[かぶ] DELL Chromebook 11 3180レビュー。一言で片付けるのは簡単。でもそれでは勿体無い「何か」がこのモデルにはある気がしている。[PR]

[かぶ] DELL Chromebook 11 3180レビュー。一言で片付けるのは簡単。でもそれでは勿体無い「何か」がこのモデルにはある気がしている。[PR]

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先日開催された教育関係者向けのイベント「Google for Education – ICT 教育サミット」に参加してきました。その懇親会の会場でデモ機を展示していたメーカーの内の一つがデル株式会社でした。私はお詫びしなければいけません。今回デルが「日本市場に本格的に参入」と呟いたのですが、実際は前回日本に各メーカーが参入してきた頃から変わらず、デルは日本でChromebookを展開し続けてきていたのです。別に新たに参入したわけではないのに、ちょっと誤解を生む表現をしてしまったんですね。

DELL Chromebook

ただ、当時は今以上に私は個人ユーザーの視点しかありませんでした。そして、個人ユーザーの目から見ると、日本でその後地味に細々と発表されてきたモデルは「気づかなかったわけではないけれど関心の対象に入っていなかった」のです。

実際デル自身も個人向け市場はほとんど意識していませんでした(ほぼ文教法人向け)ので、プレスリリース自体も地味ではありましたし、そもそも個人向け市場と文教法人向け市場とでは求められるモデルの方向性も違うことが多々あります。ごめん、いきなり長々と言い訳から入った。しかもバカ正直に印象書いてるし。でもそうでなければこの後の文章は書けないと思ったのです。

ということで、当日デルが出展しているのを見て(継続して展開し続けていることは記憶の片隅にはありながら)素直に驚きました。何故なら、過去国内のGoogle関連、Chromebook関連のイベントに度々顔を出してきましたが、ほとんど印象に残っていなかったからです。なので「えっ、デル参入ですか!?」と思わず担当の方に聞いてしまいました。

デルの担当の方も、教育関係者(ほか経産省や教育委員会の方々など)もいる会場に何故か個人の、しかもChromebook大好きですというだけの目的で参加した私が珍しかったのでしょう。色々とその改めての本格参入に向けての熱い思い等々を語ってくれました。その上で今回、デルが現在日本で展開しているChromebookの貸出を提案してくださったのです。ありがとうございます。驚きました。そして落ち着く間もなくあっという間に貸出機が送られてきました。早い。

ということで、今回から何度かに渡って、デル株式会社の日本でのChromebookの現行モデルであるChromebook 11 3180についてレビューをしていきたいと思います。

Chromebook 3180 Education

折角貸していただいた担当の方には申し訳ないのですが、多くの日本の個人ユーザーにとっては「デルの3180?なにそれ、新しいの?」という印象だと思っています。ちなみにいつ日本で発表されたかご存知ですか?昨年2017年2月22日です。

「Chromebook 3180 Education」は、OSにGoogle Chrome OSを搭載する11.6型モデル。価格は44,980円(税別)。生徒の使用を想定しており、一目でクラスルームを把握できる機能を搭載した。

主な仕様は、CPUはIntel Celeron N3060、メモリがLPDDR3 1,600MHz 4GB、ストレージは16GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。ディスプレイは11.6インチで、解像度は1,366×768ドット。

インタフェースは有線LAN、IEEE802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、USB 3.0×2、HDMI×1、HD Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約10時間以上。本体サイズはW303.3×D206×H20.8mm、重量は1.32kg。

昨年2月に、「文教・初等教育向けに設計されたノートPC「Education」シリーズ2モデルを発売」しました。うち13.3インチがWindows、11.6インチがChromebookだったようです。

日本で展開している他の3メーカーの現行モデルと比較すると「特長がないのが特長」的なモデル。

いや、だって、2017年2月といえば、ちょうど海外ではSamsung Chromebook PlusとASUS Chromebook Flip C302CAが話題になっていた時期ですよ。そんな時に日本で出たのが「Intel Celeron N3060、4GB RAM、16GBの通常のクラムシェルタイプのモデル」です。ちなみにその前年に私はASUSの教育市場向けモデルC202SAを絶賛する文章を書いています。それとCPUやRAM容量などの基本的なスペックはほぼ同じです。

ここ最近、単に新しい、というだけでなく、今までのChromebookとは少し違ったモデルが続々と発表されています。それらは薄かったり、美しいアルミ筐体だったり、高精細ディスプレイ(高解像度)搭載であっ...

