[日用品] Snapdragon 850搭載のLenovo Yoga C630はむしろChromebookユーザーこそ求めていたモデルか。

[日用品] Snapdragon 850搭載のLenovo Yoga C630はむしろChromebookユーザーこそ求めていたモデルか。

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2019年4月19日(金)、レノボ・ジャパン株式会社はQualcomm® Snapdragon 850を搭載した13.3インチWindows 10 Home(Sモード)PCであるYoga C630を発売しました。

Yoga C630というとChromebookユーザーの私としては渡米前に$250オフの時に注文して帰国後、空港に到着して機内モードを解除したら強制キャンセルメールが届いていたという苦い想い出のあるYoga Chromebook C630と同じ型番です。

当初はC630名乗っててURLにも「/yoga-c-series/Yoga-Chromebook-C630/」って入ってたのに、いつの間にかしれっとこの部分消されて自動で上記のページに飛ばされるようになっております。(お、いつの間にかまた$210オフになってる。)

このYoga Chromebook、勝手にキャンセルしておいて、未だに「発送遅れててゴメン。もう少し発送までかかるから、このまま注文継続したければ連絡くれ。くれない場合はキャンセルにするから。」とか送ってきやがります。既にお前が勝手に強制キャンセルしてるだろ。と思いながらも、「本気で送る気あるなら買うから注文させてくれ」と送っておきました。返事来ないけど。脱線。

そんな国内で発売されたLenovo Yoga C630(Chromebookではない)。

現時点で既にクーポン適用で119,958円(文章作成時点)、在庫も残りわずかとなっています。ただ、個人的な印象としては、Windows 10 PCと考えるとまだまだ発展途上かな、と感じています。Qualcomm® Snapdragon搭載モデルは世界的にはこれが初ではなく、数年前から少しずつ出てきてはいるのですが、それでもあまり話題になっているように見えないのは、思った程パフォーマンスが期待出来なかった(今回の850は分かりませんが)ことと、現時点ではWindowsラップトップPCとして考えた時、バッテリーの持ち以外の部分でなかなか魅力を見出しにくいというのが大きいかな、と思っています。

長時間バッテリー駆動はWindowsでは確かに魅力です。最大約18.6時間(SEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0))ということで、実使用ではその半分と考えてもほぼ日中の使用においては充分に持ちます。その点で充電器を持ち歩く必要はなくなりますし、そうした不安がなくなるだけでもだいぶ気軽さ、身軽さが出てきます。気軽さ身軽さという軽さは私が常々重視しているポイントです。結構こうした部分って常用する上では大きいと思っているので。

ただ、LTE接続に関しては(確かに元々スマートフォン向けのプロセッサーであるSnapdragonということで相性は良いのだと思いますが)現時点でWindows PCでLTEが対応されていない訳ではなく、一応WWAN対応として一部のメーカー製ノートPCでは普通に対応されています。私の使っているThinkPad X280もオプションでWWAN対応が可能です。

また、指紋センサーでのログインも可能ですが、この辺りも最近のWindowsラップトップPCでは結構一般的になってきていますので、ただそれだけであればなかなか特長にはなりにくいのも悩ましい部分かな、と思います。ただ、個人的にSnapdragon PCは以前から試してみたい、とは思っていたので、その一点において今回のC630、実は意外と使ってみたいんですけどね。

決してスペックだけが全てではなく、トータルのバランスであったり、キーボードや液晶等の入出力部分こそが使い勝手を左右するとも思っているのですが、Windows 10(Sモードとはいえ)で4GB RAM、128GBストレージで実売11万円となると、使ってみたい、で11万円は他の選択肢が多々あることを考えると腰が重くなりますが。

Processor Qualcomm Snapdragon 850 Mobile Compute Platform
OS Windows 10 Home(S モード) 64bit
Memory 4.0GB LPDDR4X 3733 LPDDR4X (オンボード) 3733MHz
Display 13.3″LEDバックライト FHD IPS 光沢なし マルチタッチパネル(10点) 1920×1080
Storage 128GB UFS
Interfaces 2x USB3.0 Type-C、1x Audio combo jack
Dimensions
/ Weight
318 x 227 x 7.3mm
1.25kg
Price 134,784円

Windows 10のS モードがSモードならではの何か魅力や本領を発揮できるモノがあるのであれば話は別で、用途が全く異なってきます。そうなるとここまでのスペック評なんぞ何の意味も持たないのですが、その辺りがまだ良さが伝わりにくいのが現状。ということで、前述のように発展途上と感じています。

ただ、今回のタイトルのように、これ、むしろChromebookユーザーとしては、ここに詰め込まれた諸々って結構以前から求められていた方も多いことではあるんです。そして、Chrome OS端末だと考えれば、なかなかに魅力的ではあります。

例えば元々スマートフォン向けのプロセッサーであるSnapdragon、それも850ということであれば、現在Androidアプリへの対応が進んでいるChrome OSにとってはIntel製CPU(x86系)に比べて相性も良く、安定して快適に使えそうです。折角であれば64bit対応してRAMも4GBを超える構成を期待したいところですが、まぁ一般的な用途であれば現状4GB RAMで充分に快適です。

長時間バッテリー駆動はWindows PCでは長らく求められている部分ではありますが、Chromebookに関しては元々そこまで気にすることはありませんでした。OSの違いもあるのですが、元々ほぼ半日普通に持っちゃうからです。ただ、それがSnapdragonになれば更なる向上が期待出来るかもしれません。

そして指紋認証。現時点でChromebookでもPixel Slateに続いて先日発表されたAcer Chromebook 714と715での搭載が決まりましたが

サインイン時のGoogleアカウントのパスワード入力が若干面倒(PINコードでのサインインも可能ではありますが)なChromebookにとっては指紋認証は非常に重宝します。

そしてSIM内蔵(LTE通信対応)は以前から何かにつけて、むしろChromebookでこそ求められていた方の多い機能。現時点で非常に限られた端末に限られているだけに、もし今後Snapdragonモデルが出るのであれば・・という期待はここ数年何かある度に散々出てきた言葉でもあります。Windowsユーザー以上にChromebookユーザーの方が強く求めていた機能をしっかり備えているのが今回のYoga C630です。

Different is better: Yoga C630 x 野尻美穂

ということで、なぜChromebookで出ない、という気持ちもありますし、日本市場の極端な小ささは別とすれば、米国の教育市場であれだけのシェアを取っているのがChromebookです。何故・・と思うのは確かなのですが、ここで問題が出てきます。それが、

価格です。国内価格で実売11万超え(12万)です。この価格、13.3インチという大きさ等々を考えると、なかなか現時点のニーズにマッチしないのではないか、と。ちなみに850以前のSnapdragon搭載のWindows PCも海外では10万まではいかないものの、それに近い価格だったと思います。要はこの価格帯がChromebookのメインの購買層とマッチしないんですね。

「あくまでWindowsだからこの価格であって、Chrome OSなんて無料なんだから、安くなるでしょ」

と思われている方もいると思いますが、大して変わりません。むしろWindowsのほうが安くなる場合も多々あります。同一スペックで$200~$300前後のWindows PCとChromebookを比べてみると分かります。むしろChromebookの方が若干高い場合もあるくらいです。

ということで、Snapdragon搭載Chromebook、非常に求められてはいると思うのですが、もし日本で発売されるとすればeクーポンなんてないと思いますので、13万円強。そう考えるとこちらもまだまだ発展途上なのかな、という気がしています。今後に期待ですね。

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続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

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