[かぶ雑感] 普及し始めた今だからこそ、Chromebookを販売するメーカーに期待したいところ(1)「RTでプレゼント」も良いけど、お試し貸出キャンペーン、出来ませんか?

[かぶ雑感] 普及し始めた今だからこそ、Chromebookを販売するメーカーに期待したいところ(1)「RTでプレゼント」も良いけど、お試し貸出キャンペーン、出来ませんか?

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前回まで2回に分けて書いた「メーカーに改善してほしいところ」、思ったよりも共感、反応をいただけて嬉しいです。

特に2回目に関しては、直接文章に対してではないですが、合わせて書いたツイートに対して、DellのTwitterアカウントの方が、

といったリプライをして下さいましたし、これから各メーカー少しずつこの辺りが改善されていくと良いな、と願っています。

さて、今回は「メーカーに期待したいところ」です。これに関しては意見が分かれるかもしれませんが、長くChromebookを使ってきた中で、常々思ってきたことでもありますので、普及し始め、注目度も以前とは比べものにならないくらいになった今だからこそ、改めて書いてみたいと思います。それが「お試し貸出キャンペーン」です。

Chromebookは他OSのPCやスマートフォン、タブレットに比べて「お試し」がとても簡単。

Chromebookの特長や魅力、というと、「低価格、低スペックでもサクサク動く」「起動が爆速」といった辺りがお馴染みとなっています。多くの方にとってはそれが分かりやすいとは思うのですが、反面「Chromebookで出来ることはWindows PCやMacBookでも出来るから、その辺りのPC買えるなら必要ない」といった意見もよく目にします。

ただ、Chromebookの特長って、実はそうした「具体的に分かりやすい」ようなハッキリしたものではない部分も結構あるのです。その1つが、

あくまでChromebookにおける本体はGoogleアカウントなので、モデルの乗り換えや切り替え、使い分けがとても楽

というのがあります。この辺りについては先日改めて文章にしましたので、興味を持たれた方はそちらをご覧下さい。

ここまで9回に渡って、最近国内でも学校を中心に普及し始めている、Chromebookについて考えてきました。 当初は、なかなかイメージしにくいこのPCについて、最近になって興味を持ち始めた方に向...

さて。これを前提として、私は先日、次のようなツイートをしました。結構反応があったので貼り付けてみます。

このブログを以前からお読みの方ならお気づきかと思いますが、私は実際に自分で20台以上のChromebookを購入していますが、同時に、ありがたいことに新作モデルが出る度に、各メーカーからサンプルモデルをお借りしてレビューをすることがあります。

レビューとひと言でいっても色々あると思います。実際には使わずに、スペック表だけを抽出して機械的に処理して評価を当てはめて自動で大量に記事を作成する、エアレビューも最近は非常に多いのですが、かなり中身が濃く、分かりやすく、比較検討がしやすい、しっかりとしたレビューを発信される方もいらっしゃいます。私、そういう方のサイトを見る度に、凄いなぁ、と素直に尊敬しています。また私のように、何か毎回決まった「型(形式)」はないけど、使ってみて感じたことを、感じたままに書き殴っていく暑苦しいレビューもあります。

どういったレビューが合うかは人それぞれですし、発信する側にも得手不得手があります。私の場合はたまたま、そういったレビューだった、ということで、以下の文章は他の方のレビューを批判するものではありませんので、ご理解下さい。

ちなみに私、以前はWindows PCの貸出レビューも受けていたのですが、最近は全く受けなくなりました。理由は、私には合わないからです。

私の場合には、基本的にはレビューをする場合には、他との比較というよりも、実際になるべく私自身の普段の用途に近づけた状態で貸出期間一杯、ほぼメインPCとして使い込んでみて、その上での使い勝手や感じたことを中心にダラダラと書き連ねていく、というスタイルです。こういうスタイルを採る人間にとっては、Windowsなど他OSのPCって厳しいんです。

これは他OSの強みでもあるので仕方ないのですが、色々なアプリを入れて、そのPC自体を自分色に染める、自分に合った形にカスタマイズをして使い込む、My Computerの色が強くなります。なので、お借りしたPCで先ほどのような私のスタイルでのレビューを行おうとすると大変なんですね。普段使うアプリを全て入れて、更に補助的なツールも入れ、また例えば動画編集等も行うのであれば、そのための細かい設定もすべて行って、完全に移行しないと、私のスタイルのレビューって出来ないんです。

また、それを行っている間はそのPCをメインで使い続ける訳ですが、その間、他のPCと併用するのがなかなか面倒くさい。何故なら、どちらの、どのPCに私の作業用のファイル(動画や画像ファイル、書類等含め)が入っているか把握しておかないといけないからです。そして、半月ほど経って返却する際には、PC内のデータをすべてバックアップをとって、元の自分の普段のメインPCの中に戻さなければいけません。その上で、借り物なのでストレージ内を完全にフォーマットする必要もあります。

