[腕時計] 発明の部屋から数の部屋へ。カシオと計算機の歴史は、まさに昭和の経済成長と発明と競争の歴史そのものだったと思う。(樫尾俊雄発明記念館@成城)

[腕時計] 発明の部屋から数の部屋へ。カシオと計算機の歴史は、まさに昭和の経済成長と発明と競争の歴史そのものだったと思う。(樫尾俊雄発明記念館@成城)

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樫尾俊雄発明記念館は大きく5つの部屋に分かれています。「発明の部屋」「数の部屋」「音の部屋」「時の部屋」「創造の部屋」。それぞれを細かく紹介していっても、実際に目の前で見た時の感動は伝わりにくいと思うのです。

そこで、まさに昭和の経済成長と競争の歴史の中で進化していった日本の技術の象徴的なものでもある、計算機に絞って、少し写真を多めに出しつつ、ご報告したいと思います。

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でもね、予約して実際に見に行って。素晴らしいから。もう、今日はそれしか出てこないよ。ホント。

[腕時計] 樫尾俊雄発明記念館(成城学園前)は昭和の経済成長期の発明と競争の歴史を感じられる素晴らしい空間でした。

もともとは兄の経営する小さな製作所に過ぎなかったカシオ。

のちに計算機開発の足がかりとなる資金力となったのが、この樫尾俊雄さんの最初の発明。

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よく売れたそうです。ここからカシオは始まったようなものだと勝手に解釈しております。本当は色々あったと思いますが、それくらい印象に残りました。

世界初の小型純電気式計算機「14-A」が目の前で軽快に計算をし始めた。

で、突然これです。

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飾りでも何でもありません。背面に並ぶ341個のリレーです。

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そして凄いのが、今もきちんとメンテナンスをされていて、

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ちゃんと電源が入って、難しい計算までしてしまうんです。これには驚いた。

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そんな、世界初の小型純電気式計算機「14-A」。国立科学博物館、米国スミソニアン博物館にも収蔵されている歴史的な計算機ですが、それらは現在既に動かないので、こうして目の前で軽快に数字を弾いていく姿を見ると本気で感動します。

カシオ本社にはもともとこの後の「14-B」しか既に残っていなかったそうです。それをこの記念館オープンにあたって、当時買われたある会社の社長さんが、残されていたこのA型を寄贈してくださったそうです。それをメンテナンスして復活させたのがこの目の前にある機械、という。ちなみにこの14-Aが発明されたのは1957年(昭和32年)。

続く科学技術用計算機の元祖。AL-1も、今また動き出そうとしている。

科学技術用計算機の元祖ともいえるAL-1。

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と分かったようなこと書いていますが、すべて今日知りました。なにせ今まで計算機なんてほとんど興味を持っていませんでしたから。ただ、せっかく今日行くなら、時計以外にも14-Aという計算機くらいは見てみたいな、程度に考えていたくらいです。

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それが、最初の「発明の部屋」のこの2機で

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一気に私は魅了されてしまいました。しかも、

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今、再び複雑な計算が行えるように、それ以前に動くように、メンテナンスをしているそうなのです。既に数字は映るようになっています。実際に今動いているAL-1はあるそうなのですが、少なくともこのAL-1が再び動き始めるとしたら何十年ぶりでしょうか。

先ほどの14-AもこのAL-1も、発売当時に技術者だった方たち(既に80過ぎだと思います)もお呼びして、少しずつメンテナンスを続けているそうです。

そして「数の部屋」。時代はトランジスタへ。カシオもシャープに続いて001を出す。

時代はリレーからトランジスタへと移っていきます。カシオもその流れの中で出したのがこの001。

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この辺はガラスケースに入っているので、触れないし(もともと先ほどの2台も私たちは一切触れないけれど、目の前で動かしてくれるので)ちょっと一枚間に壁があるみたいで寂しいけれど、ここから電卓の時代になっていきます。

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経済の発展とともに計算機が様々な場所で求められるようになり、一課に一台といわれた電卓を、一家に一台、一人に一台にした歴史的なモデル、カシオミニ。ちなみに私はまだ生まれておりません。

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これはね、見たことある気がする。1983年なので、私は5歳。ちょうど薄型が科学技術の象徴だった時代ですね。薄さこそが未来だった頃。お財布にも入ってしまう電卓。

電卓はトランジスタの普及とともに、一時期は20〜30社近くが乱立、参入する競争の中で技術を進化させてきたそうです。競争があったことで、これだけ短い期間で一気に電卓が一人に一台になったんですね。

もう今日の二時間ですっかり電卓のファンになっておりました。

この程度の歴史はちょっと調べればすぐに正確なものが出てくるのですが。

それを実際にガイドしてくださる方から、当時の時代背景から裏話、失敗までじっくり聞くことが出来るのは、予約前提、そしてカシオだからだと思うのです。

何より驚いたのが、最初に遠慮がちに写真を撮って良いか聞いたら、笑顔でどんどん撮ってください、と言ってくださったこと。もう嬉しくなって、驚いたものから感動したもの、余計なものまで気になったものは手当たり次第に撮ってしまいました。

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完全一人貸し切り独占状態で案内してもらったので、それもまた恵まれていたのかもしれません。

ただ、こうした体験は自分一人だけでなく、家族や友人、知人と一緒に共有したいものですね。

ちなみに今日の9時半からの回は入館者名簿見たら、やっぱり一人でした。その人も貸し切り状態だったのでしょう。ただ、私の後の14時半からの回は10人のグループだって聞いた気がします。実際予約申し込みはここ最近急に増えたそうなので。

これは、もう昭和から今に続くひとつの発明のドラマのようなものを体感出来る素晴らしい空間だと思います。

特別展示も確かに貴重なので、今月中に行ければそれはそれで良いのですが、そうでなくても普段から気軽に体感して欲しいな、と思うのです。

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ということで、熱くなってきてまとまりがなくなってきたので、ひとまずここまで。

[HOME]一般財団法人樫尾俊雄記念財団 樫尾俊雄発明記念館

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