[かぶ雑感] 普及し始めた今だからこそ、Chromebookを販売するメーカーに改善してほしいところ(2)公式の製品ページには正しいキーボードの画像を載せて下さい。

[かぶ雑感] 普及し始めた今だからこそ、Chromebookを販売するメーカーに改善してほしいところ(2)公式の製品ページには正しいキーボードの画像を載せて下さい。

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今回も引き続き、ようやく国内でも少しずつ普及し始めてきたからこそ、Chromebookを出しているメーカーには改善、検討して欲しい点について書いていきます。

前回の内容はこちら。

Chromebookが国内でも普及し始めてきたことで、各メーカーも精力的に新作モデルの発表、発売や、それに合わせてのキャンペーン等を積極的に行っています。大切な時期(タイミング)でもあると思いますし、...

公式サイトの製品ページには正しいキーボードの画像を載せてください。

今回の話はChromebookに限ったことではないのですが、他のPC以上にまだまだ影響を受けやすい部分かな、と思っているので、書いてみたいと思います。それが「キーボード」です。

これを読まれているあなたは、普段キーボードの配列について気にされたことはあるでしょうか。

国内において一般的なのは日本語配列JISかな配列と呼ばれているものです。製品ページで「日本語キーボード」と書かれていれば、ほぼこれになります。ただ、国内ではもう一つ、比較的使われている配列があります。英語配列、中でも米国向けのUS配列、と呼ばれるものです。一般的に「英語キーボード」みたいな言い方をされますね。

もちろん英語キーボードでも普通に日本語は打てます。多くの方はローマ字入力をされていると思いますので、どちらでも問題がないんです。ただ、かな入力(日本語キーボードに印字されている「かな」をそのまま入力する場合)をされる方の場合には、日本語キーボードでないと厳しいと思います。なので、文中では日本語配列、という表現だけでなく、敢えて「JISかな配列」と付け加えています。

例えばプログラミングをされる方など、一部ではこちらも根強い人気があります。ちなみに私はプログラミングは一切しませんが、こちらが好みです。単純な好みでこちらを選んでいる方もいます。

打ちやすさは慣れと好みの問題も大きいので、正直どちらが好きでも良いと思っています。ローマ字入力ではなく、かな入力をされたい方もいると思いますし、日本で使うなら一般的には日本語キーボードのほうが多いかもしれません。

で、今回、何を話題にしたいのか、というと、各メーカーの製品ページの製品画像について、なんですね。

多くのメーカーでは、この製品画像のキーボードが、

実際には日本語配列キーボードであったとしても英語配列キーボードの画像のまま

なのです。

LenovoのIdeaPad Duet 560 Chromebookのメーカー公式サイトの画像。
実際は日本語キーボードなのですが、画像は英語キーボードです。

そのため、実際に実物を見るまで、そのモデルがどんな日本語配列のキーボードなのか分からないのです。

これの何が問題なの?と思われるかもしれませんが、キーボード、同じようでいて細かい違いがあります。もちろん配列自体は同じなのですが、各キーの大きさ、配置のバランスが違ってくるんです。そして、少なくともChromebookにおいては、現時点では日本語配列のキーボードは、この影響を受けやすいのです。

海外のモデルをそのままJIS配列にすると、結構端の方のキーが影響を受けやすくなります。
1番影響を受けやすいのがエンターキー。

Chromebookは基本的には各メーカー、Googleの定めた基準(規格)に基づいて製品を作っています。なので、本来であればそこまで差は生まれません。ただ、この基準が本国である米国(US)を想定して作られているためか、キーボードについても、基本的に英語配列(US配列)の基準に基づいて作られているものが多いのです。

英語配列と日本語配列では当然キーの数も違います。日本語キーボードのほうがキーの数が若干多いのです。にも関わらず、英語配列の基準で作られた基板にそのまま日本語配列のキーを詰め込めばどうなるか。

どうしても一部のキーが日本語配列になった時に極端に短かったり小さかったりしてしまうのです。

当然メーカーもそんなことは分かっているので、ある程度その中でモデルによって工夫はしています。最近では富士通のように、Googleと交渉して、最初から日本語配列を想定して作っている、日本モデル専用のキーボードで出しているメーカーもあります。ただ、Chromebookは価格が手頃なのも魅力です。当然、キーボードを一から作り直せばその分コストもかかるため、多くのメーカーのモデルでは、そのまま流用してしまうことが多くなります。

ASUSのFlip CX3400国内モデルのキーボード。
あくまでUS配列のキーのバランスに合わせて、JISかな配列キーを詰め込んでいる(共通の型、穴)のが分かります。

そうした違いがメーカー、モデルによって特に表れやすいのが、Chromebookの日本語キーボードのモデルなんですね。

エレコム株式会社が2022年1月下旬より、“ Works With Chromebook ”認定を取得したコンパクトキーボード2種(USB-C、Bluetooth)を発表、発売しました。既にAmazo...

ところが、各メーカーの製品ページを見ても、画像がほぼすべて英語モデルのページからの流用になっています。そのため、キーボードがどういうクセがあるのかが分かりません

言い方は悪いのですが、各メーカーの商品ページは、実際に販売する商品とはまったく別の商品の画像を使っている、ということです。

PCを購入する際には、分かりやすい数値で表されるスペック等で比較することが多いと思います。キーボードなんて打てれば良い、という方も多いかもしれません。確かに先ほど触れたように好みや慣れの部分も大きいので、どんなキーボードでも構わない、というのも一つの意見だと思います。

ただ、PCがタブレットと違うのは、文字の入力、つまりアウトプットにはすべてキーボードを使う、ということです。(音声入力ももちろんありますが)

例えば今回の文章もこの時点で1500字くらいになるのですが、ローマ字入力なら単純計算でその倍、キーを打っている、ということになります。もちろん人間は慣れる生き物ですが、それだけ触れる回数、時間の長い部分だからこそ、特に文章を書く人にとっては大切な部分だと思うのです。だから拘る方もいると思うんです。

少なくとも、自分が選ぶPCのキーボードが、どういうキーボードになっているのかくらいは確認したい。

もちろん細かい打ち心地等までは画像では分かりません。ただ、購入検討の段階で、「ああ、このモデルはエンターキーが短いな」「このモデルは全体的に大きさのバランスが取れているな」といった判断材料が出来るだけでも大きな違いだと思うのです。

富士通 FMV Chromebook 14FのJISかな配列キーボード。
こちらは日本のみの展開なので、専用に設計されています。

と同時に、そんな現状だからこそ、キーボードにしっかり力を入れている富士通のChromebookが(一部界隈のみかもしれませんが)他モデルに比べて単純なスペックのみの比較であれば決して安い訳ではないのに、高評価を得ているのだと思っています。それだけ差別化になっている、ということですね。

2022年1月21日から再開したかぶろぐ。それに合わせて、私の普段使い用のChromebookを新調しました。 既に私のTwitterをご覧頂いている方はある程度予想が付いていたかと思いますが、...

この辺り、メーカーのサイトを運営されている担当の方は大変かもしれませんが、最低限の情報だと思うので、是非検討して欲しいな、と思っています。

ちなみに・・

Windowsなど他OS用のキーボードでもこの傾向はあまり変わらないようで、別売りのキーボードであったとしても、英語配列のキーボードの画像を使いつつ、細かく見ていくと「日本語キーボード」と書かれている製品も多いので、この辺りメーカーはあまり重要だとは考えていないのかもしれませんね。

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公式サイトの製品ページには正しいキーボードの画像を載せてください。

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