[日常] 「違法」「自己責任」で片づけるのは簡単なのですが、もし今時間に余裕があれば、妻の活動について少し話を聞いて下さい。

[日常] 「違法」「自己責任」で片づけるのは簡単なのですが、もし今時間に余裕があれば、妻の活動について少し話を聞いて下さい。

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このブログでは以前から何度か妻の活動について書いています。主に海外での医療支援活動について触れることが多かったのですが、国内でも以前から様々な活動をしてきました。今回はその中でも「牛久にある東日本入国管理センターでの面会ボランティア」と「新宿での路上生活者の訪問活動」について触れながら、今回これらの活動のために妻が作成したAmazonのほしい物リストとその公開の理由について書いてみたいと思います。

こうした活動に賛否含めて様々な意見があることは分かった上で、それでももし今少し時間を取って頂けるのであれば、この後の文章を読んで欲しいな、と思っています。

入管って知っていますか?どういうところか、どこにあるかご存じですか?

「入管」って知っていますか?名前は聞いたことがある方がほとんどだと思うのですが、ではどういうところかご存じですか?

不法滞在している外国人を収容しているところでしょ?」
強制送還する外国人を集めてるところ」

時々入管に関するニュースを目にすることはあるかもしれませんが、では実際にどういうところで、どこにあるのかご存じの方はどれくらいいるのでしょうか。

ちなみに入国管理センター、入国管理局ということで考えれば、都内でも品川にありますし、とても整備された綺麗な場所です。そして普通に海外から来た外国人がビザの手続き等で訪れる場所でもあります。

ただ、サイトの説明にもあるように、

我が国にとって好ましくない外国人を強制的に国外に退去させることにより,健全な日本社会の発展に寄与しています。

こういった側面も勿論あります。

妻が2010年から牛久にある東日本入国管理センターで面会ボランティアをしています。

私も以前文章にしたことがありますが、

妻が2010年から牛久にある東日本入国管理センターで面会ボランティアをしています。主に看護師としての知識と経験を活かして収容者と面会して体調や出されている薬、環境などの聞き取りを行い、医師や担当弁護士との連携を図ってきました。私も何度かお供させて頂いたことがあります。何の役にも立っておりませんが。

「要は違法な外国人でしょ?さっさと退去させれば良いんだよ。」

こういう意見も時々目にします。ただ、大半の方は、そもそも普段意識することもないでしょうし、前述のように何となく漠然と「不法滞在」や「違法」というイメージだけを持たれているのではないか、と思っています。

ただ、例え違法であったとしても、不法滞在であったとしても、そこには様々な事情が存在します。難民申請などとも関わってくる場合もあります。そして何より、例え違法であったとしても、(例え、もし)犯罪者であったとしても、人間として最低限与えられるべき環境に置かれない、扱いを受けられない、というのはおかしいと思うのです。また、もし健康を害してしまっている(そうした状況に置かれている)のであれば、医療を受ける権利というのは人として当然存在すると思っています。

路上生活者と聞いて、どんなイメージを持たれていますか?

話は突然変わります。続いては「路上生活者」です。一般的には「ホームレス」という言葉の方が分かりやすいのかもしれませんが、家がないわけではなく、自分で路上での生活を選択している方もいらっしゃるので、路上生活者という表現をしています。

これも様々なイメージを持たれている方がいるのではないか、と思います。敢えて嫌な表現をすれば、汚い、臭い、怠けているだけ、社会からの落ちこぼれ、などかなり酷いイメージをハッキリとではなくても漠然と抱いている方もそれなりにいるのではないか、と思っています。

そして、こうした話をする時に、決まって出てくるのが「行政が」とか「自己責任」といった言葉です。実際の彼らのことは知らないけれど、とりあえず漠然としたイメージだけを持って何となく「こうあるべきだ」「○○はけしからん」といった判断を下してしまう。これは前述の入管に収容されている外国人や路上生活者に限らず、私たちは自分の生活からは遠くてイメージが出来ない世界の出来事や人に対しては、基本的にあまりそれ以上は考えることはせずに、思考停止をしがちです。

妻が毎週水曜日に新宿駅周辺で路上生活者の方々の訪問を行っています。

今の団体を立ち上げたのは2016年ですが、訪問自体は更に前から行っていました。こちらの活動には私自身はまだ参加したことがないので、実際の状況は分かりません。なので偉そうなことは何一つ言えません(入管についても同じですが)。もちろん綺麗事では済まない様々な問題や悩みもあるでしょうし、前述のようなイメージそのままの路上生活者や、その裏の黒く汚い部分もたくさん存在するのだと思います。ただ、それでもそれがすべてではありません。

そして、今回、何故私が改めてこのブログでこれらの妻の活動について文章にしたのか。それは、別に妻のことを自慢したい訳でも、そうした活動をしていない人や無関心な人を責めたいわけでもなく、そうした世界を少しでも知ってもらえたらな、と思っているからです。そして、更に言えば、もしそれ以上に何か思うことがあるのであれば、是非力を貸して頂けたら、と思っているのです。

