[かぶ] ASUS Chromebook CX9(CX9400)レビュー。待ち望んでいた。やっぱり詰めの甘さも含めて「安定・お馴染みのASUS端末」だった。

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[かぶ] ASUS Chromebook CX9(CX9400)レビュー。待ち望んでいた。やっぱり詰めの甘さも含めて「安定・お馴染みのASUS端末」だった。

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ASUSが昨年1月のCES(米国ネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市)で発表して以来、国内での発表・発売を心待ちにしていた、同社のフラッグシップChromebook。それがChromebook CX9(CX9400)です。

Chromebookは現在、液晶が360度回転してタブレット的にも使えるコンバーチブルタイプが多く、その為耐久性も考えてか、そこまで軽量のモデルというのは多くはありませんでした。液晶サイズ14インチ辺りになると1.5kg超えも普通にあります。

そうした中でこのCX9(CX9400)ではアルミニウム合金を用いることで、米国軍用規格MIL-STD-810H準拠でありながら、薄型、横長のコンパクトなボディで約1.18kgと軽量なのが大きな魅力です。しかもスペック的には現行のChromebookのモデルではハイエンドということで、国内でも待ち望んでいた方もそこそこ見かけました。

それが1年以上経ち、ようやく国内でも発売されました。これについては先日一度文章にしています。

突然出ました。もう流石に出ないかな、と思っていました。 昨年1月のCES2021で発表された時から話題になっていた、ASUSのハイエンドChromebook、CX9(CX9400)が突然国内でも...

今回、メーカーの担当の方にお願いして、このモデルを短期間ではありますがお借りすることが出来ました。元々米国では昨年発売されていたものの、流通量が少なかったのか、あまりレビュー等を目にすることもなかったので非常に楽しみでした。

そこで実際に使ってみて気がついた点を中心に今回はレビューをしていきたいと思います。

まずは結論。「発表から1年以上待たせたフラッグシップモデル」としては完成度、満足度が不十分。ASUSお馴染みのツメの甘さが随所に残る。

まずいきなり結論のような感じになるのですが、この1週間ほど使ってみての印象としては

きっとこれが完成度高かったら、かなり魅力的なモデルになったんだろうな

と。まだ使い始めの段階ですので、使い込んでいけばまったく評価は変わる可能性もあるのですが、現時点ではこの想いが強いです。

勿体ない。

こんなことを言うとASUSファンの方に叱られるかもしれませんが、ASUSのChromebook、元の素材自体は良いのに、何となくツメの甘さが毎回何かしらあるイメージなのです。

ただ、私自身、このブログを以前からお読みいただいている方ならご存じのように、ASUS JAPANには強い思い入れがありますし、最も応援しているメーカーの一つです。

例えば今回のモデルで言えば、この後スペック構成も載せますが、冒頭で触れたような特長も含めて、現時点での同社のChromebookのフラッグシップモデルです。日本では今回構成は1つだけでしたが、それでも10万円超えです。最上位モデルは海外でも入手が困難で、15万円前後。恐らく日本で発売されたら17万くらいはいくでしょう。

となれば、Chromebookで敢えてこのモデルを選ぶ人というのは、余程のChromebook好きか、コダワリのある人だと思うんですね。更に言えば、単純なベンチマークスコア的な数値で表せる部分だけで選ぶのであれば、他メーカー製でも幾らでもありますし、ASUS JAPANでも昨年、幾つか同じような性能のモデルを出しています。

ハイエンドモデルは多くの方にとっては疑問の残る、理解しづらいものかもしれませんが、反面それだけ各社魅力的なモデルを出している、激戦区でもあるんです。

その中でも、このCX9(CX9400)って昨年発表された時に、恐らく最も盛り上がったモデルの一つだと思います。ホント、その後も色々なモデルが各社から発表、発売された後も「とりあえずCX9待ち」という方も見かけました。私もその内の1人です。それだけ期待も高ければ、求めるものも高い。

怪しい(妖しい)表現になってしまうかもしれませんが、

日々持っていて、使っていて、気持ちが良い、満足感が高いモデルであって欲しい

のです。だって、10万円以上出すわけですから

本題に入る前に長くなりましたが、正直、この結論の部分が最も今回伝えたかった部分でもあるので、ここで疲れた方は以降のスペックやその後の細かい気になる部分については飛ばしていただいても大丈夫です。

ただ、この細かい部分の完成度が「イマイチ」なんです。敢えて厳しく言うと、

10万円出してこれなの?

