[かぶ] ASUS Chromebook C423NA-EB0032レビュー。2019年4月末の時点でも、安心してまず最初に薦められる良モデル。人気のため在庫薄が一番の悩み。[PR]

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[かぶ] ASUS Chromebook C423NA-EB0032レビュー。2019年4月末の時点でも、安心してまず最初に薦められる良モデル。人気のため在庫薄が一番の悩み。[PR]

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先日YouTubeチャンネルを登録し、文章と写真だけでは伝えきれない雰囲気などの情報を動画で配信するようになりました。その過程で考えているのが出来る限りスマホとChromebookで撮影と編集をする、ということです。現在国内の文教法人市場で出回っているスタンダードなChromebookであれば、Androidアプリを用いることで比較的容易に動画編集が可能になりました。その辺りのことをここ最近、このブログでも度々書いてきました。

今回、ASUS JAPAN様のご厚意により、同社の14インチのスタンダードモデルであるChromebook C423NA(EB0032)をお借りすることが出来ました。

このモデルは元々同社のC223NAと並んで私が今年「Chromebookに興味を持たれた方に」安心してオススメ出来る良モデルであるとともに、今回イメージしていた「動画編集用Chromebook」としても相性が良いと思っています。

今回のYouTubeチャンネル開設とともに考えている冒頭の「スマホとChromebookで撮影と編集をする」を行うためのモデルの購入候補の有力な1台として、今回はレビューしてみたいと思います。

なお、実際にこのC423NAとスマホ(Pixel 3)及びPower Director(Android)のみを用いて編集した映像を既にYouTubeチャンネルのほうに昨夜アップしました。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

レビューを補うものとして、合わせてご覧頂けましたら嬉しいです。

ASUS Chromebook C423NA-EB0032

今回のモデルの主なスペックはこちらです。

Model ASUS Chromebook C423(EB0039)
Type Clamshell(180度まで開く)
Processor Intel Celeron™ N3350(Apollo Lake世代)
Memory 4GB LPDDR4-2400
Display 14.0” ワイドTFT 1,920 x 1,080(FHD) ノングレア
タッチパネル 非搭載
Storage 32GB eMMC
Interface USB3.1(Type-C/Gen1) ×2、USB3.0(Type-A) ×2、microSDスロット、
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
Dimention / Weight 322.6 x 228 x 16.1mm / 1.25kg
Price 42,800円(税込46,224円)
Auto Update policy 2023.11

国内発売は2018年12月14日(金)、端末の更新サポート期間である自動更新ポリシーは2023年11月迄となっています。これはその前年に発売されたASUS JAPANの3モデルとほぼ同じ(2022年~2023年)ということで、企画自体はその辺りから進行していた可能性もあります。ただ、昨年末発売と考えるともう少し欲しかったところ(それでもあと4年半ありますが)。

販売は公式オンラインストアであるASUS Store Onlineiconと直営店舗であるASUS Store Akasakaのみ。価格は42,800円(税込46,224円)です。

但し、文章作成時点(2019年4月26日)ではどちらも「在庫なし」となっています。これは当初の予測よりも人気が出て売れてしまったことから、本来の市場である法人市場分の在庫を圧迫してきたから、という話もあります(元々このモデルも、最近発売されたばかりのC434TAも基本は法人向けモデルです)。

基本的には今年初めに私が「はじめてのChromebook」としてオススメした同社の11.6″モデルであるC223NAと似たようなスペックです。

2018年12月、国内でChromebookを選ぶのであれば、私はASUS JAPANの出しているChromebook 12 C223NAが最良である、と書きました。今月初めのCES2019で各メーカーより新モデルが発表され、ASUSからも5モデルが新たに発表されました。ただ、現時点でも私は前回同様C223NAを推したいと思います。その理由について、今回は少し冷静な視点で説明を試みてみようと思います。

C223NAを基準に考えたとき「大きめの画面(14.0″)、解像度(1,920 x 1,080)」を必要とされる方にとって最適なモデルとなります。価格差もそこまで大きくはなく(税込1万円弱)この辺りは好みで選べる範囲かな、と思います。

