噂もあったくらい。それくらいプロモーションも力が入っていました。そして当ブログではくどいくらい書いていますが、夢と希望を乗せたOP1, Made for Chromebooks搭載モデルです。
また、私の中では「幾ら高解像度って言っても、実際実用的かと言われると難しいよね」と思っていた12.3インチに最大2,400×1,600という高解像度、高精細な液晶。実際クラムシェル(通常のラップトップPC)的に使うのであれば、液晶と目との距離を考えると最大解像度で常用するのはなかなか目が厳しそう(表示が潰れるわけではなく、文字が小さくなるので)ではあるのですが、考えてみたらこのモデル、360度回転出来るコンバーチブルタイプです。ARM系OP1を活かして、タブレットモードにしてタブレット的に使うのであれば、途端に高解像度の良さが活きてきます。
https://youtu.be/cCcKYUtBxJ8
何度も貼っている公式のプロモ動画ですが、このモデル、やっぱり日常を楽しくしてくれるモデル(ツール)だと思うんですね。なんか分からないけれど、Chromebook、ラップトップPCのという枠にとらわれないいろいろな使い方が出来そうだな、と期待させてくれるモデルとも言えます。
もちろんそれはPixelbookも同じなのですが、Pixelbookはちょっと安易に人には勧められないモデルなので。
あとは、この本体に収納できるスタイラスペン。やっぱりこれ便利。私自身は対してペン使わないけれど、やっぱりこういう部分というか、ギミックってたまりません。あれ、そういえばPixelbookの純正ペンループの配布、その後どうなったんだ?
そしてこのモデルもDecalGirlで1,500種類以上の豊富なSkinsを探す楽しみがあるChromebookの中でも数少ないモデルの内の一つです。
発売当初は評価がハッキリ二分したこのモデルですが、その後アップデートを重ねる中で徐々に高評価が増えてきました。私も好きなモデルです。惜しい点はSamsungは今のところ日本で発売する予定は恐らく全くなさそうなこと。そして発売時点でこのモデルに使われている通信モジュールはまだ日本の技適マークは取得できていなかったので、そうした点では日本で使うことには様々な意見もあると思います。また、それほど難しくはないとは思うのですが、それでも米Amazonから購入するのに不安のある方も多いでしょう。そのあたり、気になる方にはオススメしにくいので敢えて私の中では次点としました。
かぶ的オススメ出来ない方。
- Samsungが嫌いな方。
- 技適マーク無しが気になる方。
- 米Amazonで買うのが不安な方。
- そもそもChromebookに興味が無い方。
上記2モデルを軸に「Androidアプリ利用も考えてARM系OP1」か「一つ上の快適さを重視してCore m」か考える。
ということで、私の中でも2018年2月時点で人にChromebookを薦めるのであれば、ARM系OP1を載せたこの2モデルかな、と思っています。その上で、敢えてもう一つ選択肢として挙げたいのが、
「一つ上の快適さを重視してCore m」
というものです。
昨年の初め頃は「安さと低スペックでも快適に動くのが売りのChromebookなのにCore mとかw」と言われたものですが、最近ではようやく少し理解されるようになってきたかな、と感じています。
Core mとかハイスペックのモデルを買うなら、同じ値段かもう少し出してWindowsやMac買う、という気持ちも分かります。同じ土俵で同じ使い方を考えるのであれば、それも十分にありです。
私も未だにうまく言葉に出来ないのですが、Chromebookの魅力って単にWebブラウザ上での動作が快適に動くだけで、ソフトを色々使うのは苦手、といった価値観や概念とはまた違った何かがあると思っているんです。それはもちろん誰にでも必要な訳ではありません。そして、誰にでも合うわけではありません。多くの方が望むようなハイスペックを必要とする用途であればもちろんWindowsやMacのほうが快適です。
誰にでも共感を得られるものではないと思うのですが、実際使ってみると自分の中での認識がガラリと変わるんです。使い方というか、例えばファイル一つの捉え方、考え方が変わる、というか。これは私が会社に属さず、またWindowsやMacでなければならない取引先がいないからかもしれません。そうした意味では特殊かもしれません。そして、価値観や概念といった話になった時点で宗教とか小難しい、マニアックな話、思い込みだと感じる方もいると思うのですが‥。
ただ、別に既存の自分の環境を捨てる必要はないし、何もChromebook一本に絞る必要もないけれど、
「ちょっとハイスペックChromebook試してみない?今までとは違った快適さがあるから。
そして人によってはハマって抜け出せなくなるから。」
と思っています。それをもっと多くの方に知ってほしいな、と思っています。
そうした視点で考えると、2018年2月時点ではもう2モデル、オススメしたいモデルが出てきます。それが、先程挙げた2モデルを軸に「Androidアプリ利用も考えてARM系OP1」か「一つ上の快適さを重視してCore m」か考えるのに最適な、
C101PAとC302CAでは単純な「OP1かCore mか」というだけの違いではないのですが、同じ国内正規販売モデルであり、同じASUSの現行モデルということ、また個人的に現時点で非常にバランスの取れた安心して薦められる良モデルの一つということで挙げました。また、Samsung Chromebook Proに関しては、単純にPlusとはCPUと本体色の違いのみ、ということで目的に応じて選びやすい、というので最適かな、と思います(こちらも日本未発売ですが)。
ということで、2018年2月時点での私のオススメは「ASUS Chromebook Flip C101PAの国内モデル」、米Amazonも加えるならそこに「Samsung Chromebook Plus」も加えた2モデルです。
そして、この2モデルを軸に「Androidアプリ利用も考えてARM系OP1」か「一つ上の快適さを重視してCore m」か考えた上で、後者を重視するのであればそこに「ASUS Chromebook Flip C302CAの国内モデル」、米Amazonも加えて「Samsung Chromebook Pro」かな、と思っています。