[0338-201410] 台風19号上陸を前に、雨用の靴についての過去に書いた内容をまとめてみました。

[0338-201410] 台風19号上陸を前に、雨用の靴についての過去に書いた内容をまとめてみました。

スポンサーリンク

先日の18号は東京でもちょうど出勤時間帯に直撃したこともあり、だいぶ憂鬱な通勤通学をされた方も多いと思います。そんな時、思い浮かぶのが「靴どうしよう・・?」
ここ数日このサイトでも突然「雨靴」関連のキーワードで来てくださる方が増えてきましたので、次に訪れる19号を前に今までに書いた「雨」関連のものを集めてみました。
このブログで現時点でもっともアクセスが多いのが「甲高幅広」関連なので、そちらもそろそろまとめたほうが良いんじゃないかと思っていますが、ひとまずこちらから。

2014年10月8日 10:00 追記

「甲高幅広」「外反母趾」関連のアクセスが非常に増えてきています。大変ありがたいことで、少しでも甲高幅広の誤解が減ってくれれば嬉しいのですが、公開から半年が経ち、改めて読み直してみると無駄に長い。
またその後も幾つかこうした話は書いていまして、そろそろ一旦まとめたほうが良いのでは無いか、と思いましたので、半年後のまとめを作ってみました。
今までに書いてきたもののリンクもまとめながら、特に先入観や誤解の多い「甲高幅広」と「外反母趾」を中心に、靴と足の関係について書いています。
覚えておくと得をする、お店で喜ばれる靴の見方、履き方にもちょっと触れますので、いつも以上に長くなりますがお時間のある方は合わせてお読み下さい。
甲高幅広と外反母趾に見る、日本人とつま先の関係。

雨靴って、何でしょうか?何を求めていますか?

そう聞くと、「そんなの、雨が入ってこないことに決まってるでしょ」と言われるのですが、その点についてちょっと改めて考えて欲しいな、と思って書いたのがこの回。
梅雨の合間の平日の夜に、雨用の靴に何を求めるのかについて考えてみる。

雨用の靴なんて、元々靴の足数少ない人は、考えないほうが良いんじゃないかと思うのです。これだけ連日雨が続く梅雨時に、元々足数少ないのに、雨用靴を連投させる訳ですよね?毎日履く時点で、中の汗は乾ききってるはずがないし、雨用なんて考えれば、ろくに履いたあとに手入れもしないだろうし、となれば、その雨用の靴は、恐らく持っている靴の中で、最も不快なはき心地の靴になると思います

元々日本人は(日本人と書いたのは、海外の人はどうかは分からないので)靴、粗末にしすぎです。すぐ「履き潰す」って言います。実際酷いもんです。扱いが。汚いモノ扱いですね。家の中まで靴持ち込まない文化だから、というのもあるとは思うのですが。

濡れたっていいじゃないですか。濡れた靴は靴用の除湿剤入れて、翌日は履かなければいい。濡れてしまったのなら、いい機会だと思って、いっそこの時期に普段しないお手入れをしてしまえばいい。そのほうが、余程前向きで、靴にも足にも良いと思います。雨用の靴なんて、気分が沈むものわざわざ決めて、毎日じっとり不衛生で履き続ければ、足も臭くなるし、中はカビるし、何も良いことなんてありません。

私の場合、かなり濡れてしまった場合には開き直って水洗いしちゃいます。高い靴でも。ジョンロブとかガンガン洗っちゃいます。
これ、全ての方にオススメ出来る話では勿論ないのですが、「革は水に弱い」「高級靴ほど水に弱い」と思っている方ほど驚かれます。
興味のある方は一度検索してみてください。結構出てくると思います。ただ、怖い方は普通に靴の水洗いをしてくれるお店もありますので、まずはそちらを利用されるのが良いかと思います。

