[かぶ] Lenovo Chromebook S330がAmazonでクーポン適用で10,000円オフ。税込21,857円と27,376円に。

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[かぶ] Lenovo Chromebook S330がAmazonでクーポン適用で10,000円オフ。税込21,857円と27,376円に。

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なんかここ数日、特価情報ばかり文章にしている気がしますが、昨夜(文章作成時点)からAmazonで、お馴染みLenovo Chromebook S33010,000円クーポンが発行されています。こちらを適用すると、HD(1,366×768)液晶/32GB eMMCモデルが税込21,857円に、FHD(1,920×1,080)液晶/64GB eMMCモデルが税込27,376円に(それぞれ文章作成時点でのAmazonでの価格)なります。

クーポンが適用されるのは「Amazonが販売(発売元がAmazon)」しているモノのみとなります。同一ページで他セラー(Amazon以外)が販売しているものが表示されてしまった場合には、右下のこちらの画面、

もしくはその下の一覧から

Amazon.co.jpを選び直してください。

となると、ちょうど昨日取り上げたASUSの同じ14インチモデル、C403SA(C403NA)の税込21,800円と綺麗に競合する形になりますね。

2019年のサイバーマンデーセールでは、ASUSのChromebookの現行モデルの1つ、C403SAが21,800円と非常に魅力的な価格でセールになっています。「国内販売モデルでも2万円台」が出始めてきた国内Chromebook市場。ではこれらのモデルは無条件に価格だけで「買い」なのでしょうか。今回はこのC403SAの特徴に触れながら、この価格事情について考えてみたいと思います。

Chromebookを常日頃から情報を追っている方であればそれぞれの違いなども含めて考慮に入れた上で価格を考えて検討できると思うのですが(それ以外のモデルとも比較しつつ)、「ちょっと折角安くなってるしChromebook試してみようかなぁ」と思われた方には、この3つ、何が違ってどれが良いのかさっぱり分からないのではないか、と思います。CPU違うし。片方はIntelじゃないし。しかもChromebookって結構新しいモデルに混じって旧モデルも似たような価格で売られてたりするから価格だけで比較するのが難しいし。

ということで、今回、この3つのモデルについて少しまとめてみようと思います。尚、今日少しアクセスが伸びているのですが、以前これらのモデルが国内でも発売された時に次のような文章を書いています。

教育現場がメインとなるChromebookでは、国内では今までほぼ11.6インチ、それも耐衝撃性と耐水性に優れたコンバーチブルタイプのモデルがほぼ大半というラインナップでした。それが今年2019年に入り、各社から続々と14インチのモデルが様々なタイプで出てくるようになりました。今回は7月15日からAmazonを中心に発売が開始されるモデルを取り上げつつ、14インチの国内現行モデルをまとめました。

ありがたいですね。この文章で大体まとめてしまってはいるのですが、今回はこの中からこの3モデル(S330が2つとC403SA)に絞って考えてみたいと思います。

まずは全体のスペックから。

S330(Lenovo S330(Lenovo C403NA(ASUS
CPU MediaTek MT8173C
Octane 2.0:10,000
MediaTek MT8173C
Octane 2.0:10,000
Intel Celeron N3350
Octane 2.0:11,000
RAM / eMMC 4GB / 32GB 4GB / 64GB 4GB / 32GB
ディスプレイ HD(1366×768) / タッチ非対応 / EMR非対応 / ノングレア FHD(1920×1080) / タッチ非対応 / EMR非対応 / ノングレア HD(1366×768) / タッチ非対応 / EMR非対応 / ノングレア
インターフェース USB3.0 Type-A / USB3.0 Type-C / HDMI
SDカードリーダー
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
セキュリティー・キーホール
USB3.0 Type-A / USB3.0 Type-C / HDMI
SDカードリーダー
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
セキュリティー・キーホール
USB3.0 Type-A x2 / USB3.0 Type-C x2
microSDカードリーダー

マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

サイズ 325.7 x 232.4 x 20.8mm / 1.5kg 325.7 x 232.4 x 20.8mm / 1.5kg 340 x 233 x 20.3mm / 1.7kg
自動更新ポリシー 2025.06 2025.06 2024.06
価格 21,857円 27,376円 21,800円
購入先 Amazon.co.jp Amazon.co.jp Amazon.co.jp

それほど変わらないかな、と思ったのですが、意外とインターフェースに違いがありましたね。USB Type-A、Type-C(3.0等の記載は商品ページの表記をそのまま採用しています)ともにS330が1つずつしかないのが人によっては気になるかな。C403NAはどちらも2つずつあるのは安心感はあります。

