2020年10月、日本エイサーはハイスペックからスタンダード、通常のノートPCタイプからコンバーチブルまで幅広い展開で新作Chromebookを発表しました。その後の同社の精力的な発信は既に目にして感じられている方も多いと思います。
今回、日本エイサーより同社が2020年10月22日に発売した新作モデル、Chromebook 712(C871T)をお借りしました。なお、ほかの新作モデルもお借りしておりまして、そのうちの1モデルは既にレビュー済みです。
今回のモデルは、ありきたりの言葉で言えば使えば分かるいぶし銀のような魅力的なモデルです。正直見た目もスペック的にも、華やかさは何もありません。だからなかなか日の目を見ないままひっそりと、ということも多いのですが、それではあまりに勿体ない、良モデルです。
それが今回のレビューでどれだけ伝えられるか分かりませんが、伝わらなければ何度でも、いろいろな形で発信していきたい、と思える魅力を持っていると思います。
ということで、まぁ、今回も‥1万字のレビューなのですが、興味のある部分からお読みいただけると嬉しいです。
【仕様】Acer Chromebook 712 C871T-A14N
今回メーカーよりお借りしたのは以下のモデル(Celeron 5205U、32GB eMMCモデル)です。
メーカーの製品ページはこちら。→ C871T-A14N | acer
このモデルはCPUとストレージ容量違いで4モデルが展開されています。型番C871Tの後の4桁の英数字で見分けるのですが、
- 「A38」がCore i3-10110U、「A14」がCeleron 5205Uを搭載。
- 末尾「P」が64MB eMMC、「N」が32GB eMMC。
になります。今回のモデルであれば、A14NなのでCeleron 5205U、32GB eMMCモデルということになりますね。それ以外は基本的に共通。主なスペックは以下のとおりです。
私の中で今回のモデルで魅力だと感じた点を赤字に、少し惜しいかな、と感じた点を赤線にしています。
Acer Chromebook 712 C871T-A14N | |
CPU | Intel Celeron 5205U |
メインメモリ | 4GB LPDDR4 SDRAM |
記憶装置 | 32GB eMMC |
液晶 / 解像度 | 12.0″ IPS ノングレア液晶 / 1,366x912 / タッチ対応 |
キーボード | JIS配列キーボード (Acer Fine Tipキーボード (日本語/防滴)) |
インターフェース | USB3.1(Type-C/Gen1、PD対応/映像出力対応) x2 USB3.0(Type-A) x1 microSDメモリーカードリーダー ヘッドホン/スピーカージャック |
その他 | MIL-STD 810G準拠、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0 |
Webカメラ | HDR HDウェブカメラ (92万画素 /1280x720p) |
サイズ / 質量 | 296.0mm x 229.0mm x 21.5mm / 約1.4kg |
自動更新ポリシー | 2028年6月 |
左右のインターフェースの配置はこちらです。
結論から先にまとめると、
私がこのモデルに魅力を感じる部分。
- 12.0型で解像度1,366×912と縦に若干余裕のある画面比(3:2)。この価格帯(実売3万円台後半)でIPS液晶で映り込みの少ないノングレアはウェブ閲覧や文章作成に適している。
- 2コアは若干気になるものの、Intel第10世代(Comet Lake)のCeleron搭載。Wi-Fi 6にも対応。自動更新ポリシーも2028年6月まで。
- 耐衝撃性と耐水性に優れたシンプルなクラムシェルタイプのモデル。その分価格も4万円切りと手頃。
私がこのモデルで惜しいと感じる部分。
- 質量が約1.4kgと12インチ液晶モデルとしては若干重さが気になるか(MIL-STD 810G準拠と考えれば安心感には繋がるが)。
- コンバーチブルタイプではないので、タブレットUIにならない。そのため、一部のAndroidアプリ等で動作に支障が出る可能性も(後述)。
- 天板が若干皮脂等が目立ちやすい。
以上をまとめると、
コンバーチブルやペン対応といった付加価値は要らないので、その分手頃な価格(実売3万円台後半)で、シンプルで快適(Wi-Fi 6対応)に、安心(MIL-STD 810G準拠)して使える現行標準モデルが欲しい