勿体ないから、ボロボロになった靴でも取っておいて雨靴にするんだよ、と言われる方もいるかもしれませんが。

日本人はモノを大切にします。普段着ている服も、最後は雑巾にしてボロボロになるまで形を変えて使い切る。素晴らしい精神です。でも、この場合のボロボロになった靴、って、そもそも普段から大事にしてないですよね?
梅雨になったので雨用の革靴という不思議。
雨用の靴って、大抵履き潰されかけた、もう捨てても良いや、な靴が選ばれることが多いのですが、そもそもそれが危ない。

そもそもボロボロになってる時点で、それ程お手入れもせず、クリームも入っていなくて、濡れてもいいや、ダメになってもいいや的感覚で履き潰される運命にあるわけです。そりゃ、雨に弱いですよ。耐久性だってない。当たり前。革の柔軟性も弾力性も回復力も既に残っていない、残りカスみたいな状態になってるんですから。

じゃあゴアテックス、という人もいるんですが、ゴアテックスにすれば全てOKかといえば、そうじゃないと思います。そもそも扱い悪い人がゴアテックスなんて履いた日には、長持ちしない、靴の中蒸れる、表面ボロボロで別にゴアテックスでなくても同じじゃない?という結果になると思います。
slooProImg_20140612230208.jpg

難しいこと考えなくても、防水スプレーかけときゃいいんだよ、という人も多いと思いますが。

雨と言えば必須というか、まず思い浮かぶのが「防水スプレー」。ただ、一般的に「防水」と言われている、思われているものは、大半が「撥水」スプレーです。
細かいこと言わなくても、似たようなモン、と思われるかもしれませんが、そもそもどうやって水を弾いているのか知っておくのも無駄じゃないと思います。
そんなことについて書いたのが、こちらの回。
梅雨と言えば防水スプレー、革は水に弱いから防水スプレー、に思うこと。
よくスエードは水に弱い、と誤解されることが多いのですが、通常の革に比べて余程強いです。
スエードは一度染みになると、なかなか取り除けない印象があるのと、表面の色が変わりやすいことからそうした印象を持たれている方が多いのだと思うのですが、一度スエードと通常の表革の靴の上に水を垂らしてみてください。
スエードの方が水を表面で弾きませんか?
これは表面が毛羽立っていることと関係しています。同じ効果を持たせようとしたのが撥水スプレー(メーカーによって、全く違った形で弾くことを考えているものもあるかもしれませんが)です。
撥水は表面を水を弾きやすくして、中になるべく入れないようにすることが目的。あくまで表面の話なので、少しずつ落ちてきます。
なので、定期的にスプレーしてあげる必要があります。その分、モノ自体を防水にしてしまうのと違って、モノ自体の質感などが影響を受けにくい。
けれど、買った時にお店で一回スプレーしてもらって、もう大丈夫、でそれ以降かけていない人も多いです。

撥水スプレーが威力を発揮するのは、普段からしっかりお手入れしてある時。普段のお手入れがあって、ある程度自分の物に対する意識が常に出来ていて、その上で撥水をした上で、帰ってきた後は、またしっかりケアをしてあげる。それが大切だからです。

防水スプレーをしているから大丈夫だと思っている方が結構多いのです。でも実際雨が一番入ってきやすいのが靴と靴底を縫っているコバ周り。靴底からしみ込んでくる、と思っている方が多いのですが、実はこのコバ近辺から染みこんできた水が下から中敷きに染み上がってくるので、靴底から入ってきたと思ってしまうんですね。(勿論靴底から全く入ってこないわけではないのですが)
slooProImg_20140523084751.jpg
ここはなかなか撥水スプレーが届かない上に、届いていても最も水の浸入が多いところで防ぎきれないのです。しかも埃や汚れが溜まったまま放置されてしまうことが多いので、特に傷みやすいところ。普段気にかけないので、水もどんどん入ってくる。入ってくるから不快。
だからゴアテックス。防水靴。という思考回路だと思うのですが、そもそもそれくらいお手入れしてない人なら、何履いてもその内駄目になります。また、ゴアテックスも少しずつ劣化してくるもの。防水に完全を求めるよりも、普段からのお手入れが肝心です、といういつもの結論になります。