ただ、Chromebookだとそこまでこれらの端子を多く同時に使う、という状況もほとんどないので、そこまで影響はないかもしれません。外部に映像出力するにしても、S330は別途HDMI端子がありますので汎用性は高いです。C403NAはその分USB-C出力(もしくはUSB-CからHDMIなどに変換)になりますが。USB-Cドックなどを考えている方はこの辺り若干気になるかもしれませんが、好みですね。

CPUに関してはARM(S330)とx86(C403NA)という違いはありますが、CPU的にはお馴染みのベンチマークテストであるOctane 2.0の数値的には約10,000と約11,000ということで、体感上は大きな違いはないと思います。S330で使われているMediaTek製のCPUが聞き慣れない方もいると思いますが、Chromebookでは以前から採用されることも時々あり、このMT8173Cも数年前の名モデルであるAcer R13や昨年のLenovoの300eなどに使われたり、と息の長いCPUです。C403NAに使われているIntel Celeron N3350は昨年のChromebookの標準的なCPUです。

メモリ容量(RAM容量)は現在のChromebookの標準である4GB。もしかしたらこれらのモデルを検討される際に、他に安いモデルで2GB RAMの旧モデル等が気になった方もいるかもしれません。ChromeOSの軽さを考えると今でも使えないことはない(それなりに使える)のですが、基本的に現在GoogleとしてもChromeOS端末は最低4GB以上を想定していますので、敢えて今から2GB RAMモデルを選ぶ必要はありません。ストレージが32GBと64GBの違いはありますが、余程AndroidアプリだLinuxだ、といった使い方を本格的に考えでもしない限り、ほとんど使いません。私、256GBだ512GBだ1TBだ、といったモデルも使っていますが、正直20GBも使ってすらいませんので。

重さがC403NAが1.7kgというのが気になる方もいると思うのですが、これ、恐らく耐衝撃・耐水性のあるモデルだからではないかと。だいたいこれらのために外装内装に加工をすると、その分コストも上がれば価格も上がります。もちろん重量も。いわゆるMILスペック、MIL-STD 810Gに幾つか準拠している、というものですね。ちなみにS330にはこれらの表記は見当たりません。一応商品ページには「スタイリッシュで耐久性の高いデザイン」とは書かれていますので、非常にハードな使用環境である教育現場などを想定しなければ、一般的にはそこまで気にする必要はないとも言えます。

自動更新ポリシーに関しては、最近全体的に延長されたこともあり、どちらも2024年、2025年の6月とまだまだ充分に余裕があります。現行モデルに近いですね。

ChromebookやChromeboxなどのChrome OS端末における、モデル毎のサポート期間である「自動更新ポリシー(Auto Update policy)」。最近は日本でも少しずつ知られるようになってきました。従来は「新しい各ハードウェア プラットフォームに対して 6.5 年間の自動更新をサポート」だったのですが、今回6.5年間という記載が消え、多くのモデルの更新期限が延長されています。そこで国内で入手出来る主要モデルをまとめてみます。

ということは、要はあとは好みなんですよね。FHD液晶必須なら、もう5千円くらい高くてもS330のFHD液晶モデルになります。HD液晶でも構わないのでなるべく手頃な価格で抑えたい、せっかくのセールなので、ということであれば、S330もC403NAもさほど変わりません。

さて。これらの基本的な情報をとりあえずサラリと頭に入れた上で、あとはどうするか。とりあえずTwitterでも眺めてみましょう。まずは「Chromebook」について。既にあなたもやられているとは思いますが、キーワードの後に「lang:ja」を付けることで、日本語でのツイートのみを抽出できます。

これでここ数日のツイートをサラリと眺めてみます。昨日今日とこれらのモデルのセールについては話題になっているので、それなりに全体としての反応が分かるでしょう。

続いて、各モデルについての反応を見てみます。

これで何となくの雰囲気は掴めるのではないかなぁ、と思います。

最近は国内のChromebook市場も半年前に比べるとかなりラインナップが充実してきましたし、価格も今回のセールのように大きく下がることが出てくるようになりました。もちろん本国に比べれば層の厚さはまだまだだとしても、国内だけ眺めていても充分に迷ってしまうほどのラインナップと価格の充実度になってきていると感じます。

上を見ていけばキリがありませんし、ベストを求めれば答えがありません。けれど、とりあえずこの価格帯でも充分に現行の一般的なChromebookが使える、と考えれば、いきなりベストを求めて動けないのではなく、まずは試しに一台使ってみることで、その中で自分にとって必要だったもの、反対に不要だったもの、次買うならあると便利だと思うもの、反対に無駄なもの、などが見えてくるんじゃないかなぁ、と思っています。

そして、今回のブラックフライデーからサイバーマンデーに続く国内でのセールは、そんな最初の一歩が踏み出しやすいタイミングではないか、と思っています。