今回、妻がAmazonほしい物リストを作成しました。

前述の活動を今も続けている中で、今回妻がAmazonのほしい物リストを作成、公開しました。

牛久や品川の入国管理局に収容されている方々や、新宿の路上生活者の方々が必要としているものを、「欲しいものリスト」で公開しています。これらの商品が私の手元に届きましたら、責任を持ってご本人に届けます。

以下、妻に今回のほしい物リストについて文章にしてもらったので掲載します。

2010年から牛久にある東日本入国管理センターで面会ボランティアを行っています。
そして今年2019年から、東京入管でも同じ活動を始めました。
牛久入管は強制送還直前の外国人が収容されており、刑務所より劣悪な環境と言われています。
その中でまともな医療を受けられないでいる方々が多く、私は医療の知識を生かして収容者の体調確認を行い、ボランティアの医師や担当弁護士と連携を取りながら、彼らの置かれている状況の改善に努めています。
収容者の中には、ストレスから・内科的疾患からまともに食事ができない方々がいます。そのため、スープ類の差し入れをするととても喜ばれます。
Amazonほしい物リストには、それらのアイテムを掲載しました。
もしご興味がありましたらポチッとしてくださると嬉しいです。

2008年から新宿で路上生活者の訪問活動を始め、2016年に仲間たちと「つながるねっと」という団体を立ち上げました。
毎週水曜日の19:00から新宿駅周辺で、路上生活者の方々の訪問を行っています。
「つながるねっと」の活動目的は、物を配ったり強制的に福祉につなげることではありません。信頼関係を構築し、いざという時にサポートできる体制を作ることです。とはいえ、夏の暑い中・冬の寒い中、最低限必要な物が手に入らず、体調を崩す方も多くいます。その為訪問する時に、必要としている方に必要としているものを届けることもあります。
私が物を渡す時は、基本的に初めてお会いする方には渡しません。
何故ならどんな方か判断ができないのと、本当に必要としているのか分からないからです。その為、本当に必要としている方たちにだけにきちんと手渡ししています。
冬の時期はタイツ・靴下・使い捨てカイロが必要とされています。
また、消化器の病気で普通のご飯が食べられない方がいて、その方には毎週お粥を届けています。
Amazonほしい物リストには、それらのアイテムを掲載しました。
もしご興味がありましたらポチッとしてくださると嬉しいです。

なんか私が前もって長々とクドくて説教臭い文章を書かなくても最初からこの文章を紹介してまとめてしまったほうが良かったような気もするのですが、何故今回私が妻のほしい物リストについてこのブログで取り上げたかについて触れておきたいと思い、文章にしました。

というのも、妻とも話したことがあるのですが、一般的には強制送還直前の外国人や路上生活者に対してこういう活動をしていること自体、良い顔をする人ばかりではない(批判を受けることもある)からです。

その根っこには様々な確固とした意見も勿論あるとは思いますが、意外と前半で触れたような「自分の生活からは遠くてイメージが出来ない世界の出来事や人に対しては、基本的にあまりそれ以上は考えることはせずに、思考停止をしがち」なところから生まれてしまう部分もあると思ったからです。

入管や路上生活者について少しだけでも想像してもらえたら嬉しいです。

別に活動に参加しろ、とか入管行け、とかそういうつもりは一切ありません。ただ、もし今回何か感じるところがあったら、少し興味を持ってみて欲しいな、と思っています。そして、何か賛同できる、共感出来るところがあれば、力になってもらえたら嬉しいです。

妻がリストを公開して数日経ちますが、既に数名の方からありがたいことにリストの品を送っていただきました。早速路上生活者の方々にお渡しするモノの一部は今週の水曜日の訪問の際に持っていき渡したようです。

もちろんこうした行為にも賛否あるとは思いますが、そういう方には是非ご自身の信念に基づいて正しいと思う行動をして頂けたら、と願っています。

こちらで頂いたものに関しては、妻から報告させて頂きます。

よろしくお願い致します。

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「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。

入管って知っていますか?どういうところか、どこにあるかご存じですか?

妻が2010年から牛久にある東日本入国管理センターで面会ボランティアをしています。

路上生活者と聞いて、どんなイメージを持たれていますか?

妻が毎週水曜日に新宿駅周辺で路上生活者の方々の訪問を行っています。

今回、妻がAmazonほしい物リストを作成しました。

入管や路上生活者について少しだけでも想像してもらえたら嬉しいです。

  • 入管って知っていますか?どういうところか、どこにあるかご存じですか?
  • 妻が2010年から牛久にある東日本入国管理センターで面会ボランティアをしています。
  • 路上生活者と聞いて、どんなイメージを持たれていますか?
  • 妻が毎週水曜日に新宿駅周辺で路上生活者の方々の訪問を行っています。
  • 今回、妻がAmazonほしい物リストを作成しました。
  • 入管や路上生活者について少しだけでも想像してもらえたら嬉しいです。