いつもの通り、「靴のお手入れをしましょう」

〜〜だけで安心、じゃなくて、張り切る必要はないけれど、気にはかけてあげようよ、といういつもの話になるんです。頑張ってクリームまで念入りに塗らなくてもいいけど、普段から少しは靴でも鞄でも、状態に少しは気づいてあげて、ブラシするなり、乾拭きするなりしてあげる。これは革製品に限らず、だと思うんです。お手入れが要らなさそうに見える物ほど、こうした時放置されやすいけれど、そういう物ほど気付かない内に傷んでいます。革じゃないから安心、と思っていたナイロンのバックのほうが、濡れた後あまり何もしないで、を繰り返している内に、中がボロボロになっていたり。意識しなくても良い物ほど、本当は意識しにくい分危ないのかもしれません。そういった意味では、革のほうが、水に弱い、というイメージがある分、まだ気を使ってもらえているのかもしれませんね。

靴のお手入れしましょう、と言うと、すぐに靴墨塗ることだと思われてしまうのですが、私は靴墨なんて下手に塗るくらいなら全く塗らなくて良いとさえ思っています。
靴墨によっては単に表面に膜作ってしまうだけのものもありますし、それを毎回重ね塗りした上、ブラシや乾拭きしないからムラは出来る、表面固まる、で余計に革が傷んでしまっている靴もよく見かけます。
そして、靴磨き、というと自分ではやらず、奥さんに任せっきり、という男性も未だ多いですが、自分の仕事道具一つ大切に出来なくて、「仕事で忙しい」も何もないでしょ。自分が仕事をするときの道具ですよ。そもそもボロボロの靴履いて相手に会う、ってその人に対しても失礼じゃないですか?
slooProImg_20140523084749.jpg
別に靴が趣味の人みたいに拘る必要はないんです。高い靴を買う必要も全くない。単に一日履いたらせめて埃だけでも払ってあげてください。ちょっとした傷などに自分で気付いてあげてください。
靴磨きと靴のお手入れは違うと思った土曜日の午後。

毎朝、顔洗いますか?
毎朝、歯磨きますか?
今日着たシャツや下着、洗濯しますか?
お風呂入りますか?髪洗いますか?
この辺が、靴でいう、お手入れになるんじゃないかな?って。
一日過ごせば、着たものだって汚れるよね?汗だってかくよね?
面倒だから半年に一回洗うか洗わないか、なんて思う?
もしそのままにしてたら、あっという間に傷む(腐る?カビる?)と思う。

何も気合い入れる必要はないんだよ、ってことを書かせてもらいました。
靴磨き、靴のお手入れに関しては、この辺りを参考にして頂けると嬉しいです。
これだけで良い。けれどこれだけはして欲しい。30秒で終わる靴のお手入れの3ステップ。
写真付き、簡単に、ということであれば、同じことを書き直してみたこちらも見てみてください。
slooProImg_20140523084747.jpg
ここ最近の私の場合の革靴の日々のお手入れを書いてみる。だいたい一日帰宅後1分くらい。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

新しい記事があるか、毎回見に来るのは面倒ではありませんか? このブログでは、更新時にあなたのスマホなどにプッシュ通知でお知らせする「Push7」というサービスを導入しています。

登録、解除はいつでも可能です。特に何か会員登録や個人情報等の入力は必要ありません。新しい記事が更新された際にお知らせ致します。 ぜひご活用下さい。

講読を解除されたい場合も上の「講読する」から解除が可能になりました。

フォローする

スポンサーリンク
このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

当ブログで書いてきた文章をジャンル毎に分け、加筆・修正してまとめたものをAmazonのKindle書籍にて販売しています。

Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

また、Kindle Unlimited会員Amazonプライム会員の方は、それぞれ無料でお読みいただけます。

現在発売している書籍は下記の2冊です。

「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。