[かぶ] 「Chromebookという、あたらしい発想」、そこに「アカウントだけ持ち歩く」という体験の場を広げていきたい。

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[かぶ] 「Chromebookという、あたらしい発想」、そこに「アカウントだけ持ち歩く」という体験の場を広げていきたい。

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一昨日も話題にした、ビックカメラ全国31店舗で展開中のChromebookコーナー(一部店舗では体験コーナーも併設)、早速昨日新宿と有楽町に行ってきました。

2019年もあと3ヶ月となりましたが、ここに来て国内Chromebookのコンシューマ市場の動きも活発になってきています。10月1日、ビックカメラ全国31店舗にChromebookの体験コーナーがオープン、それに合わせて20%という大幅ポイント還元(10月中)も行われています。Amazon.co.jpに続いて大手家電量販店であるビックカメラの参入で、今まで以上に幅広い層の方の目に触れ、手にとってもらえる機会が増えました。

昨日はTwitterがシステム不調で色々あったのですが、それでもTwitter上でも色々な方が全国のビックカメラからツイートされていて、その雰囲気がとても良いなぁ、と思いました。

で、色々と発信出来る内容はあると思うのですが、すべて盛り込むといつも通りの詰め込み過ぎの内容になってしまうので、今回はその中から一点だけ。ただ、この一点に絞れたのは、それだけ今回のGoogleとビックカメラの動きがとても嬉しく、今後に期待出来そうだからです。

「これからはアカウントだけ持ち歩こう」そんなスタイルもあって良いと思うんだよね。

今回のテーマはこちら。個人的に電子書籍でもこのブログでも書いていますが、基本的にはChromebookの一番の魅力はこれだと思っている部分です。

Chromebookに魅力を感じる部分はもちろん人それぞれに違うと思いますが、一番分かりやすい特長の一つとして、この

Googleアカウント(で分かりにくければGmailアカウント)が手元にあれば、あとは家でも出先でもカフェでも職場でも、Chromeが動く環境にあれば一瞬でどこでも自分の環境が再現出来る

ということがあると思っています。アカウントに紐付けされてクラウドにデータが保存管理されている、という点はGoogleに限らず、AppleやMicrosoftでも同様ですが、それをよりシンプルに、かつ目の前の端末からの自分の環境の再現も消去も簡単に行える、というのはChromebookならでは、です。これはスマートフォンで考えてみて頂ければ分かりやすいと思うのですが、AndroidスマホもiPhoneも、確かにアカウントがあれば新しい端末にした時にクラウドから環境を復元は出来ますが、時間はかかりますし、毎日、毎回やろうとは思いませんよね?それなりに時間がかかるんです。

ただ、これがChromebookだと出来る。

例えば今回のビックカメラのChromebookコーナーでも、ビックカメラ側が問題ないのであれば、目の前の自分の気になるモデルに自分のGoogleアカウントでサインインして自分の環境を1分強で復元、実際に普段自分が使うサービスや場合によってはアプリ、更に仕事の続きを小一時間試してみる、ということも簡単に出来ます。セキュリティ面?終わった後、powerwashで一発です

私はこんな体験コーナーが出来ればなぁ、と2年前から発信してきました。

巷では週末に発売されたASUS Chromebook Flip C101PAの話題が盛んですが、私は米Amazonでは31日より発売予定(既に一部では入手された方もいるという話)のGoogle Pix...

当時国内でChromebookを再展開し始めたばかりだった各メーカーの担当の方にも話したことがあったのですが、「それ、数値的に弊社でメリットを測定できるの?」と言われてしまって実現には至りませんでした。その結果考えたのが、「それならせめて個人ユーザーだけでも、それぞれに自分のお気に入り持ち寄って全国各地でオフ会という名のお触り会をやろうぜ」ということでした。それが2018年に15回近くに渡ったChromebookユーザーオフ会に繋がります。

で、今回。ビックカメラのChromebookコーナーに関しては、特に都内では主力である有楽町と池袋においては店舗入り口等に特設ブースまで設置して、盛んにアピールをしていました。

店員さん(Googleやメーカーからの応援もある?)が従来では考えられないほどに積極的に自分たちから道行く人に声をかけていまして、その場で設置してあるChromebookへ誘導、側に付きっきりでその魅力を色々話しています。その横で、何となく興味を持ったのか強引に呼び込まれたのか分かりませんが、一般の方は何となく頷きながら、デモが表示されている状態のChromebookのキーボードを少し触ったり、本体を持ち上げたりしています。

確かに今回、店員さん、凄く勉強してきてる。ちょっと間違っている部分もあるけど、それでもこんなに積極的に色々教えて貰えるとは思いませんでした。更に今回、体験された方への販促グッズや、非常に充実した「はじめてのChromebook」なる冊子まで配布しています。とても今まででは考えられないほどの夢のような現実が目の前で行われています。

でも、だからこそ、かぶは欲が出てしまうのです。そこまで行けるなら・・冒頭の

「Googleアカウント(で分かりにくければGmailアカウント)が手元にあれば、あとは家でも出先でもカフェでも職場でも、Chromeが動く環境にあればどこでも自分の環境が再現出来る」

その場で体感できるコーナーを作って欲しかったな、と。

何故なら、何度も繰り返していますが、Chromebookの良さって、店頭で何となく分からないままにキーボード触ったり、少しカーソル動かしてChrome開いてページ見る程度じゃ、大して分からないからです。「ちょっと動きが軽快でWindowsやMacより安いネットブック」的な印象しか生まれないかもしれません。

でも、例えば既にChromebookを仕事や趣味で使っているユーザーにとっても、今回発売前にも関わらず展示されていたHP Chromebook x360 12bなどは、実際に試してみたいわけです。

自分の環境だとどの程度使えるものなのか。どのくらい今使っているChromebookと比較して快適なのか、どの辺りが弱いのか。

これは従来の常識で考えれば、店頭に展示されているデモ機では不可能な話です。でもChromebookだとそれが出来てしまうんです。何故なら、単に自分のGoogleアカウントでサインインすれば良いだけだからです。そして、データの心配も要りません。試し終わった後はpowerwashで一発で綺麗に削除されます。

これ、あなたの自宅や職場にあったら便利ですよね?というアピールも出来ますが、カフェやワークスペース、ホテルの関係者にとっても魅力的です。実際に何十台も入れなくても、既存のWi-Fi環境+Chromebookで誰でも自由にいつもの作業が出来る、という付加価値が生まれるからです。と同時に、何故今盛んに学校、教育現場での導入が盛んに、そして話題になっているのかが実感できると思うのです。

確かにこうしたことは、ビックカメラのような大きな店舗やメーカーの力を借りなくても、個人でも地道に出来ることではあります。ただ、それをやってきた、やろうとしてきたのが、昨年のおふぃすかぶでした。今年はメーカーが本気出し始めている。そんな時だからこそ、今、改めてこの「アカウントだけ持ち歩こう」というアイデアが気軽に体感できる空間が広がってくれることを願っています。と同時に、私もそんな流れの中で何か力になれたら良いな、と思っています。

ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにあ...

「これからはアカウントだけ持ち歩こう」そんなスタイルもあって良いと思うんだよね。

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