昨日手元に届いたLenovo ThinkPad 13 Chromebook。既に快適すぎて再びすっかりハマってしまっています。
ただ、この「快適」の理由って、単純なCPU性能など数値で表すことの出来る部分だけではないと思っています。ある程度までのスペックがあれば、あとは「スペック表には現れない部分」の良し悪しと自分との相性が大きく影響してくるんだろうな、と思います。
実際、このLenovo ThinkPad 13 Chromebookに載っているCPUは「Intel Core i5-6300U 2.40GHzです。これ、同じ時期に出た同じLenovoのWindows10ラップトップPC(X260やT460s)でも選択可能なCPUです。要はChromebookでなくてもWindowsでも普通に起動は速いし十分に快適に使えるだけの力を持ったCPUなんです。8GB RAMですし、これ、あとストレージ周りだけ変更出来るのであれば、恐らくそのままThinkPad 13(Windowsモデルとしての)としてそのまま使えるくらいのスペックのモデルです(実際には細かい部分の修正はあるでしょうが)。
ここ最近、色々と(Chromebookとしては)上位のモデルを次々試してきました。Core m5のHP Chromebook 13 G1、Core m3のASUS Chromebook Flip C302CA、そして今回のCore i5の前に使っていたCeleron 3855UのLenovo ThinkPad 13 Chromebook。
これら4モデル、もちろん細かく見ていけばスペック上は違いますし、目安の一つでもあるOctane 2.0でのスコアもそれなりに差は出ます。
けれど、このあたりになってくると、実際普段のChromebookの使い方としては処理速度だけを考えたら(Androidアプリでもこれからバリバリ平行して使っていかない限り)「快適だね」というだけで違いはほとんどわからないと思います。ThinkPad 13 ChromebookのCeleron 3855UモデルとCore i5モデル、Octane 2.0スコアは倍近く違ってきますが、実際普段の私の用途程度ではほぼ違いが分かりません。
そんなものです。
というのは、前回も書いたことではあるのですが、今回はここから少しだけ話を広げてみると、最低限のスペックを満たしてしまえば、あとの快適さというのは冒頭でも触れたように「スペック表には現れない部分」の良し悪しと自分との相性のほうが大きいのだろうな、と思います。
私であれば、今まで触れてきたChromebookのキーボードの中ではこのLenovo ThinkPad 13 Chromebookのタッチ感が最も好みですし、いつまででも文章を入力していたくなります。このキーボードでなら、多少自分自身のコンディションが悪いときでも、それでもちょっと頑張って文章入力するか、という気になる。指先から伝わる感触が心地よいからです。
CPUに関しては、私は最近であれば3855U以上、ちょうどOctaneスコアで15000前後あたりから快適さが一段階上がるな、と感じているのですが、これも人によると思います。10,000出れば十分に快適で文句がない、という方ももちろんいるでしょうし、そもそも普及価格帯の7000〜8000辺のN3060、N3150辺でも素晴らしい、と思う方もいておかしくありません。感覚なんて本当にそういうものだと思っています。
ただ、そんなときにふと思うのは、もしかしたらそうした快適さはスペック云々以上に、そのサイズ感やキータッチ、タッチパッドの使いやすさや液晶画面のみやすさ、本体の厚み(薄いほうが必ずしも良いとは言い切れない)など様々な要因と自分との相性に依る部分が大きくて、そこには気分的な部分(なんとなく良い、なんとなくこれカッコイイといったものまで)も多分に含まれている気がしています。
そう考えると、なんだかんだとわざわざLife Style Imageではなくこちらのサイトでカテゴリを改めて間もなく50近くも似たような「もうっ、もうっ」な暑い想いを書ける(今回も含め)このLenovo ThinkPad 13 Chromebookというモデルは、私にとって、ChromeOSというOS自体の相性も合わせて、非常に息の合う、相性の良いモデルなのだろうなぁ、と思っています。
もちろんだからといって、万人に合うとは限らないのも面白いところだと思いますが。