という印象です。それが正直悔しいし悲しいのです。それくらい、細かい部分で気になる、引っかかる部分があります。これについては後半で触れますが、それらが気にならない方であれば、「選択肢の一つとしてはアリだと思うよ」という評価になります。

ただ、その部分に引っかかる方であれば、少なくとも発表から1年経ち、同じようなスペック、構成のモデルが各社から出てきたり、今後発売が予定されていることを考えると「待ち」でも良いと思います。

では、順を追っていつも通り見ていきます。

LTE非搭載を除けば、ほぼ現状全部載せで重さ約1.15kg。使い途があるかは別としてもThunderbolt 4端子を2つ搭載と現行ハイスペックモデル。

まずはお馴染みのスペックから。発表から1年以上経ちましたが、今でも現行モデルとしてはハイエンドに近い構成となっています。自動更新ポリシーも「2029年6月」ですので、今年2022年発表のハードウェアではありませんが、昨年のモデルとしてあと7年残っています。

品名 ASUS Chromebook CX9 (CX9400CEA-HU0175)icon
CPU Intel Core i5-1135G7
メモリ 8GB LPDDR4X-4266MHz
ストレージ 256GB SSD(PCI Express 3.0 x2)
液晶 14.0” 1,920×1,080 IPS グレア
ほか 78キー日本語キーボード
指紋認証センサー
NumberPad
米国軍用規格 MIL-STD 810H準拠
プライバシーシールド(Webカメラ)
バッテリー駆動時間/充電時間 約12.7時間/約1.7時間
インターフェース Thunderbolt 4(Type-C) x2
USB3.2(Type-A/Gen2) x1
HDMI x1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック x1
microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード
サイズ 約322.2mm(幅) x 204.9mm(奥行き) x 18.4mm(高さ)
質量 約1.18kg
自動更新ポリシー 2029年6月
価格 109,800円(税込)

発表から既に1年経ってしまい、同じASUSからも既にFlip CX5(CX5500)やCX3(CX3400)など同世代のプロセッサーを搭載したモデルも出てきましたので、当時ほどのインパクトは薄れてしまいました。

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これらのモデルとの差別化としては、やはり14”モデルでありながらChromebookとしては比較的軽量の約1.18kgという軽さとコンパクトさです。持ち運びを重視される方、また質感も悪くありませんので、その点でプレミアムモデルを望んでいる方には今でも魅力的ではあると思います。

Chromebookとしては珍しいThunderbolt 4端子を2つ搭載。
ただ、HDMI端子含めて全て左側面に集中してしまっているのが惜しいです。

また、このサイズ、質量でありながら、インターフェースも比較的充実。まずは実際問題として今実用的かどうかは別としても、単純なUSB-C端子ではなく、Thunderbolt 4端子を2つ備えている点。ハイパワーを活かしてデータ転送としてファイルだけでなく映像出力等においてもパフォーマンスを発揮してくれそうな期待感はあります。

また、HDMI端子があることも個人的には好印象です。単純な外部液晶出力というだけでなく、キャプチャーやプロジェクターへの出力時にはまだまだHDMI端子が(USB-Cハブ等を用いなくても)本体のみで使えるのは魅力的だと思います。

LTEこそ搭載していませんが、Webカメラについては手動とはいえ、プライバシーシールド(シャッター)が付いていたりと、この辺りは手を抜いていません。その意味でも、まさに発表当初に抱いた、現行フラッグシップモデルとしての印象に相応しいスペック構成ではあると思います。

既にある程度出揃った「この世代」のハイスペックモデル。CX9(CX9400)の使用感で私が気になった部分。

さて。今回のモデル、ここまでで触れてきたように、スペック的には決して真新しいモノではありません。むしろ、この世代のモデルとしては後発として、満を持して国内に登場してきたモデル、と言っても良いかもしれません。

後発のモデルは、先行のモデルに比べて、細かい部分での使用感で差別化してきます。もしくはそうした先行のモデルとは全く違った用途、シチュエーションを想定して作られる場合もあります。

ということで、今回はレビューではお馴染みのベンチマークスコアの比較は行わずに、敢えて細かい部分で私が気になった部分などについて触れていきたいと思います。

タッチパッド(NumberPad)の反応の悪さ。慣れれば問題ないかもしれないが、幾つかの海外レビューでも指摘されているので、仕様か。

タッチパッドの完成度、精度の詰めが甘い印象です。

今回一番気になったのがこの部分です。

CX9(CX9400)のタッチパッドには、2つの特徴があります。

  • テンキーとしても使えるNumberPadを採用したためか、表面がガラスっぽい滑り。
  • 本体が横に長い(縦が短い)影響を受けて、タッチパッドも縦が短め。

この2つは開発の段階で勿論想定出来ていると思うのですが、それによって生じる「通常のタッチパッドとは違う」部分をしっかり調整しきれなかった印象があります。というのが、

