[かぶ] 税込39,800円。2020年の14インチ国内スタンダードモデルになるか。HP Chromebook 14aがAmazon限定カラーで発売開始。

[かぶ] 税込39,800円。2020年の14インチ国内スタンダードモデルになるか。HP Chromebook 14aがAmazon限定カラーで発売開始。

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追記:2020年7月9日 15:30 更新

Amazon.co.jpより短期間ですが端末をお借りすることが出来ましたので、早速レビューさせて頂きました。

今回のこの文章でも触れた通り、非常に好印象です。また、同時にこの発表の翌日にHP本家でも発表されたHP販売モデルについても触れています。興味のある方は合わせてご覧頂けますと嬉しいです。

突然の発売開始です。

HPから国内向けの新モデル、Chromebook 14aがAmazon限定モデルとして発売開始となりました。既に海外では先行して展開されているモデルではありますが、海外とそこまで時期を空けずに発売となります。

昨年国内Chromebook市場に突然の参入を果たし、個人向け市場に刺さるようなモデルを戦略的な価格で展開し、一気に認知度を上げてきたHP。昨今の状況もあり、Chromebookとしてはまさかの品薄状態、入荷待ち数ヶ月、といったアクシデントもありましたが、2020年も変わらず魅力的なモデルを展開してきましたね。

最近のHP Chromebookお馴染みのカラー(白)ではなく、Amazon限定カラー(ブルー)。

今回は国内のHP Chromebookではお馴染みの天板色である白ではなく、Amazon限定カラー(ブルー)で出してきたことも注目ですね。

主なスペックは下記の通り。

HP Chromebook 14a
(Amazon.co.jp 限定モデル)
プロセッサー Celeron N4000
メモリ 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレイ 14″ FHD(1920 x 1080) IPS タッチ対応
インターフェース USB Type-A x1
USB Type-C x2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
キーボード JIS配列
(バックライト)
質量 1.33kg
天板色 ブルー(Amazon限定)
価格 39,800円
今回は海外(北米市場)で発売されているモデルとはスペック面で違いがあります。CPUの違いなどもあるのですが、1番の違いは北米市場販売モデルは液晶の解像度が基本的にはHD(1366×768)である、という点です。ですので、いつも以上に単純に北米市場販売モデルとの価格比較は出来ないと思って下さい。

過不足無く手堅くまとめてきた印象。そして後述もしますが、HPらしい戦略的な価格設定です。

Amazon、この前のLenovo IdeaPad Duet ChromebookではAmazon限定販売モデル出して、ストレージが64GBと半分だったこと、そしてこの辺りの事情がうまく伝わらず、「国内正規モデルでは無く、単なる輸入品を売っているだけの詐欺まがいの商品」的なこと書かれたりと散々で気の毒だったのですが、今回もリスク取ってきましたね。私はその姿勢を応援したい。この辺、Amazonモデルに対する想いは幾らでも出てくるのですが、かなり脱線するのでまた回を改めます。

感じたことをそのまま言えば、

あ、この価格でN4000の14インチFHD IPSモデルが買えるようになったか

と。PCに興味無い方には何が何だかさっぱり意味ワカラン記号の羅列だと思いますが、個人的にはスペック的に見ていくとこうなります。

CPU的には昨年の普及価格帯スタンダードモデルで使われたGemini Lake世代のIntel Celeron N4000ではあるんです。このCPU、Chromebookでは長らく参考にされてきたベンチマークであるOctane 2.0のスコアでも1万5千超えと、1年経つからと言って勝手に旧世代にしてしまうのは勿体ない性能です。(それまでの数年間、Chromebookにおいては7,000~9,000の間をずっと漂っていました。)

このGemini Lake世代、Chromebookにおいてその前年まで使われていたApollo Lake世代(N3350)と比べても体感差で分かるくらいに(更に)快適になりました。その意味でこの世代間の差は分かりやすいのですが、Gemini Lake世代の次にあたる世代のCeleronを載せたChromebookがまだ普及してないんですよね。ほとんどない。

そう考えると、今採用するのも妥当。だいぶこなれてきていると思いますし。2020年も半ばになりましたが、Chromebookにおいては充分だと思います。

そして、14インチでFHD、(価格も含めて)スタンダードなモデルを探そうとすると、国内では2018年以前のスペックのモデルを探さざるを得ませんでした。まぁ海外も似たような状況ではあったのですが。それでも4万円前後でそのレベルのモデルを国内で入手出来る、ということは以前であれば考えられないくらい恵まれた状況だったんですけどね。

そんな中で、価格帯はほぼそのままで世代的にアップデートしたモデルが順当に発売される、というのはありがたいことだと思っています。

で、そこに大きな影響を与えているのが、やはり昨年突然国内に参入、更に個人ユーザー(コンシューマー用デバイス)に刺さるようなモデルを、戦略的な価格設定で立て続けに出してきたHPの存在が大きいと思います。実際昨年出たx360 12bや14bは海外に先駆けての販売でした。

正直、昨年の時点では「とりあえずある程度国内でも台数(数字)出さないと後がない」ような部分もあったと思うのですが、ネットを眺めている限りでは(むしろ品薄でなかなか入荷しないことの不満の声の方が多かったくらい)順当に売上は伸ばしていたようですね。

現在国内で入手出来る14インチの普及価格帯モデルと比較しながら細かく見ていきます。

ただ発売のお知らせだけ書いても「かぶ」らしくない気もするので、ここから更にダラダラと書いてみたいと思います。後半戦。折角なので現在国内で入手出来る14インチの普及価格帯スタンダードなChromebookの競合モデルと比較しながら考えてみます。