で、以前からChromebook使ってきた方ならご存知だと思うのですが、デルって日本で最初に展開した2014年当初からこのChromebook 11って出し続けてるんです。最初のモデルの時点で16GBのSSDだったり、Celeron 2955Uだったり、と実は地味にその後のモデルより快適だったりする(当時からRAMは2GB/4GB選択可能)のです。ちなみに海外ではこの11でCPUに「Intel Core i3 4005U」載せてきたりもしてます。結構国内外で評価の高いのがデルのモデルなんですね。

その後SSDじゃなくなったり、CPUがCeleron N2840になったり、RAMまで2GBになったり(2015年)、となんか妙に大人しくなっちゃったんです。ちなみに2016年は出していません。1年明けて満を持してのこのChromebook 11 3180です。前述のASUSのC202SAや同じ年のAcerのChromebook 11 N7なんかと同じようなスペックです。と、なんかこれだけ眺めてみると何かよく分からない。

特長のないのが特長みたいな、しかも2018年の今にレビューする何かがあるのか、と言われると戸惑ってもいるのですが、ただ、先程少し呟いたのですが、

これ、今回折角デルの方が貸してくださったから「悪いこと書けないと思って一生懸命フォローしようとしている」というわけじゃないんです。いや、そういう文章書けないの、今まで書いてきた文章や今回の流れでもお分かりだとは思うのですが‥何でしょうか、この戸惑い

やっぱり私は梅沢富美男か。

いや、浮気する気はないのですが、、私結構一途なんですが、ただ、何でしょうねぇ、このモデル、一言で片付けられないんですよ。何この感じ。

これ、前述のASUS C202SAやAcer 11 N7と同じくEducationモデルなんです。「文教・初等教育向けに設計されたノートPC「Education」シリーズ」なんですよ。なのに、私がここ最近イメージしている各社共通言語のようになっているような重厚感あふれる、もしくはいかにも強そうな感じじゃないんです。

一応本体キーボード周りはラバーで覆われているように見えますし、

側面から見ると確かにラバーなんですよ。ただ、

天板も底面もパキパキのプラスチックオンリーなんです。

ヒンジ側もそうなんですが、この上の画像の前面側、天板を開く側ですね、この部分も指を引っ掛けやすいように隙間が開いてまして、なんというか‥

これ、本当に大丈夫?落としても壊れない、というよりも、むしろ敢えて頑丈に作らないことで、衝撃逃しやすいとか、却って踏ん張らない分壊れにくい(致命傷になりにくい)みたいな方向性なの?みたいに感じてしまうのです。

ASUS Chromebook Flip C213NA-BW0045

最近の文教法人市場向けの耐衝撃耐水タイプのモデルのイメージはこんな感じです。

よく腕時計なんかでもあるんですが、ある程度以上の負荷が腕時計にかかった時に、腕を守るために「時計自体が簡単に腕から外れるようになっている」実用時計があるんです。むしろ踏ん張っちゃって腕から外れないと、腕ごと持って行かれちゃうので人間へのダメージが大きいそうです。

なんか、それに似てるんですよ。これ、本当に大丈夫なんでしょうか。

(注:実際のところ、デルの担当の方によると、「壊れない」ことに関してはかなりの自信があるようです。その自信を掘り下げてみたいところです。)

ちなみにこのモデル、重さどのくらいあると思います?