  • 指の滑りが独特で、慣れるまでは細かい操作がしづらい。
  • タッチパッドを「クリックする」人にとっては、上部と下部でクリックの固さが違う
  • けれど、縦の幅が短いので、少しカーソルを上に動かしてクリック(押そうと)すると固く、下に動かしてタッチパッド下部でクリックすると柔らかいので、小さな操作でストレスが溜まる(タップだけで済ます人なら問題ないか?)
  • テンキーが表示されるNumberPadへの切り替えボタンの反応が悪い

凄く細かく、しかも感覚的な部分なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、キーボードと同じく、タッチパッドって最も使う部分だと思うんですね。この部分の操作感が微妙、良くないと、結構ストレスになります。

イマイチ伝わりにくい方は、設定でご自身の普段使っているタッチパッドのカーソルの速度とは全く違う(速くても遅くても良いですが)に変えて使ってみて頂くと、少しお分かりいただけるかもしれません。

つまり、タッチパッドの反応が鈍く、また若干独特。更に上下でクリックの固さが違うので、結構使っていてイラッとくるんですね。

これは勿論どのモデルでも多少は違いはあります。ただ、過去30台近くのChromebookを使ってきましたが、ここまで使いにくさを感じたタッチパッドはありませんでした。

この角度だと分かりにくいのですが、本体の縦が短めなので、その分全体的にタッチパッドが縦に詰まり気味(短め)になっています。

もちろん慣れはあります。なので、既に使っている方、これから触る方によっては「えっ?全然気にならないどころか快適なんだけど」と思われるかもしれませんので、あくまで私の感覚、と思ってください。

ただ、海外のレビューを幾つか見てみても、意外とこのタッチパッドに関しては指摘されているものを目にするので、少なくとも「若干クセがある」とは思っておいた方が良いと思います。

タッチパッド右上端のマーク部分を触れる、もしくは押すと切り替わるのですが、結構切り替わらないことがあります。

あとはNumberPadですね。これ、タッチパッド右上のアイコン部分を押すと切り替わるのですが、押しても反応しないことが結構あるんです。コツがあるんでしょうか?

NumberPadはChromebookに限らずASUSの最近のノートPCには結構採用されていますので、恐らく好評、絶賛され重宝されているからこそ今回Chromebookでも採用されたのかもしれませんが・・それならもう少し使い勝手(タッチ、切り替えの精度)をしっかり調整してきて欲しかったな、と思いました。

私の場合、むしろ邪魔だと感じてWindows PCでも使ってこなかったユーザーなので、余計にそう感じるのかもしれませんが、ちょっと私の中では何の魅力も感じられない部分でした。

キーボード自体は思ったよりもは悪くない。むしろ好みではある。ただやはりフラッグシップモデルなら、日本語配列にする以上、単なる英語キーボードからの流用は止めて欲しかった。

キータッチ自体は悪くなく、むしろ「意外と良かった」のですが、やはりここ最近のASUSの傾向と同じく、英語キーボードから流用したキーバランスになっています。

毎回国内モデルに関しては手厳しい私のキーボードの話。今回もまたか、と思われるかもしれません。ただ、キータッチ自体は思ったよりは悪くなく、むしろその点では今回キーボードについてはそこまで気にはなりませんでした。

ただ、このモデル、フラッグシップモデルです

しつこいですが、また言います。

日本語キーボードというのは、PCで日本語入力を専門にする人のために考えられたキーボードではないのでしょうか?

キーの数自体が違う上に、アメリカ(英語)で入力するものとは使うキーの頻度やバランスも違い、更にキー全体の数も違うのに・・

英語キーボードの穴にそのまま日本語キーを埋め込んだキーボードが、果たして日本語入力に最適化されたキーボードなのでしょうか?

今回もやはり、というか、ここ最近のASUSのCXシリーズ共通の、英語キーボードからそのまま流用したキーボードとなっています。

先行して発売された同社のFlip CX5の使い回しなのではないか、と思えるくらいにパターンが同じです。

極端にキーバランスが悪いわけではないのですが、やはり見た目からして「あぁ、この辺りコスト削減してるんだろうな」「あまり(日本語)入力って重視されてないんだな」と感じさせてしまうのが惜しい

エレコム株式会社が2022年1月下旬より、“ Works With Chromebook ”認定を取得したコンパクトキーボード2種(USB-C、Bluetooth)を発表、発売しました。既にAmazo...

