[かぶ] 使えば使うほど育っていくのは本体ではなく「Googleアカウント」。Chromebookの大きな魅力と可能性について改めて考えてみます。

[かぶ] 使えば使うほど育っていくのは本体ではなく「Googleアカウント」。Chromebookの大きな魅力と可能性について改めて考えてみます。

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先ほど、前回の文章に関して幾つかツイートをしたのですが、その中で何気なく呟いた内容が、改めて「そうだよなぁ」と勝手に自分で納得してしまったことでもあったので、ちょっと書いてみたいと思います。

これ、何気ないことのように見えて、実は結構面白く、また可能性が広がることでもあるのです。そして、現状この方向性で最も強いのがGoogleだと思っています。そのGoogleが作っているChromeOS。今後の方向性次第では今よりも更に化ける可能性は充分にあると思っています。

「ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つ」が意味する一つの形。

前回久しぶりに取り上げた、私が昨年10月に書いたこちらの文章。

ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにあ...

この「ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つ」というのは私がChromeOSをイメージする上で、また文章にする上でのベースになっている捉え方でもあります。そして、これはどこのメーカーにも出来ることではなく、「現時点においては」Googleだからこそ本領を発揮出来るものだと思ってもいます。

何故なら、使えば使うほど「成長していくアカウント」なのはMicrosoftでもAppleでもなくGoogleだと思っているからです。(MicrosoftやAppleのアカウントが成長しないのではなく、よりGoogleアカウントが分かりやすい)

Google AssistantがCortanaやSiriと違う部分。

まだまだ未成熟な部分も大きいのですが、最近AndroidだけでなくiOSでも対応するようになった「Google Assistant」。これは先行するSiriやCortanaの二番煎じ、三番煎じのように思われるかもしれませんが、私は全く別物だと思っています。

何故なら、MicrosoftやAppleとGoogleは提供しているモノが全く違うからです。そして、こうしたアシスタント系が本領を発揮するのは、まさにGoogleのような各分野でのサービスを提供し、幅広い、膨大なデータを蓄積している企業だと思っています。

これは怖いことでも勿論あるのですが、私たちは依存しようと思えば、いや、思わなくても、既にGoogleには個人情報を多く握られています。そして、その個人情報をうまく自社のサービスに私たちユーザー自身にも分かりやすい形で提供しているのがGoogleでもあります。

常日頃のメール(GmailやInbox)からチケット情報や旅行情報その他諸々、抽出してGoogleカレンダーに表示させるなんてことはその一つに過ぎず、日々歩いた道のり、行動から好みのお店、買い物の傾向、興味の対象まで、私たちは日々自分の情報を提供し、フィードバックされた情報を活用しています。Googleフォトなんかもそうですよね。

Microsoftは確かにWindowsという圧倒的にシェアの大きいOSを持ってはいますが、果たしてどれだけの方が検索にBingを使い、またGoogleマップと同様のサービスを使っているでしょうか。

それらの情報を集約したもの、紐付けられたものがGoogleアカウントです。現時点ではその情報をどれだけ活かせているかは分かりませんが、もし今後Googleアシスタントが各ユーザーのアカウントと密接に繋がり、人工知能的にも成長してきたら、本当にパーソナルアシスタントになる日も近いかもしれません。

近い将来、ChromebookにもGoogleアシスタントが搭載される?

これはまだ噂段階に過ぎませんが、先日Chromebook好きにはお馴染み、Chrome Unboxedにこんな記事が掲載されました。

https://chromeunboxed.com/new-chromebook-eve-may-equip-an-assistant-button/

While we have yet to see the Google Assistant present on a Chrome OS device, developers look to be creating product-specific functions for upcoming Chromebooks to access the smart-helper.

We have been tracking the new Chromebook ‘Eve’ for some time now and the longer we do the more intriguing it becomes. The latest update on the mysterious device shows the addition of an “Assistant” key to the ‘Eve’ keyboard.

It is unclear how the Google Assistant will function on a Chrome OS device but it is very feasible it could perform tasks similar to the Google Home smart-speaker.

これはまだChromebookにGoogleアシスタントが搭載される、と書かれている訳ではありませんが、充分に可能性はあると思っています。そして、私はChromebookのような端末にこそ、Googleアシスタントは活きてくるのではないか、と思っています。

Pixelと言っても、今回はChromebook Pixelではありません。あちらにも私は魅力を感じていますが、それはまた改めて。今回は昨年、iPhone 7の発表会の後に登場し、何となくガッカリムー...

このGoogle Assistantが各ユーザーのGoogleアカウントと紐づけされ、各ユーザーにとっての秘書、相棒のような存在になったら凄いです。そして、それはPixelに限らず、Chromebook(ChromeOS)でも使えたら。なぜなら同じGoogleアカウントであり、その使い方や様々な趣味嗜好から使用履歴まで、スマホもChromebookも共通しているからです。

使えば使うほど、そのユーザーに最適化されたAssistantが常にクラウドに控えていて、Chromebookでも常にサポートしてくれる。チケットの予約から買い物、予定まで。これらはアプリではなく、Chromebookのようなシンクライアントに近い端末でこそ効果を発揮すると思っています。

なぜChromebookで活きてくるか、というと、前述のように「ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つ」だからです。手元のPCが成長していくのではなく、Googleアカウント自体が成長していくからです。そして、Googleアカウントさえ持ち歩けば、仮の入れ物は何でも構わないからです。どこでもChrome環境が復活し、また専属の秘書(Google Assistant)を呼び出せるからです。それも、最新の状態への復旧は1分もかかりません。何故なら全てはクラウドに存在するからです。

Androidアプリ対応は確かに出来ることが増えて便利ではあるものの、ChromeOSの持つ本来の良さを犠牲にして欲しくないなぁ、と思っています。

最近大変お世話になっております、Androidアプリ「Jota+」を開発されている、Aquamarine Networks.のJiro(@jiro_aqua)さんとお話させて頂いた今日の会話で出てきたやり取りです。(「Jota+」の「縦書きプレビュー」早速課金させて頂きました!素晴らしい機能をありがとうございます。)

Androidアプリ対応がダメなのではなく(私自身、大変楽しませてもらっていますし)、この後の方向性のさじ加減次第でどちらにも転ぶ可能性がある、非常に面白い時期に今Chromebookはあるのではないか、と思っています。

もちろん今後教育市場向け、法人市場向けに更に大きくシフトしていくのでしょうが、その中で新しいChromebookの形として、従来のChromeOSの正統な進化の形の一つとして、私はこの方向性、可能性にも夢を感じずにはいられません。

https://office-kabu.jp/?p=20519
https://office-kabu.jp/?p=20330

Chromebook自体は2年以上使ってきて、その魅力についても既にある程度自分の中ではイメージが出来てきていたつもりでした。ところがここ最近の魅力的な新作の発表と、また毎日情報を追い続けるようになっ...
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このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

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当ブログで書いてきた文章をジャンル毎に分け、加筆・修正してまとめたものをAmazonのKindle書籍にて販売しています。

Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

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現在発売している書籍は下記の2冊です。

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「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

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多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。