[日用品] iPhone SE(2020)はChromebookユーザーの「アカウントを持ち歩く」感覚に似た気軽さも持ち合わせた魅力的な端末です。

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[日用品] iPhone SE(2020)はChromebookユーザーの「アカウントを持ち歩く」感覚に似た気軽さも持ち合わせた魅力的な端末です。

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2020年4月24日に発売されたAppleのiPhone SEを購入しました。

https://www.apple.com/jp/iphone-se/

iPhoneは3GSの頃から毎年機種変し続けて使っていた(元SoftBankユーザー)のですが、第1世代のiPhone SEが発売された頃からAndroidスマホに移りまして、それ以降はずっとAndroidユーザーです。

時々iPhone Xが出た時など一時的にサブで持ったことはあるのですが、都度少し使って手放しています。

そんな私、このブログをお読みの方はお分かりのようにGoogleのChromebook愛用者であり、また現在のメインスマホはPixe 4です。ということで特に不便は感じておりませんでした。

Chromebookが話題だけど、何が魅力なのか分からない。だから使いこなせるか分からない。買っても使うか分からない。そんな不安の声をよく耳にします。でも実際、そんな難しいものでもありません。そう考える理由を、Chromebookを使って5年、20台以上購入し、関連記事を700近く書いてきた私自身の出逢いやきっかけ、その後を振り返りながら、Chromebookに対する想いとともに書いてみようと思います。

にも関わらず今回購入した理由は以下のようなもの。

  1. Apple Watchが久しぶりに使いたくなった。
  2. iPhone(iOS)版しかない幾つかのアプリをどうしても使える状態にしておきたかった。
  3. ヘルスケア関連がGoogle Fitよりも一元化、細かい部分まで集約できるので。

といったものです。これだけの理由なんですが、ただ、これだけは現行のAndroidスマホではなかなか難しい状況でした。それぞれ簡単に触れると、

  1. は時計好きですし、スマートウォッチの中でも質感、スマホとの連携、親和性が最も高いのは現状ではやはりApple Watchなんですよね。そして、後述するヘルスケアアプリとの連携など、流石にApple内で完結させているだけあって、組み合わせに強い
  2. は本当に2つほどなのですが、ただ結構重宝していて、未だにAndroidアプリで代替で同じ使い勝手を実現できているものがないので。必須ではないのですが、ちょっとやはり手元にあると便利なんです。
  3. に関しては、以前Google Fitとサードパーティー製のスマートリストバンド等とのデータの連携について文章にしたことがありますが、元々Fit、記録出来る項目自体非常に少ない。細かく健康を記録していくことで何か役に立っているのか、というと今のところそこまで自信はないのですが、レコーディング(記録)して日々目にすることで健康への意識が高まるのは確かです。その点ではヘルスケアアプリの方が一日の長があります。
スマートフォンとスマートウォッチ、リストバンドやヘルスケア機器を連携させてアプリで一元管理。健康を意識するようになったとき、一度は考えることではないでしょうか。Appleのヘルスケアアプリは対応アプリも多く、収集出来るデータも多いので比較的使いやすいのですが、AndroidスマホにおけるGoogle Fitはヘルスケアという観点からはまだまだツメが甘いと思っています。そこで今回は主な項目の連携方法について取り上げます。

ただ、裏を返せばこれ以外には特に不便を感じている部分は今のAndroidスマホにないどころか、却ってGoogleアカウントとG Suiteアカウントを「仕事用プロファイル」で切替ながら使えたり、と使い勝手としては私の中ではAndroidの方が使いやすいんですね。

2019年4月9日から11日までサンフランシスコで開催されたGoogle Cloud Next '19において、様々なアップデートが発表され、ますます魅力的になったG Suite。既に職場や学校で使われている方も多いと思いますが、個人では敢えて契約してまで使うことは少ないと思います(契約しなくても基本的なGoogleのサービスは無料で使えるため)。そうした中、私は数ヶ月前から個人(1人)でG Suiteを契約(Businessプラン)して大変気に入って使っています。その魅力と理由について書いてみたいと思います。

