[かぶ] AmazonのセールでAcer Chromebook C740に興味を持たれたあなたへ。このモデルの特長と自動更新ポリシーについての余計なお節介。

[かぶ] AmazonのセールでAcer Chromebook C740に興味を持たれたあなたへ。このモデルの特長と自動更新ポリシーについての余計なお節介。

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2018年8月30日18:00から9月2日23:59までの78時間、Amazonではタイムセール祭りが開催されています。米Amazonと違って日本のAmazonではChromebookがセール対象になることは稀なのですが、ここ最近あるモデルがセール対象もしくは比較的手頃な価格に下がっていまして、一部で話題になっています。

それがAcerのChromebook C740です。

この文章の作成時点での価格は31,842円。そこから5%OFFクーポンを適用すると29,907円ということで3万円を切ってきます。実際Twitterを軽く眺めるだけでも何名もの方が興味を持たれていますし、日本国内で3万円弱で入手出来るChromebookの中で考えると性能的には突出していますので、その気持ちはとてもよく分かります

このモデルの魅力を挙げてみると、

  • CPUが「Core i3-5005U」。(Octane 2.014,100
  • 低価格の国内旧モデルでは珍しくRAMが4GB
  • 神機と呼ばれた前作C720同様、ストレージがeMMCではなくSSDで換装が可能
  • 貴重な国内販売正規モデルで、キーボードも日本語版。

と選択肢が非常に限られている国内Chromebook市場においては非常に貴重且つ魅力的なモデルです。ちなみに少し補足すると現行普及価格帯のChromebookでは現在「Celeron N3350」(Octane 2.0で11,000)が少しずつ主流になってきていますし、最近になってようやく国内モデルでは4GB RAMが一般的に。またChromebook全体で見ても8GB以上のモデルは数える程しかありません。また現行でストレージがeMMCではないのはPixelbookのみ(SSD/NVMe)です。また、現在日本のAmazonで販売されているモデルの多くは並行輸入品という名の国内未発売モデルが大半(勿論英語キーボード)です。

ちなみにモデル単体で見た時に現時点で気になる点を挙げるなら

  • 充電が現行主流のUSB-Cではなく専用ACアダプター
  • 解像度はWXGA (1366 x 768)。ただ、11.6インチと考えると妥当か。
  • 液晶がノングレアで映り込みがないのは好印象ながらIPではないので若干眠たげ

半分言いがかりのように強引にひねり出した感があるくらい、あまり大した欠点もないんですね。私自身このモデルの前身であるC720でChromebookに入り、C720が非常に使い勝手が良かったことが今のこの「おふぃすかぶ」に繋がっている訳ですから、その後継でもあるC740の印象が悪いはずがありません

なら何の問題もないではないか。しかも3万円なんて破格なわけで、もっと素直に薦めれば良い。

そう思われた方もいるのではないでしょうか。ただ、それでも私は今までこのブログでもTwitterでもこのモデルはあまり積極的には薦めてはきませんでした。むしろ「すぐには飛びつかないで」と思っていましたし、そう発信してきました。

その理由に関しては以前以下の文章でクドいくらい長々と書きましたが、

以前に比べると日本国内でも個人ユーザーを中心にChromebookに興味を持たれる方が増えてきたように感じます。大変嬉しいことです。ただ、Chromebookは日本に入ってきた事情が若干特殊だったこと、またどうしても情報が偏ってしまう、そしてそもそも個人市場自体があまり想定されず、文教法人向けを中心に考えられていることから、特に価格に対する印象に幾つかの誤解や混乱を招いてしまっているな、と感じています。そうした誤解を招いている原因の一人として、今回はこのあたりの現状について改めて触れてみたいと思います。

要は何が言いたいか、というと結局は自動更新ポリシーのことだけなんです。

日本でも少しずつChromebookに関心を持つ方が増えてきたかなぁ、と勝手に勘違いしている私ですが、購入される際には一応確認しておいてほしいな、と思うものがあります。それがChrome端末のサポート...

改めて軽く触れておくと、自動更新ポリシーとは

こういうことなんですね。Chromebookでは各モデル毎にこの期間が決められていまして、現時点ではそれぞれ「約6年半」になっています。Windowsなどの他OSであれば、2020年にWindows 7のサポートが終了するように、モデル毎ではなくOS毎に期間が決められていて、OSを例えば10にアップグレードすれば継続して使えるのですが、Chrome OSの場合にはそれが出来ないんです。あくまでモデル毎に発売(と言っても発売日からではないので注意が必要)から約「6年半」になっています。

で、今回のC740であれば、

2020年6月まで

です。あと1年9ヶ月です。これを充分と見るか短いと見るか。もちろん人それぞれと言ってしまえばそれまでなのですが、個人的には分かっていて買うのであれば構わないけれど、知らないで買って後で気付いた、というのは避けてほしいな、と思っているんです。2年経たずにアップデートが保証されなくなります(Chrome OSは結構頻繁にセキュリティ含めてアップデートを行います)し、新しい機能も対応しない可能性が高いです。

そう考えてみると3万円というのは悩ましい価格設定でして、もう1万円出せば10.1″の名作C101PAの国内モデルが買えます。また、単純に安さを追求するのであれば、自動更新ポリシーが3年くらいはある、更にもう少し手頃なモデルが米Amazonで探せば十分にある。

実際には、果たしてChromebookが自分に合うかは分からない段階では現行のChromebookの価格は簡単には購入には踏み切れないかもしれません。また買って気に入れば、より良い(自分に合う)モデルが欲しくなってしまって2年も使い続けない可能性も勿論あります。そう考えればお試しで3万円、ありかもしれません。なのでオススメ出来ない訳ではありません。分かって買うなら良いモデルですし、私も実際ここ最近の新作ラッシュがなければ普通に手元に置いておいても良いかな、と思える一台です。

ということで、いまいち要領を得ない文章になってしまいましたが、それくらいChromebook好きから見ても悩ましく難しいモデルである、ということが伝われば幸いです。

自動更新ポリシーは意外と見落としがちですが、実質Chromebookの特長でもあり強みでもある重要な部分なので、クドいようですが今回改めて触れておきたいと思います。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

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