関東地方は今日は雪です。雪の多い地域に住まれている方から見れば東京の雪なんてたいしたことないと思われるかもしれませんが、対策を全くしていないので機能不全に陥ります。大混乱です。
交通機関含め、ボロボロですね。今日はそこまでではないかもしれませんが。
こんな日に履く靴に関しても、雪に慣れた人たちと違って準備が出来ていません。
とりあえず履き潰し用の古い靴に防水スプレーかけて出かけて、職場着いたら靴の中濡れててウンザリする。

そんなところかと思います。もう定番の光景。

昨年10月の台風19号上陸を前に一度雨用の靴についてまとめたことがありますので、詳しくはそちらをご参照下さい。
[0338-201410] 台風19号上陸を前に、雨用の靴についての過去に書いた内容をまとめてみました。
今回は雪、ということで、改めてポイントを幾つかまとめてみました。既に出勤された後だと思いますので、今回のご自身の対策と靴のセレクト、状態を振り返りながら次に備えて頂ければと思います。
目次
防水スプレーを過度に信頼しない。
防水スプレーは一回かければ絶対に入ってこない、というものではありません。
[0233-201406] 梅雨と言えば防水スプレー、革は水に弱いから防水スプレー、に思うこと。
けれど、靴を買った時にお店で一回かけてもらって終わり、という人も多い。
あれはあくまで一時的に表面に膜を作るだけのものです。また、ある程度以上の水圧や水がかかれば浸入してきます。

防水スプレーかけたのに入ってきたから、きっとちゃんとかかっていないに違いない、と色が変わるまで大量にかける人もいますが、あれ止めて下さいね。
無駄です。ほとんどが無駄になって表面に浮き出てくるだけ。防水スプレーも安くないんですから、効率的に使いましょう。革にも良くないです。
防水スプレーのコツは、一回にかける量よりも、頻度です。数ヶ月に一度、スプレー缶が空になるまでかけるのではなく、一ヶ月に一度、半月に一度さっとかける癖をつけましょう。
水だけでなく、汚れの防止にもなります。
[0398-201412] 忘年会のシーズンに。覚えておくと便利な撥水スプレーの使い方。
コバ周りのケアを特に重点的に。

雨や雪は靴底から入ってくるんだ、と思われている方が結構多いです。
実際に全く入らない訳ではありませんが、それ以上に多いのが、コバ周り。ちょうど靴底と表の革を塗っている縫い目あたりです。
ここ、普段から埃や汚れを放置していると、どんどん傷んできます。このブログでも散々触れていますし、いい加減、ブラシしてますよね?
[0446-201412] クリスマス直前。贈るならシューケアセットではなく、上等なブラシ一本渡して、ブラシかけとけ、で充分です。

あ、明日雨だな、雪だな、と言う時の保険代わりのちょっとしたケア。
この縁の部分や縫い目にミンクオイルを乗せておくんです。縫い目が一番弱いので。
靴全体に塗っちゃダメですよ。ブーツじゃありませんから。
これだけでもある程度までは水の浸入を防げます
履き潰すつもりの靴を履いていかない。
雨や雪の時は、既に履き古したボロボロになった靴を履いていく。
えっ?当たり前じゃないの?と思われるかもしれませんが、これが革靴が雨に弱いと思われている一番の原因かもしれません。
履き古してボロボロになった靴って、既に縫い目もだいぶ傷んでいるんです。より水が進入しやすい状態になっている。
更に履き潰すつもりだからお手入れもいい加減です。ちょっと防水スプレーかけて終わり。で履いていくものだから、すぐ浸水します。
で、思うんです。あ、やっぱり濡れたよ。革靴、これだから嫌なんだよね。やっぱりゴアテックスが一番だな。

[0227-201406] 梅雨になったので雨用の革靴という不思議。
でもよく考えて下さい。雨でスニーカー履いて歩いている人いますよね?あれ雨に強いですか?革だから特別入りやすい訳じゃないんです。
お手入れをすれば決して弱いものではないのに、お手入れ一切しないで履き潰すつもりでいるから弱い印象があるんです。
一番のお気に入りの靴を履くには躊躇するかもしれませんが、一通りの対策をした上で、あとは普段通りの靴を履いていくのが一番です。
革は水に弱い?
服飾評論家の落合正勝さんは、
・雨を恐れてはいけない。靴は雨に打たれてこそ輝きを増す。
・この革は上質ですから、雨の時は履かないでください、と忠告する靴屋はいい加減である。
とご自身の著書や様々な場所で言われています。












