[0233-201406] 梅雨と言えば防水スプレー、革は水に弱いから防水スプレー、に思うこと。

[0233-201406] 梅雨と言えば防水スプレー、革は水に弱いから防水スプレー、に思うこと。

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梅雨入り後、今年はやけに激しく雨が降って、例年以上に梅雨だなぁ、と感じるこの頃です。そんな中、革好きに限らず、雨と言えば憂鬱な季節。雨には防水スプレーが定番。もう防水スプレーかけときゃ大丈夫、くらいの勢いを感じる時があるので、ちょっと今日は激しくなってきた雨の中、梅雨時の雨対策について思うことを書いてみます。

防水スプレーってほとんどありませんから。

いきなりですが、今使ってるスプレー、防水スプレーですか?
巷に多く出ている防水スプレー、実際は防水ではなく、撥水です。なんか、単なる言葉の違いだけのように思われて、どうでも良さそうに思われがちですが、これ、結構大切です。
耐水と撥水の違いについて MIZUNO|ミズノお客様相談センター
防水と撥水 わかりますか?
勿論防水スプレーが全く存在しないわけではないですし、ミズノのサイトでは、防水の中に耐水と撥水がある、と定義しているので、そうした意味では間違いではないのですが、スプレーで防水をする、というのはかなり大変なこと。あくまで表面に層を作って、中に入りにくくして表面を滑らせて落とす、といった感じでイメージしてもらえれば良いのかな、と。



ただ、一般的には、もうスプレーといえば防水スプレーって名前で通ってしまっているので、下手に撥水スプレーって謳うと、首傾げられちゃったり、場合によっては売れなくなっちゃう。私が欲しいのは撥水なんて訳分かんないものじゃなくて、防水スプレーなの!って言われてしまうから(経験談)

何故そんなことにこだわるか、というと

撥水って万能じゃないんです。手頃ではありますが。防水させるのに比べて素材に与える影響も薄いので、使いやすいのですが。ダメな訳じゃないので、その点は誤解して欲しくはないのですが。
徐々に落ちていくし、かかる水が一定量を超えたり、勢い良く水がかかれば、撥水くらいあっという間に突破されます。
だから、撥水スプレーさえしておけば大丈夫、なわけではなく、あくまでしておいたほうが安心、というくらいのつもりで使って欲しいなぁ、と。



勿論、安心、程度じゃない位、効果は大きいですし、実際かなり弾いてはくれるのですが、それでも何故大丈夫、とならないかというと…

大丈夫だと思った途端、それだけで済ませるようになる。

のが、心配だったんですね。撥水スプレーが威力を発揮するのは、普段からしっかりお手入れしてある時。普段のお手入れがあって、ある程度自分の物に対する意識が常に出来ていて、その上で撥水をした上で、帰ってきた後は、またしっかりケアをしてあげる。それが大切だからです。
よくあるのが、撥水スプレーしてるのに、中に雨が入ってくること。これは靴に限らずですが。これは雨の量が撥水の許容を超えたり、靴の場合には靴表面からというより、履き口から侵入してくるほど激しかった、という場合もありますが、多いのが上の革と底を縫い付けているコバ周りの縫い目からの侵入、というパターン。
これ、撥水スプレーしてても、結構入りやすい。なので、人によっては完全防水、ってゴアテックスとか欲しくなるのですが。

今年は何となく梅雨入りが早い気がしますが、つい先日クールビズに入り、一気に暑くなったなぁ、と思っていただけに、この温度差と雨には堪えます。 梅雨入りといえば、当時、雨用のビジネスシューズを求めに来る方...
これも、普段からこのコバ周りをせめてブラシで埃くらいは落としているのか、全く何もしていないのかでも大分違うのです。埃すら放置状態で、縫い目周りが既に傷んでいて、水が入りやすくなっていることが結構多いので。これは雨の中履いた後も同じ。ここに泥や水が溜まったままにして靴の表面だけ拭いた程度では、幾ら何度も撥水スプレーかけてても同じです。



追記:2017年1月6日 15:00更新
当ブログでは靴底用のブラシとして長らく「シュムッツブラシ」をお薦めしてきているのですが、最近になって品薄になってきたのか、ネットで探しても見つからなくなってきてしまいました。
個人的に非常に気に入っている商品でもあるため惜しいのですが、今後の在庫状況も分かりませんので、代用となりそうなブラシを挙げておきたいと思います。

定番コロニルの製品でもありますので、継続して販売し続けてくれることと思います。出来ればタピールもシュムッツブラシを今後も継続して販売し続けて欲しいな、と願っています。
追記:2017年2月18日 21:00更新
当ブログをお読み頂いている方から「シュムッツブラシが復活してますよ」と教えて頂きました。一時的に品切れが続いていただけだったようですね。良かったです。教えて下さり、本当にありがとうございます。


これからも長く継続して出し続けて欲しい商品です。

だから結局、いつも通り

〜〜だけで安心、じゃなくて、張り切る必要はないけれど、気にはかけてあげようよ、といういつもの話になるんです。頑張ってクリームまで念入りに塗らなくてもいいけど、普段から少しは靴でも鞄でも、状態に少しは気づいてあげて、ブラシするなり、乾拭きするなりしてあげる。
これは革製品に限らず、だと思うんです。お手入れが要らなさそうに見える物ほど、こうした時放置されやすいけれど、そういう物ほど気付かない内に傷んでいます。革じゃないから安心、と思っていたナイロンのバックのほうが、濡れた後あまり何もしないで、を繰り返している内に、中がボロボロになっていたり。
意識しなくても良い物ほど、本当は意識しにくい分危ないのかもしれません。そういった意味では、革のほうが、水に弱い、というイメージがある分、まだ気を使ってもらえているのかもしれませんね。
ということで、長々書いた割には、結論はいつもと同じで、やっぱりお手入れは大事だよ、ということで、終わらせたいと思います。
https://office-kabu.jp/shoes/caring-for-your-shoes/post-12

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続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

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