更に言えば(iPhoneを愛用されている方には申し訳ないのですが)私の中ではiPhoneのカメラの印象があまり良くない。カメラ性能云々以前に、あのセンスのない高らかに鳴り響くシャッター音が、毎年新モデルが出ているにも関わらず一向に改善されないところが非常に勿体なく感じています。あのシャッター音が改善されない限り、私がiPhoneのカメラをメインで使うことはありません。

無音カメラ使え、とか気にしすぎ、とか言うかもしれませんが、スマホのカメラというのは、元々そのスマホの標準のカメラアプリで撮った時に最も本領を発揮するものだと思っているのです(その上で画像編集アプリ等で編集するのは別の話)。

また、イベントや美術館などで静かな会場で方々から鳴り響くiPhoneのシャッター音って私の中ではネガティブな印象しかないんです。こればかりは好みの問題でもありますし、私との縁が悪かった、と思ってください。

ということで、私の中でのiPhoneの立ち位置は、メインスマホにはなり得ないのだけれど、前述の3つのような事情があり、やはり手元に持っておきたいものなのです。ただ、そんな理由で最近の10万超え、下手すると15万円を超えようかというiPhoneを買うことは出来ませんし、もし買ったとしても自分の中で「宝の持ち腐れ」感が生まれてしまって、勿体なく感じてしまうと思うのです。

実際、実は1ヶ月程前に一度iPhone 11 Proも買っています。ただ、購入初日からそんな感情が渦巻いてしまって、結局使っていて落ち着かなく、1週間弱で手放してしまった、という苦い想い出がありました。

そんな中での突然のiPhone SEの発表。価格も5万円前後。私はカメラは要らないし、指紋認証も、むしろ普段Pixel 4が顔認証のみでマスク時や寝起きの眼鏡かけてない状態だと反応しないのに不便を感じていたこともあり、歓迎です(あと、顔認証に対応していない銀行系アプリも多い)。

それでいてスペックは最新11に近く、ワイヤレス充電Wi-Fi 6(自宅ルーターが対応してないけど)にも対応など文句ありません。eSIMにも対応してくれたので、ここ最近取り上げている楽天モバイルMNOも使えます。当然Apple Watchも使えますし、私にとってはまさに理想のサブ端末でした。

ということで届いて3日程。非常に気持ち良く使えています。この価格なら何も言うことはありません。

カメラが貧弱?私自身元々使わない、というのもありますが、でも元となっているiPhone 8のカメラだって、発売された当初は貧弱どころか「カメラが素晴らしい!」って高評価だったんですよ。単に数年経って、より高性能のカメラが出ただけであって、別に貧弱なわけではない。というか、みんなどれだけ凄い写真日々撮ってるんですか。

現在、物理SIMはdocomo。プランを最低限のものにして、番号だけ残しているような感じです。で、副回線としてeSIMで楽天モバイルMNO(Rakuten UN-LIMIT)を入れて使っています。

2020年4月8日に正式にサービス開始となった楽天モバイルMNO(Rakuten UN-LIMIT)。私は「無料サポータープログラム」を利用、既にUN-LIMITに移行手続きをしています。今回、他に既に利用している楽天モバイルMVNO回線が他に2回線あったので、「1回線目のみ初年度無料(2回線目以降は2,980円/月)」であるにも関わらず、妻用の回線を1回線移行手続き(MNP)しました。その過程と気付いた(気になった)点をまとめます。

ということで、特に真新しいこともないのですが、折角なのでChromebookユーザーの視点から少し書いてみると(少し前にTwitterでも触れたのですが)

普段、Chromebookについて「ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つ」と発信してきた私。

ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにあ...
先ほど、前回の文章に関して幾つかツイートをしたのですが、その中で何気なく呟いた内容が、改めて「そうだよなぁ」と勝手に自分で納得してしまったことでもあったので、ちょっと書いてみたいと思います。 C...