付属品及び外観、液晶とインターフェース類等。

ひとまず付属品と外観、液晶とインターフェース類を見ていきたいと思います。

付属品は小冊子(保証書等)を除けばUSB-Cの充電器のみ、とシンプルな構成です。手のひらに載るくらいの一体型の充電器は持ち運びにも重宝します。これが耐衝撃性と耐水性に優れた教育市場向けのモデルになると充電器もよりしっかりした2つに分かれたタイプのものになりますので、持ち運ぶことを前提に考えると不便なんです。実際半日使っていてChromebookでバッテリーを気にする機会はほとんどありませんが、普段から、また小旅行などで持っていく際にもこのコンパクトさは重宝します。

続いて外装です。先ほどのスペック表では「322.6 x 228 x 16.1mm」と書きましたが、それだとちょっとイメージしにくいですね。A4サイズ(297 x 210mm)よりも横2.5cm(25.6mm)、縦2cm(18mm)大きい・・といっても分かりにくいので、むしろASUSの現行モデルとのサイズの比較表を作ってみました。

Model Display Size Dimention Weight
C302CA 12.5″ 304.4 x 210.2 x 13.7mm 1.2kg
C423NA 14.0″ 322.6 x 228 x 16.1mm 1.25kg
C434TA 14.0″ 320.9 x 202.3 x 15.7mm 1.45kg

もっと分かりにくいか・・ただ、このC423NAや最近発売されたばかりのC434TAは狭縁ベゼルを採用したことで、12.5″のC302CAと比べてもそこまで大きな違いがなくなっています。重さもC302CAに近いですね。ただ、C434TAは縦(上下)も狭縁だったのですが、C423NAは上下は従来とあまり変わらないので、その辺りの差が出ています(奥行がC423NAが228mmに対してC434TAは202.3mmとC302CAよりも狭い)。

ちなみに縁の幅ですが、

上縁が14mm、

左右縁が6mmずつ、

下縁が29mm程度となっています。C434TAはこのASUSロゴも入る下縁部分を更に狭くしたことで、全体の奥行きが短くなっています。

液晶に関してはIPSではないのですが、C223NAに比べるとより鮮やかで見やすいな、と感じました。個人的には充分な液晶。ノングレアということでハッキリ、クッキリ感が和らいでいることもありますし、色味を重視する方には物足りないかもしれませんが(実際店頭で実物を見てガッカリだった、という方もいらっしゃいましたし)、私としては充分です。

出先のカフェで場所を変えて撮影したところですが、どちらも充分に綺麗に映っていると思います。

ちなみに液晶の解像度ですが、初期セットアップ時が「1536×864(デフォルト)」、

ネイティブが1920×1080ですが、

意外と最大の2194×1234でも特に滲みが目立つ、ということもなく、文字が読みにくい、ということもなく、普通に使えたのは意外でした。

続いて本体側面のインターフェース類について。

右側面、左側面ともに1つずつ>USB3.1(Type-C/Gen1) とUSB3.0(Type-A)を配置。左側面には更にmicroSDスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャックが加わっています。

USB-C端子だけでなく従来のUSB-A端子も左右に1つずつあるのは非常に好印象です。まだまだUSBメモリやドングルなどUSB-A端子のアクセサリー類を使うことも多いですし、Chromebookはタッチパッドが非常に便利とはいえ、今回私が一番の用途として挙げた「動画編集」や画像編集などの場合、細かい部分の操作には外付けのマウスがあったほうが便利な時も多々あります。もちろんBluetooth接続でも良いのですが、私自身がChromebookに限らず入力デバイス(キーボードやマウスなど、直接触れている時間の長いもの)に関しては接続が途切れる不安や誤入力などを気にするのは積み重なると意外と大きなストレスになるため、出来れば有線もしくは専用のレシーバー(USBドングル)のタイプを使いたいからです。