C202SA(約1.20kg)より重いんです。見た目はC202SAより薄いので、とてもそんな印象はないのですが。

ちなみに、本体を手で掴んで軽く力加える(天板を押す)と、天板側たわみます。このたわみが衝撃を吸収する感じなのでしょうか。

「色々粗はあるけれど。」と書いた、個人的に惜しいと感じた部分。

キーボードです

特に両端が詰まって変則的になってしまっている、とか、そうした変なことはなく、普通にバランス良く配置された日本語キーボードです。

右端、エンターキー周りも11.6インチと考えれば十分ですし、

かといってその分左端のSHIFTキー等が影響を受けている訳でもありません。ただ、

ペチ。

なんというか、とってもキータッチが‥なんというか‥ねぇ‥ペチッ、というか、パキッというか‥何か残念。(ここ、伝えたくて動画にしたのですが、まだ未編集なので、編集次第上げたいな、と思っています。)

ただ、海外のレビューを見た限りではこのキーボード含めて評価(pros=賛成)しているようなので、好みによるのかなぁ。

あとは、充電器ですね。

まぁ普及価格帯の常といいますか、お馴染みの嵩張るタイプのものなのですが、

コンセントプラグ(右側)が三叉なのは、これ、私の貸出機だけでしょうか。ちょっと確認とっておきます。

茶化している訳でもバカにしている訳でもネタが尽きたわけでもなく。

いや、先程ツイートで「実際写真撮ってる時点で気分はとても静かだった」と触れたように、開封した時も、その後電源入れた時も、写真取っている間も心はとても静かで穏やかで盛り上がりのない、正直「これ、どうしよう」と思ったのが正直な第一印象だったのですが‥

でもね、今この文章を書きながら、時々触れたり、いろいろ考えてみると、なんだろう?このモデル、

普通に良い気がしてくるんですね。

これ、天板と底面がダークグレーで、中央部分のラバー部分が若干薄いグレー、というツートンなんです。なので、パッと見た感じ、実測値(高さ20.8mm)以上に薄い印象を受けるんです。実際、ラバー部分の厚み9mmですし。若干丸みを帯びた、けれどとてもシンプルにまとめたこのモデル、余計なものがないので、スッキリしていてこれはこれでありかな、と。なんかとても従来のChromebookっぽい感じです。

一応Androidアプリも既に対応しているのですが、内部ストレージ16GBですし、タッチスクリーン非対応(対応モデルもあります)でもあるので、むしろ何も入れず、むしろPlayストアをオフにして、シンプルに使いたい。

そう考えると、このモデル、まさに日本でよく目にする「Chromebookは安さが魅力」に代表されるような、あまり詰め込みすぎない、価格も手頃でネット散策中心に気軽に使うような、そんなモデルとして良いのではないか、と思うのです。そして、そういうモデルは残念ながら、

今の日本にはほとんど存在していない

んですね。むしろ貴重ともいえます。こういうモデル、求めている人って必ずいる。そして、最初の一台としても悪くない。

このモデルは、本当に普通のモデルです。天板のデザインも表面がサラサラしたプラスチックにダークグレー一色、そこに中央にデルのロゴ、左上にChromeのロゴがあるだけ。あ、あとは

この部分なんです。気になりません?私、てっきり使用中はここがChromebook Pixelのようにカラフルに光るのかと思っていたのですが、普通に使っている分にはまったく何も点きませんでした。ただ、

学習をライトアップ: 革新的な3色LEDによるデルのアクティビティライトにより、生徒と教師のコミュニケーションが 向上 します。視覚的インジケータにより、途切れることのないコミュニケーションを可能にします。

「デル・アクティビティ・ライト」と呼ぶそうです。これ、光らせてみたいなぁ。革新的な3色LED。何か方法があるのかな。

ということで、このモデル、「じっくり使ってみてください」と言われていますので、そのあたりを楽しみながらしばらく手元に置いてみたいと思います。

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