フラッグシップモデルですよ?ASUSのChromebookのハイエンドモデルです。

前半でも言いました。このモデル買う人って、ある程度拘るのある人たちだと思うんです。この金額をChromebookに出すことが出来て、数ある各社のハイエンドモデルの中から敢えてCX9を選ぼうと思った人たちが多いと思うのです。であれば、この辺りは手を抜かないで欲しかったな、と思います。

ここ、いまいちピンと来ない方は、最近は10万円強で買えるようになった、AppleのM1 MacBook Airを思い浮かべてください。

あのキーボード、各言語毎に、ちゃんと各キーの大きさ含めて、しっかりバランスとって作ってませんか?

「いや、シェアがそもそも違う。Chromebookなんて国内ではシェアも少ないんだから専用のキー設計なんて作るはずがない」と思われた方。

富士通のFMV Chromebookはしっかり日本語入力を考えて専用で作ってます。

富士通クライアントコンピューティング株式会社が2021年11月16日に国内メーカーとしては初の、コンシューマ向けChromebook、FMV Chromebook 14Fを発表しました。同日から受注を...

また、ASUS JAPANの過去の日本語配列キーボードのモデルでも、それも4万円前後の普及価格帯モデルでも、以前は普通にある程度キーバランスを考えて作られたモデルがあったんです。

例えば数年前の普及価格帯モデル、C423NAは同じ14″モデルでありながら、比較的素直なキーバランスになっています。

でも最近のASUS JAPANの日本語キーボードモデルって、基本的にはハイエンドモデルでも英語キーボードからの流用です。なので、どうしても惜しいと思ってしまうのです。

狭ベゼル、ベゼルレスが持てはやされる現状を考えれば分からなくもないのだけど、FHDの液晶比(16:9)で作ると、横長に最初は慣れない。

先日レビューした、同社の12″のモデルである、Flip CM3(CM3200)と比べても、14″ながら縦は短くなっています。

これは完全に好みの問題です。実際、実用性を考えたら、持ち運びの上では面積(フットプリント)も小さくなるので、鞄などにも入れやすいですし、むしろ良いと思うのですが、慣れるまではちょっと違和感があります。

で、普段出先でノートPCスタンドなどを使って、液晶の位置を上げている(高くしている)方には、ちょっとだけ使いにくいかもしれません。

というのは、液晶の位置(中心)が低くなるので、通常のノートPC以上に見下ろす感じになるからです。

縦に短い分、16:9の画面比と合わせて、通常よりかなり横長の印象を受けます。

一応エルゴリフトヒンジでキーボードが持ち上がるようになっているので、キーボード自体の打ちやすさはあるのですが(しかも剛性もあるので、たわみも気にならない)、4辺すべてが狭額ベゼルのナノエッジディスプレイ(今回のモデルのウリの一つ)の関係で、ノートPCスタンドを使って、ようやく液晶の高さが通常のノートPCの液晶と同じような感覚に近づくかな、という印象です。

なので、私としては、フットプリントを小さくするためにナノエッジディスプレイを採用する、というよりも、むしろそれを活かして、例えば画面比3:2や4:3など縦の解像度を増やす方向に進んでくれていたら、より使い勝手が上がったのではないか、と感じました。

同じ14″のMacBook Pro(2021)と並べたところ。

まとめ:今回触れた部分が「気にならない」「重視されない」方であれば、現行ハイスペックChromebookの中では価格とのバランスも良く、十分に選択肢の一つに入るモデル。ただ、個人的には惜しい部分が多く、そこが悲しい。

ということで今回は、昨年1月のCESで発表されてから1年以上、発売を心待ちにしていた、待望のフラッグシップモデルである、Chromebook CX9(CX9400)をレビューしました。

今回も貸出レビューのお話を頂いた、というよりも、私自身がお願いして貸し出して頂いた、お借りした、という形になります。

それくらい、私の中でも非常に心待ちにしていたモデルでもあります。

今回のレビューはもしかしたら多くのASUSファンや、Chromebookユーザーにとって気分の良いものではなかったかもしれません。メーカーから貸していただけている贅沢な身分でありながら、そんなあら探しのようなことをして悦に入る(自己満足に浸っている)のがレビューと言えるのか、と思われたかもしれません。

ただ、私、ホント今回のモデル、この1年、待ち望んでいたんですよ。出たらすぐ買おうと思っていた。それくらい昨年最も期待していたモデルだったんです。

だからこそ、やはり完成度はもちろん完璧である必要はありませんが、それなりに高いものを期待してしまいますし、同価格帯のハイエンドChromebookとも比較してしまいます。

