[かぶ] Kindle voyage、ポメラDM100、カシオS100、機能を絞った道具としての美しさに惹かれる。

[かぶ] Kindle voyage、ポメラDM100、カシオS100、機能を絞った道具としての美しさに惹かれる。

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機能を絞った「道具」の美しさに惹かれます。と言っても特別なものではなく、このブログで過去にも取り上げたことのあるような、「だけできる」モノの美しさです。

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先日たまたま石川直樹さんの著作を手に取りました。

旅の中で使われてきた道具たち。そこに私の愛用するKindleやポメラも出てきました。旅という非日常の中で、安心して使うことの出来る物。それは、単純なスペックや機能の多さといった部分とは全く別の要因が関係してきます。

自分にとって本当に必要な物や機能は向き合って絞っていくなかで見つかるモノ。

非日常における道具というものは、普段当たり前のように考えていたものも改めて意識させてくれます。

例えばバッテリー。今では通常の小旅行や海外旅行程度であれば旅先のコンセントから充電することは充分に可能でしょう。けれど、毎日充電しなければならないようなモノは、何か起こった時に安心して使うことが出来ません。いつ切れるかもしれないバッテリーを意識しながら使わなければならない、というのは意外とストレスが溜まります。

また、出先旅先で本当に必要な機能というのは決して多くはありません。旅に限らず登山でも同じですが、「念のため」を考えすぎるととことん無駄なモノを持ち歩くことになります。結果として旅先や山での行動が制限され、念のために持ち歩いている物が原因で念のための事態が起きてしまうようなこともあります。

日常以上に、自分にとって本当に必要な物や機能は何かに向き合って、絞っていく必要があります。そんな部分に私は惹かれているのかもしれません。

機能を絞ることで生まれる魅力、そして強みは、そのモノ自体がシンプルになることでの故障のしづらさや安定性、動作の軽快さがあります。今回はそんな視点で最近改めて気になっているそれらの道具を幾つかご紹介してみたいと思います。

Kindle Voyage Wi-Fi

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今更ながらの電子書籍専用端末。最近のスマホがより大容量に、更にカラーになり、ページ送りなどの処理が軽快になったとしても、このKindleという端末の魅力が失われることは無いと思います。

価格とスペック上の数値だけ考えれば、実売25,000円を超えるこの端末の魅力は何処にあるのか、なかなか伝わりにくいと思います。

これは本を読むことだけに特化させた端末。私はこのvoyageはまだ持っていませんが、paperwhiteを買い換えてきた者としては、この最上位の端末に非常に心惹かれています。

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一つはやはりそのバッテリーの持ち。余程の僻地で何ヶ月も滞在しない限り、電池切れに悩まされることはそうそうないでしょう。

読書だけに集中できるという魅力。これはなかなか分かりにくいのですが、私も常々色々な端末で書いてきていることです。「だけできる」は他を一切意識する必要がないということ。それは意識的に、だけでなく、無意識に、でも同じです。むしろ無意識のほうが余程ストレスが溜まるかもしれません。それがこの端末ではありません。何故なら本しか読めないからです。

[0730-201504] 「だけ出来る」は「何でも出来る」より時には魅力的だということを知ってほしいので、愛用しているKindle Paperwhiteを例に挙げてみるよ。

デジタルで本を読む、という行為をこれだけ追究したモデルはなかなかありません。

キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック

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文章を書くことだけに特化させたキングジムの名品。多くの人にとっては恐らくこのモデルである必要はない気がします。

地味。そして、肝心の文字入力に関しても、一般的なPCのほうが日本語変換能力が高かったり(搭載のATOKがいまいちという話もある)、また一画面に表示出来る文字数も決して格別多いわけではなく、必ずしも全ての文章入力作業においてこのモデルが優れている、という訳でもありません。

また、いざこれで文章を作成したとしても、その作成した文章をその後どう活用するか、というのは悩ましいところ。幾つか方法はあるものの、決して手軽に出来る訳ではありません。

