2019年のChromebook。CES2019以降の新作の発表も一段落して、次は今月25日からバルセロナで開催されるMWC(モバイルワールドコングレス)2019辺りでまた動きがあるのかな、と思っています。ということで、少しのんびり、Pixel Slateの到着でも待ちながら、ちょっと気になっていたC423NAの入手でも考えようかな、くらいに考えていたところ、米Amazonでさり気なく大幅に価格が下がっているモデルが出ています。のんびり気軽な気持ちで下手に米Amazonなんて覗かなきゃ良かったか。
Samsung Chromebook Plus V2(Celeron、4GB RAM、32GB eMMC版)が$160(32%)オフの$339に。
まずは昨年のBlack Fridayの時期にも$150オフとなり、日本でも購入された方が結構いたSamsung Chromebook Plus V2。私は当時自宅の夫婦共用のWindows PCの環境構築(要は自作)で力尽きておりまして、まったく手が出ない状況でした。発表当初から欲しかったのになぁ、V2‥と嘆いていたら、このブログをお読みいただいている方から「お貸ししますよ」とありがたいご提案をいただき、先日レビューさせていただきました。
そんなV2、その後も小規模な値下げ(それでも$50〜80くらい)は行われていたのですが、今回、Celeron、4GB RAM、32GB eMMCモデルであるK01USのみですが、$160(32%)オフの$339.99となっています。前回のBlack Fridayより更に$10安くなっています。
先日はCore m3を載せたK02USをお借りしました。K02USの印象は前述のレビューの通りではあるのですが、Samsung Chromebook Proが揉まれて成長して帰ってきた、とも言える高いレベルでのバランスの良さが魅力でもありました。それに対して今回価格が下がっているK01USは発表当初に発売されたモデルで、個人的には実用性が高く、道具感の強い印象を持っています。価格とのバランスを考えても非常に良いところを突いてくるな、という部分もあり、個人的に今回も非常に苦しいです(前回触れましたが、最上位Pixel Slateがただいま日本に向かっているところなので、流石にこれ以上は今は厳しい)。
レビューでも書きましたが、どうも私とSamsung Chromebook Plus V2の相性が悪いようでして。逢いたいな、と思いながらなかなか逢えないのが辛くもあります。なぜ今この時期このタイミングで、という自分勝手な想いを抱いています。
Samsungのモデルは基本的に日本国内でのサポートは受けられないもの、と思っていただいたほうが良いと思いますので、その点の割り切りは必要にはなりますが、価格的にも、またモデルの魅力を考えても、前作Plus、Pro以上に勧めやすいモデルになっているかな、と思っています。
Acer Chromebook Spin 13(CP713-1WN-53NF)が$200.99(22%)オフの$699.00。
こちらも昨年末のCyber Mondayセールに続いての大幅値下げ。前回と同じく$200.99(22%)オフの$699.00です。ちなみに前回は$200オフ、1日限りのセールでした。今回はどうでしょうか。
Spin 13に関しては昨年の発表以降、なかなか発売されず、「とりあえずSpin 13待ち」の方を多く生んだのですが、前述のCyber Mondayセールで日本でもちらほらと購入された方を見かけています。レビューはほとんど見かけませんが、実際に購入された方の感想は非常に良好なようですね。ちなみに昨日触れましたが、ようやく最上位モデルがB&Hに入荷したようです。
個人的には元値の$899.99でも十分に価値のあるモデルだと思っているのですが、一度大幅な値下げをされてしまうとどうしてもそのイメージが付いてしまうのは切なくもあるな、と思っています。その点では昨年のBlack FridayやCyber Mondayのある年末まで焦らさずに、もう数カ月前に発売していてほしかった。元々発売前からこのモデルには少し感傷的になっていたくらいですので、個人的には気にはなっているのですが、どうもこのSpin 13に限らず、Acerのハイスペックモデルとは(以前の14 for Workといい)縁がないのが寂しくもあります。
でも良いモデルです。またここまで下がるとは。というか、下げざるを得ないのかな。
海外販売モデルは価格や種類が魅力的ですが、保証に関しては注意しましょう。
ということで今回も海外販売モデルの値下げ情報を書きました。最近は日本発売モデルも充実してきましたが、海外はより多くのメーカーの幅広いモデルがあり、また価格的にも魅力的なことから、検討されている方も多いと思います。
私も今までにそうして20台近く海外モデルを購入してきましたし、これからも惹かれたモデルは購入していくと思います。
そんな私が書いても説得力はないかもしれませんが、むしろだからこそこうした情報を発信するたびに繰り返し伝えたいことがあります。
それは、(技適マークなどの法律的な問題は当然のこととして、それ以外にも)海外発売モデルは基本的には日本国内では保証はないと思った上での割り切りが必要、ということです。
また、現時点でASUS JAPANは国際保証のあるモデルであれば海外モデルであっても修理を受け付けていますが、基本的に「保証の範囲内での修理」という形になります。流石に滅多にないとは思いますが、私が今回遭遇したように、同様の症状で3回修理に出さざるを得なくなった場合でも、国内発売モデルであれば返品や差額での別のモデルとの交換といった選択肢も提案してもらえますが、海外モデルに関しては何回であろうと基本的には「修理」という対応になります。
そこが国内モデルと海外モデルの価格の差でもあると思っています(市場規模の問題など、もちろん様々な要因はありますが)。
その辺りはわかった上で、国内海外の様々なChromebookの魅力や情報に触れて楽しめたらいいな、と思っています。