その時に、私にとって今回挙げたような部分がとにかく気になってしまった。

これらはもしかしたら単純なお借りしたサンプル機固有の現象かもしれません。他に購入されて使っている方は特に気にならないし、むしろ快適、と思われるかもしれません。

だとしても・・やっぱりフラッグシップモデルなんです(しつこいですが)

そうした個体差、個体不良的なモノは、もちろん0には出来ません。だから出るのは仕方ないのですが、買う人にとってはそのモデルが全てなんですね。

となると、目の前にあるそのモデルを自分が実際に触ってみての印象が全てになってしまうのです。そして今回私はこう感じてしまいました。

って、言い訳になってきたな。まとめます。

今回のモデル、このレビューで挙げたような部分が気にならない方であれば、その他の完成度や、前半で触れたようなスペック等の全体の構成を考えると、今回の価格とのバランスも含めて非常に良モデルだと思います。

現在ASUS JAPANのハイスペックモデルは幾つか存在していて、どれもが10万円前後の価格設定となってますが、その中ではやはり今回のCX9が個人的には最も満足感も高く、良いバランスだな、と感じています。

今回の気になった点も、見方を変えれば、気になる点はそうした細かい感覚的な部分でしかなかった、とも言えます。なので、気にならない人には現行モデルの中では最良の選択肢の一つになり得ると思っています。

私のレビューは、あくまでお借りした端末に環境をごっそり移して1週間程度普段使い(メイン端末)として使っただけに過ぎません。また、このモデル、お借りした時に言われているのですが、結構貸出希望のメディアも多いらしく、その関係で通常より「なるべく早めに返却して欲しいな」と言われています。つまり、この後、CX9のレビューは続々と出てくる可能性もあります。なので、

それらのレビューを待ちましょう。それらのレビューも合わせてじっくり読んで検討してみてください。もしかしたら、今回私が指摘したような部分は、まったく問題なくて、むしろ魅力的なモデルと感じられるかもしれません。

その上で、是非選択肢の一つとして考えてみて下さい。

今回のレビューが、単なるネガキャンと受け止められずに、あなたの購入検討にとって何かしら役に立つことを願っています。

まずは結論。「発表から1年以上待たせたフラッグシップモデル」としては完成度、満足度が不十分。ASUSお馴染みのツメの甘さが随所に残る。

LTE非搭載を除けば、ほぼ現状全部載せで重さ約1.15kg。使い途があるかは別としてもThunderbolt 4端子を2つ搭載と現行ハイスペックモデル。

既にある程度出揃った「この世代」のハイスペックモデル。CX9(CX9400)の使用感で私が気になった部分。

タッチパッド(NumberPad)の反応の悪さ。慣れれば問題ないかもしれないが、幾つかの海外レビューでも指摘されているので、仕様か。

キーボード自体は思ったよりもは悪くない。むしろ好みではある。ただやはりフラッグシップモデルなら、日本語配列にする以上、単なる英語キーボードからの流用は止めて欲しかった。

狭ベゼル、ベゼルレスが持てはやされる現状を考えれば分からなくもないのだけど、FHDの液晶比(16:9)で作ると、横長に最初は慣れない。

まとめ:今回触れた部分が「気にならない」「重視されない」方であれば、現行ハイスペックChromebookの中では価格とのバランスも良く、十分に選択肢の一つに入るモデル。ただ、個人的には惜しい部分が多く、そこが悲しい。

  • まずは結論。「発表から1年以上待たせたフラッグシップモデル」としては完成度、満足度が不十分。ASUSお馴染みのツメの甘さが随所に残る。
  • LTE非搭載を除けば、ほぼ現状全部載せで重さ約1.15kg。使い途があるかは別としてもThunderbolt 4端子を2つ搭載と現行ハイスペックモデル。
  • 既にある程度出揃った「この世代」のハイスペックモデル。CX9(CX9400)の使用感で私が気になった部分。
  • タッチパッド(NumberPad)の反応の悪さ。慣れれば問題ないかもしれないが、幾つかの海外レビューでも指摘されているので、仕様か。
  • キーボード自体は思ったよりもは悪くない。むしろ好みではある。ただやはりフラッグシップモデルなら、日本語配列にする以上、単なる英語キーボードからの流用は止めて欲しかった。
  • 狭ベゼル、ベゼルレスが持てはやされる現状を考えれば分からなくもないのだけど、FHDの液晶比(16:9)で作ると、横長に最初は慣れない。
  • まとめ:今回触れた部分が「気にならない」「重視されない」方であれば、現行ハイスペックChromebookの中では価格とのバランスも良く、十分に選択肢の一つに入るモデル。ただ、個人的には惜しい部分が多く、そこが悲しい。