のであれば、まず最初に検討してほしい2020年12月時点での基準となるモデルの一つです。
以下、少し細かく見ていきます。
【魅力】実売価格3万円台後半で気軽に快適に使える現行スタンダードモデル。
まずはこのモデルの魅力から。このブログではコンスタントに「現時点でのChromebookの基準となるモデル」を取り上げてきました。先月、各メーカーここ最近国内で発表された新作Chromebookを11モデルまとめましたが、その中でも今回のモデル(712)は「迷ったらこの4モデルから選ぶ」の1つに挙げました。
魅力は大きく3つ。「画面比3:2のIPSノングレア液晶」「現役世代のハードウェア構成」「耐衝撃性と耐水性に優れたシンプルなクラムシェル」になります。
①画面比3:2のIPSノングレア液晶はサイトや資料の閲覧や文章作成といった用途に適している。
従来までは液晶サイズ11.6インチHD(解像度1,366×768)と14インチFHD(1,920×1,080)が一般的でした。そこに昨年辺りから少しずつ、12インチHD+(解像度1,366x912)というモデルが出てきました。今回の712もこのタイプになります。
画面比3:2と言われると、従来の16:9に比べて横が短くなるような印象を抱く方もいるかもしれません。ただ、実際は横は変わらず単純に縦に表示領域を広げた(追加した)ものとなります。HDモデルに比べて縦が144ピクセル分広くなった、ということですね。
基本的にPCでのサイトや資料閲覧、文章作成といった作業は、視線が縦(上下)に移動していきます。横幅はある程度決まっていると思うんですね。となると、縦に表示出来る量が多くなれば、一度に参照できる情報量が違ってくることになります。
もちろん単純に解像度を更に挙げてFHD(1,920×1,080)にすれば縦は1,080ピクセルと、このモデルの縦(912ピクセル)に比べて更に情報量は増えるように思われます。ただ、同じ液晶サイズで画面の解像度を上げれば、その分1ピクセル辺りのサイズが小さくなる(=フォントなどが小さくなる)ことになります。
11.6インチで高解像度を望む声も多いのは確かなのですが、スマートフォンなどと違って、自分の目と液晶との距離がある程度離れている以上、高解像度で細かい字は(単純に年をとった、というだけでなく)より小さい文字を凝視することが増えるため、自然と首に負担がかかってきます(最近若い方にも多いスマホ首、ストレートネックなどの原因の一つですね)。
その点で、通常の11.6インチHD液晶から、単純に縦に表示領域を増やしただけの12インチHD+というのは、文字の大きさを変えずに情報量を増やす、という意味でも非常に良いものだと思っています。
また、上で載せた写真のそれぞれの液晶をよく見ていただくと気づかれると思うのですが、今回の712(右)は映り込みを抑えたノングレアタイプの液晶を用いています(左のSpin311の液晶をよく見ると、後ろの壁が映り込んでいるのに気づかれるかと思います。)。Spin311(左)のグレア液晶に比べて色味の鮮やかさには劣るのですが、その分反射や映り込みが少なく、長時間作業するには目に優しいのも魅力です。
あとは副産物として、液晶が縦に広がった分、反対のキーボード側も縦に余裕が生まれました。
横幅は11.6インチサイズのモデルとそれほど差がないため、結果としてキーボードの両端、特に右側Enter周りは幅が短めになるなど影響を受けているのは惜しいですが、その下のタッチパッド部分が縦に幅広くなっているのが分かるかと思います(ちなみに前述の11.6″モデル、Spin311のタッチパッドの縦は60mm)。その分、当然左右のパームレストも縦に余裕がありますし、元々がMIL-STD 810G準拠でもあり剛性もあることから、たわみも少なく安定したキータッチが出来ます。
②現役世代のハードウェア構成(第10世代Comet Lake)でWi-Fi 6等にも対応。
Chromebookでも一部のハイスペックモデルが今年から少しずつ第10世代プロセッサー(Comet Lake世代)に移行し始めています。そうした中、CeleronやPentiumモデルは今のところまだ、Gemini LakeをRefreshしたN5030やN4020になった段階です(ちなみにRefresh前のGemini Lake世代は2021年の製造終了が通達されている)。
Chromebookにおいてはそこまで世代間で大きな差は出にくいのですが、それでもGemini Lake世代に変わった際に体感速度が分かるくらいに変わったことからも、やはり少なからず影響はあります。