にも関わらず、時々無性にこのモデルが恋しくなるのは何故でしょうか。

それは単純に文章を作る、という行為にたいしての憧れのようなものかもしれません。

このポメラを使って文章を紡いでいく、ということに対する漠然とした憧れ。

何か書きたい、これを使いたい、これを手にしたときは文章モードに切り替わる、といった精神的な部分というのはかなり大きいと思うのです。

[かぶ] 「だけ出来る」は唯一無二の魅力。改めてポメラの魅力を振り返る。

実際に今までこのポメラの名作DM20を愛用してきて、こうした数字などのハッキリとした形で証明できない効果を感じてきました。

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勿論単なる気分的な問題だけではなく、バッテリーの持ちが良い。乾電池で動くというのは、世界中どこでも乾電池が購入出来るところであれば動かすことが出来るということです。

そして、これもKindleと同様、それ以外の用途を考える必要すらない、ということが気持ちに与える気楽さというのは非常に大きい。文章というのは書き始めるまでが一番大変です。これに向き合った時、何か文章を書こう、という気持ちにさせてくれる、それだけでも非常に大きいと思います。

DM100 | デジタルメモ「ポメラ」 | KING JIM

カシオプレミアム電卓 S100

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カシオといえば計算機です。昨年、樫尾俊雄発明記念館で見た、世界初の小型純電気式計算機「14-A」は本当に素晴らしかった。電卓といえばやはりカシオだと思います。

[腕時計] 発明の部屋から数の部屋へ。カシオと計算機の歴史は、まさに昭和の経済成長と発明と競争の歴史そのものだったと思う。(樫尾俊雄発明記念館@成城)
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そんなカシオがこの度発売した電卓の最高峰、それがS100です。

カシオプレミアム電卓[S100]コンセプト – CASIO

電卓なんて今ではスマホには標準で付いていますし、そもそも仕事で使うことでもなければほとんど気に留めることもないようなものになってしまいましたが、これを見た時、私はこれを使うために何か計算するものを探したくなりました。目的と手段が逆転する瞬間。それは時々起こります。

実際私の場合、家計簿は今も手書き。「羽仁もと子案 家計簿」です。

[1067-201511] 来年も婦人之友社「羽仁もと子案 家計簿」(4年連続4回目)と三菱東京UFJ-VISAデビット(3年連続3回目)

毎日収支を記し、残高を合わせるときに毎回スマホの電卓を使いながら、何となく味気ないな、と感じていました。
自分の日々の生活において大切なお金の計算を、特に意識せずに適当にスマホの電卓で計算することが何となく寂しい気がしたのです。

勿論この電卓を使ったから、と言ってお金が増えるわけではありませんが、日々意識する収支が、そしてお金の計算が、きっと楽しくなるでしょう。そう思うと、こうした常に使う日用品こそ、きちんとしたものを選びたいな、と思うのです。

機能を絞った道具としての美しさに惹かれる。

これだけ情報が氾濫し、あらゆる目的に合わせた様々な機能と性能を持った商品が世の中にはあります。

何でも足し算で考えてしまっている自分がいることに時々気付かされます。

そして、何でも「もっともっと」と思ってしまう、そんな自分に少し疲れてしまっているということも。

そんな中で、ある用途に特化させた道具を目の前にしたとき、何かとても美しさを感じてしまうことがあります。清々しさでもあるかもしれません。

こうした道具は決して安価ではありません。機能だけを考えると、何故こんなにするのだろう、とついコストパフォーマンスばかりを考えてしまうことがあります。

けれど、本当の魅力であり価値というのは、実はこうした表面上のコストパフォーマンスには現れない部分にこそ宿っているのかな、と改めて思います。

機能を絞った道具としての美しさ。簡単に手を出せるものではないのですが、常に私の心を揺らしてくれます。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。