底面は特に大きな特徴はありませんが、前面左右にスピーカーが配置されています。文章では分かりにくいので、YouTubeのレビュー動画では実際に音源を鳴らしてみました。映像だとあまり良さそうには感じられないかもしれませんが、個人的には「お、意外と鳴ってくれてるじゃん」と思いました。高音質だスピーカーに拘っているだ、といったことはありませんが、私的にはこのスピーカーで普通に動画編集して構わないな、と思いました(下記は該当の3分10秒から再生されます)。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

キーボードとタッチパッドについて。

こちらは動画でも触れましたが、基本的な78キー日本語キーボードを採用。キーピッチも19mm、キー感覚は3mm程度、押した感じも柔らかさもあり、悪くはありません。14″液晶モデルということで本体の左右幅も余裕を持って作られていますので、ASUS JAPANの特に11.6″のChromebookでは惜しい点でもあったEnterキーなど両端部分のキーが(中央部分のキーピッチを重視するために)影響を受けて短くなっている、といったこともありません。価格相応のキーボードです(下記は該当の1分49秒から再生されます)。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

実際昨夜は明け方の4時前まで地味に動画編集をしていたのですが、その間ずっとC423NAで文字入力(字幕を入れていたので)をしていましたが、ストレスは感じませんでした。私、基本的には英語キーボードが好みなのですが、慣れれば人間、その辺りの違いは気にはならないようです。

タッチパッドもしっかり余裕を持って広めに取られています。反応も良好ですし、ここは充分に○です。

気になる点を一応挙げておきます。実使用に対して影響はなさそうなのですが、キー入力時に少し強めに力が加わると、

若干本体がたわみます。これが衝撃を吸収してソフトなキータッチに繋がっている可能性もありますが、気になる方は剛性に多少不安を感じるかもしれません。と書くと不安にさせてしまうかもしれませんが、実際に買ってみて気付くよりは、予め「そんな感じかな」と思われていた方が気軽に使えると思いますので、敢えて触れておきたいと思います。ちなみにたわみ具合に関しては、YouTube動画の方に載せています(下記は該当の2分21秒から再生されます)。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

一応動画ではその後タッチパッドについても触れていますが、この左右下角が結構沈む、というのは初めて使う方は心配になるかもしれませんが、そこまで強くタッチ(クリック)する必要はないので、あまり気にされなくても大丈夫かな、と思います。

処理速度、体感速度について。

C423NAは現行普及価格帯のChromebookで一般的なスペックです。「Intel Celeron™ N3350(Apollo Lake世代)」「4GB RAM」「32GB eMMC」です。

Octane 2.0のスコアも11,511(動画では数字間違えちゃいました)、Speedometer 2.0の数値も24.7と一般的な用途においては充分です。普通に数年間、安心して使えるのではないか、と思います。今回動画編集にAndroidアプリを用いるということでx86系CPUということで相性が心配ではありましたが、特に気になる点はありませんでした。ただ、タッチスクリーン非対応の影響を受けてか、タッチ必須のKindleアプリがインストール不可です。

これは11.6″のC223NAも同じなんですよね。最近はタッチスクリーン対応のコンバーチブルタイプが増えてきた影響もあるのかもしれませんが、こうしたタッチ対応前提のAndroidアプリを使いたい方は注意が必要です。

ちなみに今回動画編集に使用したPower Directorはタッチ対応ながら、一応ASUSの国内現行モデルに関しては動作検証を行ったようで、普通にインストール出来ますし、ピンチイン等の操作は出来ませんが、キーボード、タッチパッド、外付けマウスともに全く違和感なく使うことが出来ました。

そんなPower Director。

私、基本的にAndroidアプリってUIがスマートフォンやタブレット前提なので、通常のノートPCでは中途半端で使いにくいのではないか、と思ったのですが、前述のようにあまり違和感がありませんでした。まったく気にならない点がないか、といわれると、もう少しここがこうだったら便利だったのに、みたいな部分はあります。ただ、従来スマホやタブレットだけで動画の撮影から編集までされていた方にとっては、大画面でキーボードやタッチパッド、マウスを使って作業が出来るのはやはり便利だと思います。