CPU / 世代 | Octane 2.0 | Speedometer 2.0 | Speedometer 1.0 | |
Acer C871T-A14N | Celeron 5205U 第10世代 Comet Lake |
17277 | 57.4 | 93.3 |
Acer CP311 | MediaTek M8183C | 9718 | 28.12 | 47.27 |
Lenovo IdeaPad Duet | MediaTek Helio P60T | 9703 | 25.8 | 46 |
ASUS C204MA | Celeron N4000 第8世代 Gemini Lake |
14188 | 36.7 | 78.4 |
こちらは先日Spin311のレビューの際にも載せたブラウザーベンチマークの結果です。第10世代とはいえ、2コアのCeleronということもあり、そこまで劇的な差は出てはいませんが、それでも十分に快適です。
Geekbench 5 | 3DMark Sling Shot Extreme OpenGL ES 3.1 |
PCMARK Work 2.0 Performance |
KineMaster | |
Acer C871T-A14N (Celeron 5205U) |
Single: 464 Multi: 885 |
Overall: 1756 (Graphics: 1864) (Physics: 1460) |
Performance: 8493 Web Browsing: 8994 Video Editing: 5542 Writing: 8387 Photo Editing: 15680 Data Manipulation: 6742 |
コーデック性能: 15.8MPixel /s 編集&共有: 1080p レイヤー枚数: 4x1080p 4x720p 4x540p |
Acer CP311 (MediaTek M8183C) |
Single: 261 Multi: 920 |
Overall: 1097 (Graphics: 940) (Physics: 2645) |
Performance: 6687 Web Browsing: 6080 Video Editing: 5922 Writing: 6852 Photo Editing: 9967 Data Manipulation: 5439 |
コーデック性能: 12.0MPixel /s 編集&共有: 1080p レイヤー枚数: 4x1080p 5x720p 4x540p |
Lenovo IdeaPad Duet (MediaTek Helio P60T) |
Single: 262 Multi: 909 |
Overall: 1131 (Graphics: 973) (Physics: 2667) |
Performance: 6768 Web Browsing: 6009 Video Editing: 5924 Writing: 6903 Photo Editing: 10598 Data Manipulation: 2667 |
コーデック性能: 7.0MPixel /s 編集&共有: 720p レイヤー枚数: 5x720p 5x540p 4x360p |
ASUS C204MA (Celeron N4000) |
Single: 429 Multi: 798 |
Overall: 1468 (Graphics: 1453) (Physics: 1525) |
Performance: 7719 Web Browsing: 7367 Video Editing: 6013 Writing: 8434 Photo Editing: 14065 Data Manipulation: 5214 |
コーデック性能: 15.8MPixel /s 編集&共有: 1080p レイヤー枚数: 3x1080p 2x720p 3x540p |
Androidアプリのベンチマークでも、それぞれに普及価格帯モデルの中では良好な数値を出しています。
ただ、最新世代のプロセッサーを載せていることの魅力は単純なこうしたベンチマーク上の数値の優位さではなく、むしろ最新のハードウェアプロセッサーによる強化部分やサポート期間にあると思っています。
PCはついCPU性能ばかりを意識してしまいますが、実際にはその基板(マザーボード等)の足回りがしっかりしていなければ本領を発揮できません。Chromebookではそこまで影響がないように見えますが、それでも今回の世代からWi-Fi 6に対応したことで、より快適で安定した通信環境で使えるようになりました(勿論対応するWi-Fi 6ルーターは必要ですが)。最近はスマートフォン等でもWi-Fi 6対応のモノが増えてきましたし、この機会に自宅のWi-Fi環境を見直してみるのも良いかもしれません。