そんな身軽さ、手軽さに魅力を感じている訳ですが、端末に依存しすぎない、あくまで端末本体は一時的に快適に使うための仮の入れ物という感覚を、実は今回(普段愛用しているAndroidスマホ以上に)iPhoneに感じました。

iPhoneは一般的に高い、高くなり過ぎた、と言われています。ただ、日本国内のスマートフォンにおいて、これほどリセールバリューの高い端末は他にありません。1年使っても、そこまで値下がりせずに買い取りして貰えます。ということは、1年毎に買取をしてもらいながら、そのお金を次のモデルへの資金に充てれば、実質毎年そこまで高い金額を払わなくても常に最新のモデルが使える、ということなんですね。ハイスペックのAndroidスマホを1年毎に乗り換えるよりも余程安上がりで済ませられます。

そして、iOS端末であれば、iCloudでバックアップをとり続けることで、新しい端末に乗り換えてもあっさり移行が終わります。実際私も少し前に1週間だけ使った11 ProのデータをそのままSEに移しました。幾つかのアプリは再認証が必要でしたが、それでもAndroidほどメーカー毎のバリエーションに富んでいる訳ではないので、大きな障害や無駄もなく移行が可能です(Androidが移行が出来ないわけではありません)。

ということは、本体は常に自分のApple IDとそれに紐付けられたiCloudにあり、それは使い込んでいくにつれてどんどん自分用にカスタマイズされていく。それを手元にある自分の「今の」iPhoneに一時的に下ろして使っている、という感覚が強い。その点で、iPhone間での乗り換え、切替が非常に楽です。

中にはキャリアの割賦を使ってiPhoneを購入されている方もいると思います。確かに月々の金額は安く上がる(ように思え)ますが、残債がなくなるまでは機種変が難しい。更に買い取り価格も残債があれば一気に下がります。

以前のように様々な優待割引等があった頃ならそれも良かったのかもしれませんが、現時点ではキャリアで購入するメリットは(今回も5千円以上キャリア版の方が高くなっていますし)薄れたのではないか、と思っています。

この考え方は、一度iPhoneを買ったら5年でも6年でも壊れる、サポートがされなくなるまで使う、という方にとっては受け入れられないかもしれません。勿論そういう使い方もありだと思いますが、端末自体を本体、主体と考えるか、それともデータ(とApple IDやiCloud)を主体と考えるか、で気持ちがだいぶ変わってきます。

私自身もChromebookを使い始めるまでは「端末自体を大切に長く使っていく」という意識だったのですが、最近はあくまで仮の箱として、より自分のアカウントとデータを快適に使うためにその都度最適なモデルに乗り換える、という感覚が強くなっています。それを今回は、Androidスマホ以上にiPhoneに感じました。

ということで、今回のiPhone SEは普段Androidスマホを愛用している方にも充分アリな端末ですし、案外Chromebookユーザーとも相性が合う(端末同士の連携、という意味ではなく、使い方の感覚的な部分で)のではないか、と思っています。

勿論Googleドライブだったり、同じGoogleアカウントでの使い分けや連携、といった意味ではAndroidスマホとのほうが相性は良いとは思うんですけどね。ただ、よりアカウントを持ち歩いている感はiPhoneの方が強く感じました。

iPhoneの最新モデルは確かに10万超えはザラです。以前ほど容易には買えなくなってきているのも確かです。ただ、意識次第ではとても気軽に、気楽に使える端末だろうな、と改めて思いました。

そんな感覚を体験できる端末としても、今回のiPhone SEはその入り口として、とても魅力的だと思っています。(この端末を散々使い込んでiOS端末が肌に合えば、いつでも最新のモデルなどに切替が出来ますし)

https://www.apple.com/jp/iphone-se/