となると、もの凄くパワーがいるんです。時間もかかる。となると、流石にそこまでは出来ないので、とりあえずベンチマークソフトを入れて、計測して、あとは当たり障りのない、あまりセットアップの面倒でないアプリを幾つか入れて、何となくの体感速度を試した上での印象と、あとはハードウェア部分の評価にならざるを得ません。

繰り返しますが、こうしたレビューがダメなのではありません。これらも徹底的に行えば、そしてそれがデータとしてしっかり蓄積され、分かりやすい形で比較出来、それが読まれる方に伝わるのであれば、私なんぞの「感覚中心」の漠然としたまとまりのないレビューよりも遙かに有益です。だから私は、そうしたレビューをされている方々を、皮肉ではなく本気で尊敬しているのです。私にはそうしたことが出来ないからです。

思い切り脱線しましたが、ここまでが今回の「お試し貸出キャンペーン」に繋がる前フリです。こうした背景があることだけ何となく頭の片隅に入れておいてください。

さて。あなたが新しいPCの購入を検討したとき、予めそのPCを一定期間、じっくり試せたら良いと思いませんか?

それも、今触れたような、実際の自分自身の仕事環境、作業環境をほぼごっそりそのお試し用のPCに一時的に移行して、普通に自分のメインPCとして半月ほど使う(試す)ことが出来たら

それが出来たら、そのPCが本当に自分の用途に合うかどうか、がより分かりやすいですよね?

「確かに快適だけど、文章入力が主の私には、キーボードが打ちにくい。」
「処理速度も液晶も快適だと思ったけど、私が普段使っているアプリで画像と動画編集をいつも通り行ってみたら、思ったよりも使い勝手が悪かった」

そういった細かい部分が(もちろん完全ではないとしても。それは結局は長期間使わないと分かりませんし。)より分かりやすいと思いませんか。借り物のPCという感覚ではなく、普段の自分のPCと同じ感覚で使えたら。

そんなの、出来る訳ないじゃん。

あなたはそう思うかもしれません。正確にはそうとも言えます。
ただ、Chromebookだと、それに近い形が実現できるのです。

何故なら、先ほどから触れているように、Chromebookの本体はあくまでGoogleアカウントであり、アカウントに紐付けされた環境、データを、一時的に目の前のモデル(Chromebook)に数分でほぼ同じ状態で復元させて使うことが出来るからです。目の前のChromebookというPCは、あくまで一時的な自分の環境の置き場所、入れ物に過ぎないんです。

これは複数台を併用するのにも便利です。例えば出先では、モバイル用途に特化させたモデルを使っておいて、自宅に帰ったら、自宅用のハイスペックで画面も大きくキーボードも打ちやすい、別のChromebookでサインインをする。すると、先ほどまで出先で使っていたモバイル用途のChromebookの環境が、作業を終えた時の状態でそのまま同期されるからです。

なので、5台持っていようが、10台持っていようが、環境やデータがすぐに同期、復元されるので、そこまで複数持ちが苦にならないのです。これが、先ほどの文章でも触れた「Chromebookユーザーって複数台を普通に使い分けてる」理由です。

さて長くなりました。既に飽き始めているかもしれませんが、ここでようやく本題です。

Chromebookに初めて興味を持った。もしくは新しく発表されたChromebookを試してみたくなった。

そんな時、お試し貸出が出来たら、良いと思いませんか?

借りて手元に届いたら、自分のGoogleアカウントでサインインすれば、普段の自分の環境がすぐにその貸出されたモデル上に再現されます。既にChromebookを持っている方なら、ほぼ同じ環境で使えるので、今まで使っていたモデルと同じ使い方をしたときの使い勝手がすぐに分かります。何なら2台並べて同じ作業をして快適さを比べてみても良い。

初めてChromebookに興味を持った方も、とりあえずGoogleアカウントだけ作っておけば、すぐに始められます。そして、貸出期間中、とことん試してみる。試して作り上げた環境は、貸出端末内ではなくクラウド上のGoogleアカウントと紐付けされていますので、返却後、実際にそのモデルや別のモデルを購入することになっても、すぐにその続きから、環境が再現出来ます。ちなみに、貸出機を返却するときには「Powerwash」という機能を使えば、1〜2分でスッキリ綺麗に削除出来ます。

つまり、お試しが非常にしやすいのです。それも、単純に何となく表面を撫でて触っただけではなく、自分の環境を一瞬でごっそり復元させて、徹底的に貸出期間中使い込んだ上で、返却時にも削除が簡単。新しいモデルを買った時には、その続きからまた使い始めることが出来る。

もちろんこれは他OSのPCで全く出来ない、ということではありませんが、Chromebookほど楽ではありません。

これが、先ほどツイートを貼り付けたように、私がChromebookだけはメーカーから度々貸出を受けて積極的にレビューをしようと思える理由です。そして、そこでの体験は、私にとって、私の使用環境においての、次のモデルとしての購入検討においての非常に大きな判断基準になります。

そこで、提案なのです。

最近、Chromebookを出しているメーカーは、Twitter等で盛んに「RTで毎日1名にプレゼント!」キャンペーンを開催しています。

これ自体は、実際にChromebookに興味が無い方でも「タダで貰える」という意味でどんどんRT、拡散してくれますし、その分多くの人の目に留まる可能性も広がるわけで、広告効果は大きいのだと思います。

だから各メーカー、やられているわけですよね?例えその後、当選した方(の一部が)メル○リ等に即出品して換金していたとしても(実際そうしたキャンペーンの直後に明らかにそれっぽいモデルが続々と出品されるのを見ていると哀しくなりますが)それ以上に効果があるのだと思います。だから、それについては、(実際にそれで手に入って、Chromebookに興味を持たれた方が数名増えるかもしれませんし)アリだと思っています。

ただ、それとは別で、お試し貸出キャンペーン的なこと、やってくれませんか?

