贅沢な環境ではあるのですが、幾つかのパターンを試してみた結果、これが一番しっくりきそうなので、当面はこれでいこうと思います。自宅でのメインはHP Chromebook 13 G1、持ち歩きはLenovo ThinkPad 13 Chromebookです。そう考えるに至った理由はスペック面などに挙げることも出来るのですが、ここではシンプルな理由を挙げてみたいと思います。それが、JOBSONノートパソコンスタンドの使い勝手。
もう一つがJust Mobile Lazy Couchとの相性です。
JOBSONノートパソコンスタンドはモデルによっては置いた時に滑ってしまうことも。
まずはJOBSONノートパソコンスタンドの使い勝手。
当初はLenovo ThinkPad 13 Chromebookに貼り付けていたのですが、これが意外とクセモノでして、出先のカフェ等のテーブルによっては滑ってしまって安定しないのです。
スタンドの足部分自体にすべり止めが付いていないこともあるのですが、角度をつけることで前面に本来付いている上のようなゴム足が直接テーブル面に触れなくなってしまいます。 ThinkPadは足の位置の関係かこれが顕著でして。仕方なく出先で滑るテーブルの場合には前面に折りたたんだオシボリ等を敷いて滑り止めにしなければなりませんでした。
ところがHP Chromebookの場合にはこの影響を受けないようで、
前面の滑り止め部分の配置がバランスが良いのか、スタンドを立てた状態でもしっかりと前面で動かないように留まってくれます。
このJOBSONのスタンドは角度がなかなか良好で、また貼りっぱなしに出来るので嵩張らず、一度使うと手放せないのですが、出先で滑ってしまうのであれば却って使い勝手が悪くなってしまいます。そこでひとまずこれは相性の良いHP Chromebook 13 G1で使うことにしました。
Just Mobile Lazy Couchとの相性も良くないThinkPad 13 Chromebook。
さらに踏んだり蹴ったりですが、自宅で使う際に非常に便利なJust Mobile Lazy Couch。ThinkPad 13 Chromebookはこちらとの相性も良くないのです。
前底面に角度が着いてしまっているため、このJust Mobile Lazy Couchの上に置いた時、前面の滑り止め部分できちんと留まってくれません。置いた状態で少し不安定になってしまうので、使うと却ってストレスが溜まりそうです。
それに対して、HP Chromebook 13 G1は相性良好で、先ほどのJOBSONノートパソコンスタンドを貼った状態でも何ら影響を受けることなく安定して使うことが出来ます。となれば、自宅でも使う際には角度がしっかりつけられるHP Chromebook 13 G1になります。
では外での使用もHP Chromebook 13 G1のほうが良さそうですが。
ここまで書いてみると、出先でもJOBSONノートパソコンスタンドを貼ることで手軽に角度も着けられて滑ることもないHP Chromebook 13 G1が有力なような気がしますが、そこはなかなか簡単にいかないものでして。
その一番の理由が使える外部ストレージです。ThinkPad 13 ChromebookはSDメモリ、HP Chromebook 13 G1はMicroSDメモリです。この違いが意外と多いな、と感じました。
ある程度の厚みと大きさで、しっかり挿さってくれて、どんどん使えそうな安心感があるのがThinkPad 13 ChromebookのSDメモリスロットです。ほぼはみ出しませんし、挿しっぱなしで持ち歩いても安心そうです。
反面、HP Chromebook 13 G1は薄くて良いのですが、MicroSDメモリがいまいち頼りない印象です。はみ出し具合も、ちょっとした拍子に折れたり抜けたりしてしまいそうで少し不安が残ります。
また、今使っているデジカメがSDメモリということもあり、ThinkPad 13 Chromebookであれば、撮影をした後にそのままSDメモリを抜いて挿すだけで中の写真が読み込め、編集が出来ます。最近はSDメモリを常用していますので、デジカメもこのメモリを共用させているのですが、これが便利でした。
その他にも、外で使う際の液晶面と目の距離と画面解像度のバランスを考えると、ThinkPad 13 ChromebookのFHD(1920×1080)くらいがバランスが良いかな、と思っています。HP Chromebook 13 G1の高解像度は自宅のこたつ机くらいの距離感のほうがより有効に使えます。
そしてバッテリーの持ち時間。これはLenovo ThinkPad 13 Chromebookのほうが安定感と安心感があります。半日使ってもバッテリー切れを気にする必要もなさそうですし、USB端子からスマートフォンなどに充電することも可能です。
本体の耐久性と(今まで一度もありませんが)落下、紛失などの際にもお財布的に痛くないのはThinkPad 13 Chromebookのほうです。価格差が4〜5倍あるので。ただ、愛着という面では分解、液晶交換等もしたThinkPadも非常に強いのでどちらにせよ大きく凹みますが。
あとは単純にThinkPad純正アクセサリー類が充実しているので、外に持ち歩くバッグ等との相性が良いこともあるかな、と思います。
ということで、自宅ではハイスペックのCore m5、8GB RAMと最大3200×1800という高解像度を活かしたHP Chromebook 13 G1を、また出先ではタフでもあり、細かい部分の使い勝手が心地よいLenovo ThinkPad 13 Chromebookで使い分けていきたいと思っています。
ASUS C202SAは完全に妻の日々の愛用Chromebookになっていますし、この後Samsung Chromebook Plusが届く予定なので、そうなるとまた状況は変わってきそうですが、それはその時にまた悩んでみたいと思います。