今回は3モデル挙げました。元々最新モデルではなかったものの、昨年Amazonでのセール価格で一気に話題になったLenovoのS330、そして2018年に出た私のお気に入りモデルの1つであり、今でも14インチでは薦めることの多いASUSのC423NA、最後が昨年出てかなり売れたHPの戦略的なモデル、x360 14bです。

他のモデルに比べて良いと思われる部分を赤字で、多少気になる部分を赤線で表しています。ただ、例えばキーボードは私はむしろUS配列の方が好みだったり、と逆に感じる方もいると思いますので、あくまで「他の比較モデルと違う部分」的に見てください。尚、この中で最後のHP Chromebook x360 14bのみ、液晶を360度自由な角度に回転させてタブレット的にも使うことが出来るコンバーチブルタイプのモデルです(その他は通常のクラムシェルタイプ)。

HP Chromebook 14a Lenovo Chromebook S330 ASUS Chromebook C423NAicon HP Chromebook x360 14bicon
プロセッサー Celeron
N4000
MediaTek
MT8173C
Celeron
N3350
Pentium
Silver
N5000
Octane 2.0
Benchmark
15,800 10,000 11,500 16,700
メモリ 4GB 4GB 4GB 8GB
ストレージ 64GB eMMC 64GB eMMC 32GB eMMC 64GB eMMC
ディスプレイ FHD(1920 x 1080)
IPS
タッチ対応
FHD(1920 x 1080)
TN
タッチ非対応
FHD(1920 x 1080)
TN
タッチ非対応
FHD(1920 x 1080)
IPS
タッチ対応
インターフェース USB Type-A x1
USB Type-C x2
microSDカードリーダー x1
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
USB Type-A x1
USB Type-C x1
HDMI x1
SDカードリーダー x1
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
USB Type-A x2
USB Type-C x2
microSDカードリーダー x1
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
USB Type-A x1
USB Type-C x2
microSDカードリーダー x1
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
キーボード JIS配列
バックライト
US配列 JIS配列 JIS配列
バックライト
質量 1.33kg 約1.5kg 約1.25kg 約1.5kg
自動更新ポリシー 2025年6月 2024年6月 2026年6月
価格
(税抜)
36,181円 39,100円
→ 37,145円
42,800円 69,800円
→ 50,000円

この内、ASUSのC423NAとHP x360 14bは実際に使った上でこのブログでもレビューをしています。

スペックを並べた上で、これらを実際に触ったときの感覚と、既に先行している北米市場での今回のモデル(14a)の動画レビューを見た印象を合わせて考えてみると

HP Chromebook 14a Review – Entry Level 14" Chromebook – 14a-na0020nr

一昨年(2018年)に発売されたASUS Chromebook C423NAを昨年(2019年)の普及価格帯スタンダードのレベルにアップデート、その上で更に価格を下げた戦略的なモデル

もしくは、

昨年発売された同社のChromebook x360 14bから、使用上それ程影響がない範囲でスペック等をバランス良く削ったモデル

という印象です(ちょっと分かりにくいかな)。

今回並べた比較対象のモデルはどれも現在国内で入手出来る14インチの普及価格帯スタンダードなモデルです。それらと比べてもそれ程大きな違いはありませんが、注目すべきは価格ですね。

実際のところLenovo S330は2~3世代、ASUS C423NAは1世代前のモデルなんです。先ほど長々とスペックについて触れましたが、それらを現行世代にアップデートした上で、液晶もIPSになっています。それで価格を4万円弱に抑えています。これ、頑張ったな、と。キーボードもJIS配列(カナ入力)、当然国内サポートありのモデルです。

HPうまいよなぁ。元々x360 14b(や12bなどの昨年発売されたモデル)自体国内販売モデルとしては正直それまで国内で地道に継続して展開してきた3メーカー(Acer、ASUS、Dell)に完全に喧嘩売ってる価格設定でした。で、今回はそれよりも若干更に下の、一般ユーザーにはより手を出しやすい価格帯に今回の14aを新作モデルとして持ってきたんです。ハイスペックモデル(x360 14)、少し贅沢なスタンダードモデル(x360 14b)、そしてより手頃なスタンダードモデルとしての今回の14aです。

14インチChromebook、ほぼ穴が無くなっちゃいました。

昨年出たHP Chromebook x360 12bと14bは私の中で初めてChromebookに触れる方にもお薦めしやすい、いや、最初にコレ使えるって良い時代になったもんだ的なモデルだったんですね。もしかしたら「Chromebookは海外では○○ドル」とか「Chromebookは安さが云々」とか考えている人は2万とか3万弱とか考えているかもしれないけど、今値段惜しんでその辺りの型落ちモデル買うよりも、ちょっと頑張って4万前後、出来れば12bや14b(5万強)選んで欲しいな、と思っていたんです。ただ、この2万と5万の差は大きい。2万は正直そもそも問題外なんですが、でも、

型落ちではなく3~4万円台で大きな妥協点もなく現行スタンダードなモデルを選べるようになったらいいな

と思っていたところに見事にハマるモデルです。

正直このモデルについては価格設定やスペックなど含めて幾らでも語れてしまいそうな状況ですが、この辺にしておきたいと思います(まだ実物に触れてないし)端末貸出レビューを公開しました(2020年7月9日)

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革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

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