タイトルの前半はちょっと純愛っぽいのに、後半部分にいやらしさがあるのは私の性根に原因があると思われます。
ここ最近、Samsung Chromebook Proのことばかり書いていますが、私の現在のメインPCは変わらずLenovo ThinkPad 13 Chromebookです。しつこいですが、この部分は当分は変わらなそうな気がしています。
もちろん他のモデルもそれぞれに魅力的ですし、スペック的に、また機能面でこのモデルより上のモデルも手元になくはないのですが、それでもやはりThinkPadなんだなぁ、と昨夜改めて思いました。そこで今回も全く論理的でも何でもありませんが、昨夜感じたことを改めて書いてみたいと思います。
キーボードがやっぱりたまらないんです。
赤いトラックポイントがなければThinkPadじゃない、と思う気持ちは分からなくはないのですが(私もトラックポイントキーボードを別途購入して、その良さは少しは分かってきたつもりではいますが)、それだけを理由にChromebookでThinkPadを選ばないのは勿体ないです。トラックポイントがなくても、やっぱりこのキーボードは長文を入力するには、長時間色々と使うには、やはり最適です。
ここ最近、「一太郎2017」を使う関係上、ASUS ZenBook 3を使う頻度が増えています。慣れてくるとこのキーボードも悪くありません。慣れってそれくらい素晴らしい。けれど、昨夜、ThinkPadのキーボードを触って改めて感じました。
指が歓喜の舞を舞っているんです、キーボードの上で。
いや、舞うと疲れちゃうので、実際には舞うというよりも、何だろうなぁ、指が落ち着く、というか。余計な力が入らないので、打っていて楽。思考と指とキーボードが一体化している感覚です。これはThinkPadに限らず、高級キーボードを常日頃使っている人には何となく分かっていただける感覚だと思います。
それを助けているのが、十分に速い処理速度を持ったCPU Celeron 3855Uだったり、私の使っているCore i5だったり、8GB RAMだったりもするのですが、とりあえず現行別売りのChromeOS専用のキー配置のキーボードがほとんどない状況においては、標準のキーボードの打ちやすさってやはり大切だと思います。ここは妥協すると勿体ないポイント。そう考えると、やはり現行モデルの中ではThinkPad 13 Chromebookのキーボードは個人的には唯一無二です。
タッチパッドがやっぱりたまらないんです。
トラックポイントはありませんが、ChromebookにはWindowsには勝るとも劣らない使い勝手のタッチパッドがあります。まぁこれはThinkPadに限らず普通にChromebookにはあるんですが。
これがまた、指が歓喜の舞を舞うんです、タッチパッドの上で。
特にChromebookは標準で(ThinkPadに限らず)3本指での「新しいタブで開く」、3本指で左右に滑らせて「左右のタブに切り替える」ことが出来るのが、もうたまりません。これ慣れると、時々Windowsで無意識にやって一瞬固まります(自分が)。
ChromebookはブラウザーベースのOSと言われますが、そうしたこともあって、タッチパッドの様々な動作がしっかりOSに最適化されているんですね。それがとても馴染んでいる。
と、ここまででしたらどのChromebookでも同じなのですが、やっぱりモデル毎にこのタッチパッドの指触りや反応が微妙に違いまして。これも慣れの要素が大きいとは思うのですが、私に取ってはやはりこのThinkPadのタッチパッドの感触が好みなんですね。まさに歓喜の舞。
いや、分かりにくいな。えーっと、つまり、何かしようと思ってタッチパッドに触れた時に、思った通りのタイミングでしっかり予想通りの反応をしてくれる、ということですね。これって感覚的な部分も大きいのですが、とても大切なことだと思っています。キーボード同様、タッチパッドも自分の思考と指と一体化してくれる感覚。これ、たまりません。
足回りがしっかりしているので、安心して使えるのが魅力です。
何をもって足回りというかは難しいところですが、もう個人的にはChromebookせっかく使うのだったら、やはりキーボードやタッチパッドの使い勝手をまずは重視させて欲しい。この二つの快適さはその後「長く使う気になるかどうか」に無意識に影響してくると思っています。やっぱりキーボードの入力に時々引っかかりがあると、いつの間にか使わなくなってきちゃうと思うんですね。
その上で、もうクドいくらい何度も書いてきましたが、基本的なスペックが十分です。
最安モデルでもCeleron 3855Uです。4GB RAMと組み合わせて、基本的には十分に快適。今話題のCore m3積んだASUS C302CAやSamsung Chromebook Proとこの辺りはそれ程体感差ないと思います(Proはまだ試していませんが、C302CAとは十分に良い勝負。あとはキーボードの相性次第、となるので)。
ということで、今回でもまだその魅力を十分に伝え切れているとは思えていないので、今後も引き続き折に触れてこのモデルの魅力について書いていきたいと思います。