巷では週末に発売されたASUS Chromebook Flip C101PAの話題が盛んですが、私は米Amazonでは31日より発売予定(既に一部では入手された方もいるという話)のGoogle Pix...

これだと確かに社内での在庫管理とかが、プレゼントとは違って面倒かもしれません。また、前述の「タダで貰える」に比べれば、返さなければいけないのでモチベーションも下がって、拡散力も激減するかもしれません。

ただ、興味はあるけれど、いきなり購入するにはハードルが高い、という人も多いと思うのです。

そういう人のもとに届く可能性が高くなります。そういう本当にChromebookを試してみたい、という方にとって良い機会だと思うのです。

ちなみにこうしたキャンペーン、企画を常に行っているメーカーが既にあります。それがDellです。

アンバサダープログラムといった形で、最新のWindows PC(XPS)などを頻繁に貸出を行っています。

貸出、無料体験自体は特典の1つに過ぎず、他にもイベントや特別購入プランなども用意しているので、Dellの場合には単純なお試し貸出キャンペーンとは違って、かなりしっかりとしたプログラムとして作られています。

私もXPSは購入しましたし、最新モデルが出れば非常に興味がありますので、実際に試してみたいな、と思うのです。どれくらい使い勝手が変わったか。今使っているXPSから買い換える価値があるか、など。

ただ、それでも躊躇してしまうのです。その理由は「返さなければならない」からではなく、ここまでダラダラと話してきたような「自分の環境を完全に貸出モデルに移行させて、貸出期間中メインPCとして使い込む」こと、そして「その後、返却時にそれらの環境とデータをまた完全に元のモデルに戻すこと」が面倒だからなんです。なので応募に踏み切れずにいます。

それがChromebookだと簡単です。実際に私はそうして今までに10台以上のChromebookを発売直前や直後にお借りして(ありがたいことです)、貸出期間中はほぼメインで持ち運んだり自宅で使い込んでいます。また、その間も自分の持っているChromebookやPCとの併用も簡単です。これらが、単に数分の「Googleアカウントでサインインする」だけで実現できてしまうのです。

最近は国内でもラインナップが充実してきたこともあって、ひと世代前のモデルが増えてきています。それらをアウトレット価格として大幅に価格を下げて販売する、投げ売るのも在庫処分、ユーザー数を増やす、という意味では効果があると思います。また、例えばASUS JAPANであれば、4年くらい前のモデルを、外側のガワだけ変えて「最新モデル」として再利用して新発売する、といった戦略も採っています(中のハードウェア自体は古いままなので、サポート期間はほぼ以前のモデルのまま)。

そうしたモデルでも良いんです。何故ならひと世代やふた世代前くらいのモデルであれば、充分に実用的だからです。

それらのモデルの内の幾つかを、「お試し貸出キャンペーン」として、どんどん貸し出して試してもらうこと(をキャンペーンで行うこと)は出来ないのでしょうか?

もちろん私も以前はメーカーにいた人間ですので、現実問題として販売在庫とそれらのモデルの在庫の管理や部署も別なら、それらの扱いが面倒で大変だというのもある程度は分かります。また、そうした企画を考えても、果たしてどれだけの効果があるか、数値として出せない以上、社内で通るかどうか、という問題もあると思います。

ただ、これってChromebookならではの強み、特長であり魅力の1つをアピールする良いチャンスでもあると思うんですね。

実際、各メーカーも「Chromebookって何?」といった特集ページを作っていますが、なかなか「Chromebookならでは」の魅力を分かりやすく伝えることには苦心されているのが感じられます。実際、難しいんです。それなら「低価格、低スペックでもサクサク」「起動が爆速」「ウィルス対策が不要」といった当たり障りのない説明が、Google自身も謳っているだけに、無難で安全ではあるのですが、もう一歩踏み込んでほしいな、と思っています。

もしこれを読まれたメーカーの方がいらしたら、「鬱陶しいな。世の中そんなに簡単じゃないんだよ。」と思われるかもしれませんが、「RTで毎日1名様にプレゼント」キャンペーンをあれだけ頻繁に出来るくらいですから、是非ここは頑張ってほしいな、と期待しています。

巷では週末に発売されたASUS Chromebook Flip C101PAの話題が盛んですが、私は米Amazonでは31日より発売予定(既に一部では入手された方もいるという話)のGoogle Pix...
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