[0743-201504] 雨だ梅雨だゴアテックスだ!雑誌広告に熱くなる前に、ゴアテックスってどの部分に使ってるか分かりますか?

[0743-201504] 雨だ梅雨だゴアテックスだ!雑誌広告に熱くなる前に、ゴアテックスってどの部分に使ってるか分かりますか?

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梅雨入りはまだまだですが、ここしばらく雨の日が続いています。そろそろ一般の登山者も増えてくるでしょうし、ビジネスにおいても梅雨に向けて雨用の靴を探す人が出てきます。
そこで、梅雨を前に伝えたい。たいしたことじゃないじゃん、と言われるかもしれないけれど。これだけは。
ゴアテックスって、革がゴアテックスな訳じゃありません
GORE-TEX®プロダクト

ゴアテックスって革のことではありません。

今日見た雑誌の雨靴特集で気になったこと。

0737-201504_Sanko Shoe
今日はまったく別の話題のつもりだったんですが、たまたま雑誌を眺めていたら、靴の特集だったんです。そこで出てきました、ゴアテックス!私、別にゴアテックスが嫌いな訳ではありません。大変お世話になっています。
[0227-201406] 梅雨になったので雨用の革靴という不思議。
ビジネス靴にそもそもゴアテックスが必須かどうかは今回は置いておきますが、今回眺めていて気になったこと。
革靴の表面で水が弾かれている写真とともに「流石ゴアテックス、水を弾きます!」という文章。
いや、それ、ゴアテックスが弾いているんじゃなくて、革の表面に撥水か何かの仕上げしてませんか?

どの部分がゴアテックスか分かりますか?

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ゴアテックスって何か分かりますか?ゴアテックス搭載の靴って言われると、外側の革自体がゴアテックスなんだと思っている人、結構いるんですよ。登山やってて、レインウェアでゴアテックス使ってるもの使っている人も、表面の素材がゴアテックスだと思っている人が結構いる。
ゴアテックスって、その外側の素材と、ライニングの間に入っている薄い素材です。(ライニングにゴアテックスを搭載、と書いてある商品もありますが)
ゴアテックス自体は雨や水には強いですが、決して汚れや傷などに強い素材な訳ではありません。汚れればその力は充分に発揮できないし、傷がつけば勿論落ちていきます。
だから、間にサンドイッチするような形で挟んでいるんですね。

これ、どっちでも良いようで、結構大切。

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何故か。ゴアテックスだから雨大丈夫、って短絡的に考えちゃうんです。
革靴にゴアテックス搭載ってなると、ちゃんと履いてくれている人には本当に頼もしい味方です。一回オールソールしちゃえば防水性能は保証されませんが。それくらい靴の中に使うのは難しいので。
でもね、大抵のゴアテックスだから雨大丈夫、って思ってる人ってもう雨靴として履き倒しちゃうんです。散々雨に濡れて帰ってきた後に、ちゃんと表面を拭ったり、お手入れしたりしない。撥水スプレーもかけない。
表面の革はゴアテックスでも何でもありませんから。多少の撥水仕上げはしているかもしれませんが、それでもお手入れしなければどんどん劣化します
ゴアテックス自体寿命がそれ程長くはないですが、それにもまして革自体の寿命が先にきちゃうことが多いんですね。完全放置だから。そして放置しやすい雰囲気だから。
ゴアテックスが本領を発揮するには、それを覆ってくれている外側の革や素材であったり、内側の環境だったり、と言った部分がしっかり整っていなければいけません。
ゴアテックス搭載だから何もしなくて良いわけではないんです。
[0598-201501] 関東地方は今日は雪。そこで改めてそんな雪の日に意識したい革靴についてのポイントをまとめてみました。

ねじ曲がって変な方向で広まっているゴアテックス神話がちょっと心配です。

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どの程度の価格の靴を履かれているかは人それぞれですが、比較的一般的な価格帯の靴を履いている人の場合、それ程ゴアテックス必要ないと思うんです。そもそも表面の革がガラス仕上げしていて弾きやすかったり。水が入ってくる原因がそもそも靴をいい加減に扱ってるから、という場合も結構多い。
[ 革靴] 巷に溢れる革質談義について。コードバンが好きなあなたへ。ガラス革(牛革)って本当に駄目ですか?
もう滅茶苦茶な履き方して、中も破れまくった、踵も原型を留めていない表面ボロボロのゴアテックス(笑)な靴で、水が入ってきた!って怒鳴り込んでくるお客さんがたまにいたんです。そりゃゴアテックスは素晴らしいですし、保証体制もしっかりしていますが、それでも買った後の責任はお客さん自身にあると思うんです。
勿論雪国であったり、台風に常に悩まされる地域の方、水の多い仕事に就かれている方など、ゴアテックスに助けられている方も多いと思います。そういう方は是非今後も使い続けて下さい。それは別の話です。
ただね、ちょっと全体的にゴアテックス信仰というか、ゴアテックス神話がだいぶねじ曲がって広がりすぎているような気がして心配なこの頃です。
GORE-TEX® SURROUND™ Footwear
ちなみに登山やロングハイクをされる方の中には、敢えて意識的にゴアテックス搭載の靴を選ばない方もいらっしゃるということも頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。良いものには、それなりにデメリットもあるということです。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

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