また、ご存知の方も多くなってきたと思いますが、Chromebookにはモデルごとに決められている端末のサポート期間である自動更新ポリシーというものが存在しています。こちらはモデルの発売時期ではなく、モデルのハードウェアプラットフォームごとに定められています。つまり、幾ら最近に発売されたモデルでも、前述のRefreshしたCPUを用いたモデル場合であれば、旧ハードウェアプラットフォームのままのサポート期間になります。
そして今年以降に発売されたハードウェアプラットフォームのモデルに関しては、従来の6年間から8年間に延長されました(一部例外あり)。ということで、このモデルも今年のハードウェアということで、最長の2028年6月となっています。
Chromebookも頻繁なOSアップデートの中で、次々と新しい機能などが増えてきています。そうした機能との互換性や相性を考えると、やはり最新のハードウェアのモデルが長く使う上では安心でもあると思います。
③耐衝撃性と耐水性に優れたシンプルなクラムシェル。
このモデルは今話題になっている2-in1、デタッチャブルやコンバーチブルタイプでタブレット的にも使える、といったものではありません。従来どおりの液晶が180度まで開く一般的なノートPCです。
正直色味も地味ですし、耐衝撃耐水性もあることから、デザイン的にも洗練されている、華やかさがある、というわけではないと思います。
ただ、それが良い。
もちろん液晶を360度回転させてタブレット的に使ったり、270度回転させてプレゼン時にスタンド的に立てて画面を見やすくする、といった使い方が必須の方もいると思います。また、専用のペンを使いたい、という方もいるでしょう。
ただ、そうしたギミック部分が増えるほど、より可動域もパーツも増えることから、より頑丈さを重視させて(MIL-STD 810G準拠でなくても)単純に重くなったり、という影響も出てきてしまいます。
でも、シンプルに、ノートPCとして考えた時、果たしてどのくらいの方が、そうした機能が必要でしょうか。
このモデルは確かに12インチながら約1.4kgと決して軽くはありません。ただ、この重さは耐衝撃耐水性という必要な重さです。
この多少落としても、雑に扱ってもビクともしないというのは結構安心感に繋がりますし、その結果として気軽にいつでもどこでも広げて使いやすくなるんです。
ハイスペックで仕上げもキレイなモデルは確かに美しくて所有欲も満たしてくれます。ただ、細かい傷が付くのが気になって、少し気を使いながら鞄から取り出したり、少しテーブルが濡れていたら気になってしまったり、ということで、何となく億劫になってしまっては本末転倒です。また、私は好きですが、傷が付かないように、と専用のレザースリーブやネオプレーンのスリーブケースに入れている方も多いでしょう。となると、結局その分更に重くなってしまって、持ち運ぶのも面倒になってしまうことも。
極端なことをいえば、このモデル、別にそんなもんなくても、そのまま鞄に放り込んでもOKです。ということは、スリーブケースの重さが要らないので、重さは単純に1.4kgです。
家でも出先で立った状態でも、気軽に取り出して広げて使える。シンプルなクラムシェル、それも耐衝撃モデルの魅力って、意外とこうした数値に表れない部分にあるのではないか、と思っています。
【惜しい点】敢えて挙げれば‥というくらいしか思い浮かばないバランスの良いモデル。
今回も「メーカーから借りたレビュー記事(所謂PR記事)だからだろ」と思われそうな気もするのですが、PRだろうが自腹だろうが、とりあえずお借りした期間使ってみた限りでは、見出しの通り「敢えて挙げれば‥」という部分くらいしか浮かばない、非常にバランスの良いモデルです。
もちろん求めるものは人によって違うでしょうから、人によっては処理速度不足や解像度の低さ、重さ、LTE対応モデルではない(そもそもLTE対応モデル自体、世界を見渡しても数モデルのみですが)など挙げていけばキリはないと思います。
ただ、今回のモデル、何度も触れましたが、実売3万円台後半なんです。国内で買える普及価格帯スタンダードと考えれば、正直かなり良いバランスだと思っています。
前半で私はこのモデルで惜しいと感じる部分を、
- 質量が約1.4kgと12インチ液晶モデルとしては若干重さが気になるか(MIL-STD 810G準拠と考えれば安心感には繋がるが)。
