[かぶ] ASUS Chromebook 12 C223NAが人気の中、先行したAcer CB311-8H-C5DVは何故あまり話題にならなかったのか。

[かぶ] ASUS Chromebook 12 C223NAが人気の中、先行したAcer CB311-8H-C5DVは何故あまり話題にならなかったのか。

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ASUSのChromebookの新モデル、Chromebook 12 C223NAが国内外問わず人気です。

あなたには今も付き合いのある「幼馴染」や「古くからの友人」がいますか?今思い浮かんだ彼(彼女)は完璧な、非の打ち所のない人でしょうか?そんなことはないですよね?そしてそれが理由だから、でもないはず。突然何を言い出すのかと思われたかもしれませんが、今回海外で発売されたASUS Chromebook 12 C223NAについて考えたとき、私はそんな「気のおけない」、腐れ縁のような、けれどどこにでも一緒に行けて気を使わなくても良い、そんな相手が浮かびました。ということで、第一回目のレビューです。

現時点で日本への直送が可能な2店舗、米Amazonでは「Usually ships within 1 to 2 months.」、

B&Hでも「Coming Soon」という状況です。

$229という手頃な価格、999gと微妙にではありながらも一応1kgを切る軽さと11.6″というコンパクトさ、そこに現行普及価格帯モデルに用いられているIntel Celeron N3350と 4GB RAM、32GB eMMCと基本をしっかり押さえていることを考えても人気が出るのも分かる気がします。

ただ、以前も触れたことがあるのですが、実はこの種のモデル、何も今回のC223NAが初、という訳ではないのです。今年の前半にChromebookのKing、Acerが同種のモデルを既に発売しているのです。

それが「CB311-8H-C5DV」です。

もちろん米Amazonでも取扱があり、現時点では日本直送も可です。

スペックを眺めてみても、今回発表されたASUS Chromebook 12 C223NAとそこまで大きな違いはないことに気付きます。

ASUS
Chromebook 12 C223NA-DH02-GR
Acer
Chromebook 11 CB311-8H-C5DV
Processor Intel® Celeron® N3350 Intel® Celeron® N3350
Memory 4GB 4GB
Display 11.6″ (16:9) LED backlit HD (1366×768)
Anti-Glare Panel
11.6″ (16:9) LED backlit HD (1366×768)
IPS Anti-Glare Panel
Storage 32GB eMMC 32GB eMMC
Interface 1 x COMBO audio jack
2 x Type C USB3.0 (USB3.1 GEN1)
1 x Type A USB3.0 (USB3.1 GEN1)
1 x micro SD card
1 x COMBO audio jack
2 x Type C USB3.0 (USB3.1 GEN1)
2 x Type A USB3.0 (USB3.1 GEN1)
1 x micro SD card
Dimensions 286 x 199 x 17.25 mm (WxDxH) 295.9 x 198.8 x 18.0 mm (WxDxH)
Weight 999 g 1102 g
Price $229.00 $269.99

約100g重く、$40.99高いとはいえ、その分USB-Aが2ポートと多く、また液晶もAcerお馴染みのIPSということを考えると、妥当な価格差とも言えます。

また、本体色のIndigo Blueも人によってはむしろ好みかもしれません(私は個人的には好き)。Acerということを考えても恐らく技適マークも付いていることでしょう。ここ最近のTab 10のように米Amazonからの直送が不可だったり、Spin 13などのように未だ発売されているのかどうかすら分からない、といった状況とは違って、しっかり米Amazonで販売しています。また、日本においても知られていなかった訳ではなく、私も何度か発信した覚えがありますし、また他のブログでも例えばお馴染みHelenTech.netなどでもしっかり取り上げられています。

にも関わらず、今回ほど話題にはならず、また品切れ、入手困難という話も聞きません。何故なんでしょうか。

先程少し呟いたのですが、一つには同じAcerからは今年大変に話題になった「Chromebook Tab 10」や「Chromebook Spin 13」などの発表が同じ時期に重なりタイミング悪く埋もれてしまったこともあると思います。とともに感じられるのは、

非常に数多くのラインナップがありながら、それらが整理されておらず、把握しづらい新モデルなのか分かりづらい

という問題もあるのではないか、と常々感じています。

以前から指摘してきましたし、またオフ会でも度々話題に上るのですが、Acerはモデルが分かりにくい。例えば今回のモデル名であるCB311-8H-C5DVについて見てみると、この頭の「CB311」で米Amazonで軽く調べてみるだけでも、

いきなり3モデル出てきます。この3つをパッと見て、どれが一番新しく、どれがいつ頃出たモデルか、多分多くの方には分からないと思うんですね。更にAmazonの場合には数年前に出たモデルでも、まったく何も変わっていないのに、単にセラーが検索で出やすくするために「2018 New model」と頭に付けてしまうこともあって、ますます混乱させてしまっています。

また、同じモデルでも色が違うと全く品番が違う(例えばChromebook Spin 11は日本でもお馴染みの黒がR751、白がCP511といったことも多々あります。

Acerは米国のChromebook市場においてKingと呼ばれているように、シェアの多くを取っています。ただ、もちろんその大半はコンシューマ(一般消費者向け)市場ではなく、文教市場だと思われます。その傾向は日本でもほぼ変わりません。

もしかしたらそうした関係もあって、品番、型番なども代理店や納品上の都合に合わせて管理しやすいように機械的に付けられているだけなのかもしれません。実際Acerのサイト自体を眺めてみても、最近ようやく少しずつ改善されてきてはいるものの、以前から「これ、絶対個人ユーザー向け考えて作ってないよね」的な魅力の乏しさと分かりにくさが特徴でした。

また、プレスリリースも何処にあるのかすら分からないのが当たり前。まぁそもそもコンシューマ市場を想定していないのであれば仕方ないのかもしれませんが。

そうした(そこまで手が回りきれていない、そもそも想定していない)ところが、ある程度地道にプロモーションやリリースを出してきているASUSとの差となって現れているのかな、と感じています。

今回日本でも開催されたGoogle Cloud Next ’18 in Tokyoでも各社魅力的なモデルを出展はしていましたが、その辺りの事情も少し感じました(Cloud Nextについては改めて文章にしたいと思います)。

Acerは世界的に見ても、GoogleのChromebook戦略においてはAppleやMicrosoftと戦う(矢面に立つ)雄でもあります。正直かなり負担も大きいと思います。

Chromebookではトップシェアを誇る台湾のメーカー、Acer。今年も精力的に「初の○○端末」を続々と発表していますが、その割に後が続かず、発売が未定だったり、延びたりしています。そうした中、今年5月に発表された後、続報がまったく無かったSpin 13と13の価格と発売時期が突然発表されました。個人的には今回比較的冷静だった私ですが、想いを綴っている内に、ふと「いつまでも待ちたく」なりまして。その理由について書いてみたいと思います。

私はもちろんAcerも好きです。だからこそ応援もしていきたい。分かったような顔をしてクソだなんだと叩くのは簡単です。でもそこからは何も生まれないと思うのです。

今回のCB311-8H-C5DVにも是非光が当たってほしいと思っています。

早速頂いたコメント。今回いろいろ書いてみたけど、実際のところ、この部分が一番大きいのかもしれないなぁ。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

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