スマホの画面だと指での操作時に誤タップもありますし、画面自体が小さいので細かい作業がやりにくいのです。

以前このアプリについてはChromebook SESSIONの様子を文章にしましたが、

多くの方にとってChromebookは「ブログ更新やネット閲覧、動画閲覧など割り切った使い方」をした時に本領を発揮する、手軽で手頃な価格が魅力のネット専用機というイメージが強いと思っています。実際私も動画編集はあまり考えていませんでした。ところが今回CyberLinkが同社の定番ソフトPowerDirectorのAndroidアプリ版をChromebookに正式対応、その操作感をASUS Store AkasakaのSESSIONで実演してくださいました。非常に快適に動くその姿はとても新鮮な驚きでした。

今回、まだ慣れない段階ではありましたが、編集の様子を動画に収めていますので、何となくの雰囲気を掴んで頂けたら、と思っています。(今はもう少し軽快に作業してるよ。この動画だとまだ迷いがあってカーソルが泳いでるので。)

(下記は該当の4分6秒から再生されます)。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

これから少しずつChromebookでの編集技術も上げていきたいと思います。

Power Directorじゃないけど、動画の編集についてはもう少ししっかり身につけたいと思って、こちらのコースも購入、またWindows版もPowerDirector 365icon買って操作感に慣れておいても良いのかなぁ、という気がしています。

サイバーリンク公式オンラインストア

CyberLink、流石に国内シェアNo.1謳うだけあって、普通に使う分には機能が複雑すぎず、けれど必要な機能には辿り着きやすくて、そういえば昔お世話になったよなぁ、と懐かしくもありがたく感じています。

文章作成時点で「在庫なし」である点を除けば、C434TA発売後の現時点でも安心してオススメ出来る良モデル。

PR記事自体信用しない、と言う方もいらっしゃるようですが、正直勿体ないです。今回のC423NAに関しては私は以前から「良い」と言い続けてきましたし、それを実際に手元に届いて触れてみて、改めて実感した、というだけのことです。

動画の最後のまとめでも触れましたし、このレビューの中盤でも書きましたが、このモデルは非常にバランスが良い。そして、C223NAをベースとして考えた時の+αの要素としての液晶の大きさと解像度、という点でこのモデルを選択しても良いですし、初めからこちらを考えておいて、ここから要不要を削っていく、というのも充分にあり。そうした点でC223NA同様、このC423NAは2019年前半においても変わらず基準となり得るだけのシンプルさとスタンダード感を持っています。

このくらいの軽さと大きさだと、膝の上に乗せて作業するのもそこまで厳しくはないんです。

実際、液晶側(天板側)はこの写真でもお気づきのように、非常に薄くて、少し離れてみても結構雰囲気良いと思います(私の雰囲気はスルーで)。

ということで、価格とのバランスを考えても非常に良モデルです。なので、ASUS JAPANのChromebook担当のSさん(公式ページでも名乗ってるし)、少しまた個人にも振り分けて下さいよ。でないと、折角ここまで7千字以上書いたのに、国内で購入出来ないのです。

ということで、ひとまず現時点では国内、海外両方のリンクを貼っておきます。国内でまた販売再開したら、喜んで国内モデルのみをオススメしたいと思います(だって国内モデルのほうがサポート強いし、国内市場活性化のきっかけにもなるし)。

ASUS Chromebook C423NA Review & CyberLink Power Director (Android)

ASUS Chromebook C423NA-EB0032

付属品及び外観、液晶とインターフェース類等。

キーボードとタッチパッドについて。

処理速度、体感速度について。

文章作成時点で「在庫なし」である点を除けば、C434TA発売後の現時点でも安心してオススメ出来る良モデル。

  • ASUS Chromebook C423NA-EB0032
  • 付属品及び外観、液晶とインターフェース類等。
  • キーボードとタッチパッドについて。
  • 処理速度、体感速度について。
  • 文章作成時点で「在庫なし」である点を除けば、C434TA発売後の現時点でも安心してオススメ出来る良モデル。