- コンバーチブルタイプではないので、タブレットUIにならない。そのため、一部のAndroidアプリ等で動作に支障が出る可能性も(後述)。
- 天板が若干皮脂等が目立ちやすい。
と挙げました。それぞれ敢えて項に分けるほどでもない部分ですので、この中で敢えて一つ挙げるとすれば、
「コンバーチブルタイプではないので、タブレットUIにならない。そのため、一部のAndroidアプリ等で動作に支障が出る可能性も」
という部分くらいでしょうか。Androidアプリの中には、Chromebookのようなキーボードでの文字入力をそもそも想定しておらず、画面上のソフトウェアキーボードを使うものがあります。Chromebookにおいてはソフトウェアキーボードは、「タブレットUI時」か、「設定画面から、ユーザー補助機能の”画面キーボードを有効にする”」場合でないと使えません。
すべてのアプリが使えない訳ではないのですが、こうした「ChromebookのクラムシェルUIを想定していないアプリの挙動」が相性として出てしまう場合があるので、Androidアプリを色々使おう、と思っている方はその点注意が必要です。
【まとめ】華やかさはないが、気になる欠点のない、普段遣いに適した道具感あふれるスタンダードモデル。
こういうモデルってどうしても目立ちにくくて、影に隠れてしまうことが多いな、と感じています。話題に上るとすれば、極端にセール等で安くなった時など。でもそういう時も価格面ばかりが強調されて、本来のそのモデルの持つ魅力がなかなか表に出てこないことが多いのです。
このモデルもそうしたモノの一つ。華やかさもありません。
でも、こういうモデルほど、本当は飽きることも、瞬間的に熱が上がるけど、その後急降下する、みたいなこともなく、長く手元において普段遣いの道具の一つとして使い続けられるんじゃないかな、と思っています。
薄型、狭縁ベゼル、スタイラスペン対応、コンバーチブルやデタッチャブル。確かに目を引きます。そして、所有欲も満たされるし、それが愛着に繋がって、長く愛用できる、という方も勿論います。ただ、そういうギミックに惹かれてしまう方(私もそうですが)って、意外と新しいモデルが出ると目移りしてしまって、一つのモデルに定まらない、ということも多いんですね。まぁ端末に依存しない、というのもChromebookの魅力ではあるのですが。
その点、このモデルはムダも無い。価格面でも、ね。
もしあなたがスペック面の比較が好きでしたら、試しに競合モデルとの比較もしてみてほしいんです。ちなみにこのモデル、今回レビューした「A14」がCeleron 5205Uを搭載ですが、Core i3-10110Uを搭載した「A38」もあります。
Chromebookの現行最新ハードウェアに必要十分な用途を満たすだけの構成を詰め込んだ、現行標準モデル。
一度買ったらなるべく長く使っていきたい、という方にも安心して薦めやすい一台だと思っています。
こういう、使えば使うほどジンワリと良さが染み込んできそうなモデル、ここぞという時に頼りになる執事のような存在として、そばに置いておきたいな、とふと思ってしまいました。
今、このモデルを購入するなら(購入の際の注意)。
販売価格で31,840円。そこから更に最大で29倍ポイント還元って、ここ(とこの後)で書いてきた価格的な部分での評価を更に上げてしまう、非常に良い機会だと思っています。
|
あまり話題に上らないモデルだったのが(嬉しいことかどうかは別としても)吉と出たのか、まだ文章作成時点では在庫ありになっていますので、この機会に是非このモデルも検討してみてください。
Amazon.co.jpではストレージ容量が64GBのA14Pが39,800円になっています。
更に文章作成時点では10% OFFクーポンが適用出来るので、実質3万5千円強になります。後述のように、現在販売店によって、ストレージ違いのA14PとA14Nが同じ39,800円で販売されている状況が起きていますので、そうした点を考えてもAmazonのこの状況はありがたいですね。
尚、楽天市場、Yahooショッピングでは店舗によってA14P(64GBモデル)とA14N(32GBモデル)が同じ39,800円で並んでいますので、選択する際には、単純なポイント還元率だけではなく、この末尾の4桁の英数字にも注意が必要です。
冒頭でも触れましたが、
- 「A38」がCore i3-10110U、「A14」がCeleron 5205Uを搭載。
- 末尾「P」が64MB eMMC、「N」が32GB eMMC。
となります。