[かぶ] 購入時に確認しておきたいChromebookのサポート期間である自動更新ポリシー。現行モデルは発売から「約」6年半です。

日本でも少しずつChromebookに関心を持つ方が増えてきたかなぁ、と勝手に勘違いしている私ですが、購入される際には一応確認しておいてほしいな、と思うものがあります。それがChrome端末のサポートに関する「自動更新ポリシー(Auto Update policy)」です。

上が原文(英語)で、下が日本語版です。要は「この期間を過ぎると自動ソフトウェアアップデートをしないよ」という期間のことです。2017年11月現在、Chrome端末初期に発売された一部のモデルを除いて、この期間は「約6年半」です。ここで「約」と付けたのには理由があります。それが、

Chrome 端末では、自動更新の有効期限はハードウェア プラットフォーム 発売日の 6 年半後以降となります(一部の古い端末では、端末本体の発売日の 5 年後以降となります)。

ハードウェアプラットフォーム発売日の6年半後以降」という点です。これが結構面倒なんですね。なぜなら「日本での発売日から6年半」でもなければ、「6年半後以降」なので単純に6年半でもないからです。そして、この期間は以前は「5年」でした。

ここで最近日本で個人向け市場で発売された4モデルの「自動更新の有効期限」を調べてみると、

メーカー プロダクト 自動更新の有効期限
Acer Chromebook Spin 11(R751T) 2023 年 11 月
ASUS Chromebook Flip C101PA 2023 年 8 月
ASUS Chromebook Flip C213 2023 年 11 月
ASUS Chromebook Flip C302 2022 年 11 月

*日本でも人気のChromebook Flip C101PAが何故か日本版の「自動更新ポリシー」の表から抜け落ちているのですが、英語版にありましたのでそちらから載せました。

これをご覧いただくと分かりやすいのですが、

既に6年切ってます。

また、日本では最後に発売されたC101PAが「2023年8月」であるのに対して、先発のC213NAやAcerのSpin 11はそれより後の「2023年11月」なのです。更に、価格的にも高めとなるC302は「2022年11月」と1年早いのです。

これはC302自体は日本での発売は遅かったものの、海外では既に今年初めに発売されていた、ということもあると思います。それでも、2017年1月にCES2017で発表、発売されたことを考えると、現時点で既に5年というのは、単純な製品の発売日から考えると計算が合いません。これ、「ハードウェアプラットフォームの発売日」「6年半後以降」というのが曲者でして、実際の海外での発売日から「6年半」とは限らない、という点にも注意が必要なのです。

この辺りの最新モデルを買われて、実際にChromebookが肌に合った方は、恐らく6年半経つ前に、より魅力的なモデルに惹かれてしまう可能性もあるでしょう。一生モノではないとはいえ、予め寿命、期限が決められているようで、それは寂しくはありますが、実用上は問題はないのではないかと思います。

ただ、少し注意してほしいのが、「安いから」と以前日本で発売されたモデルを中古等で買われたり、もしくは米Amazonで思わぬ安さに目がくらんだり、思わぬモデルを見つけてしまったり、という場合です。

例えば、日本でも愛用者が多く、実際に今も買われている方がいるこの辺りのモデルです。

メーカー プロダクト 自動更新の有効期限
Acer Chromebook 11 (C740) 2020 年 2 月
Acer Chromebook 11 (CB3-131, C735) 2021 年 1 月
Acer Chromebook R11 (CB5-132T, C738T) 2020 年 12 月
ASUS Chromebook C200 2019 年 5 月
ASUS Chromebook C201PA 2020 年 5 月
ASUS Chromebook C300 2019 年 8 月
ASUS Chromebook Flip C100PA 2020 年 7 月

一部、既に2年を切っているモデルもあります。モデルによっては「まだ3年近くあるじゃん」と思われる方もいると思いますが、それでも「買った直後から既にあと3年」とも言えます。もちろん初めて買われる方の場合には「いきなり高いChromebookでなくても、お試しで。」という方も多いでしょう。そういう方にとってはもしかしたら3年待たずに埃を被ってしまったり、「意外と大したことなかった」と数日で結論を出される方もいるとは思います。ただ、せっかく興味を持たれたのですから、私としては長く愛用して欲しいと思っています。数年の違いでそこまで処理速度的には大きく差が出る訳ではないのがChromeOSの魅力ではありますが、価格が安いモデルには、価格が安いだけの理由がある、ということも心に留めておいて欲しいな、と思っています。

折角なので、最後に最近日本でも人気のモデルについても触れておきたいと思います。

メーカー プロダクト 自動更新の有効期限
Acer Chromebook R13 (CB5-312T) 2021 年 9 月
ASUS Chromebook 14 (CB3-431) 2021 年 3 月
Acer Chromebook 14 for Work (CP5-471) 2022 年 11 月
Google Chromebook Pixel 2018 年 4 月
Google Chromebook Pixel (2015) 2021 年 3 月
Google Google Pixelbook 2024 年 5 月
HP Chromebook 13 G1 2022 年 11 月
Lenovo ThinkPad 13 2022 年 11 月

特にGoogleのChromebook Pixel(2013)は現時点で米Amazonでも比較的手頃な価格で購入できるので惹かれる方も多いと思うのですが(私もその一人)、自動更新の有効期限は来年2018年の4月までですので、注意しましょう。

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