[かぶ] Lenovoが発表した新作Chromebook、Idea Pad Flex 550iとSlim 350iがヨドバシとビックカメラで予約受付開始。

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[かぶ] Lenovoが発表した新作Chromebook、Idea Pad Flex 550iとSlim 350iがヨドバシとビックカメラで予約受付開始。

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追記:2020年7月29日 15:00 更新

発売まで1ヶ月を切ったLenovo IdeaPad Slim350i Chromebookが現在Amazon.co.jpで10%オフクーポン&3,300ポイント還元で“実質”26,000円強で予約受付中となっています。そうしたこともあり、ここ数日ネット上で話題になっています。

そこで発売前ではありますが、このモデルの特長や魅力、現時点での国内市場での立ち位置について、私なりにまとめてみました。

2020年8月28日、Lenovoが新作Chromebook、IdeaPad Slim350iを発売します。現行普及価格帯モデルの標準的なスペックでありながら価格が税抜3万円と非常に手頃な点が魅力です。更に現在Amazon.co,jpでは10%オフクーポンに加えて3,300ポイント還元により実質26,000円強で予約を受け付けていることで、話題になっています。そこでこのモデルの特長と現時点での国内市場での立ち位置についてまとめました。

非常に魅力的なモデルではありますが、価格だけで判断せずに冷静に見て欲しい部分もありますので、興味のある方は合わせてご覧下さい。

2020年5月2日、レノボジャパンは国内で新たにChromebookを3モデル発表しました。

その内の1モデル、IdeaPad Duet Chromebookについては昨日文章にしています。

CES2020で発表され話題になった10.1インチ2-in-1モデルであるLenovo IdeaPad Duet Chromebookが国内でも発売されます。発売は6月5日。価格は40,880円(税込44,968円)、文章作成時点でヨドバシ.comでは既に予約受付中です。キーボードが取り外せて、背面カバーがスタンドになるコンパクトなChromebook。現時点では北米市場でも品薄が続いています。

昨日の内に予約受付を開始したヨドバシ.com、ビックカメラ.comともに昨夜、本日午前中にそれぞれ一旦予約受付を終了(但し、ビックカメラについては文章作成時点で改めて予約受付を再開しています)するほどの人気でした。

そうした中、両店舗とも、7月、8月に発売予定の残りの2モデルについても現在予約受付を開始したようです。

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebook

IdeaPad Flex550i Chromebookは第10世代Intel Celeronプロセッサー(Comet Lake)を搭載した13.3型FHD ISP液晶のコンバーチブルタイプ。スタイラスペンを同梱し、Wi-Fi 6に対応している点が特長。発売予定は7月中旬(前述の量販店サイトによると予定は7月17日)、価格は58,000円(税込63,800円)です。

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebook
CPU Intel Celeron 5205U(Comet Lake)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB eMMC
液晶 / 解像度 13.3型FHD IPS グレア液晶(1,920 x 1,080)マルチタッチ対応
キーボード JIS配列 78キー
インターフェース USB3.0 x1、USB Type-C™3.0 Gen1 x2
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック x1
microSDメディアカードリーダー
サイズ / 質量 約 310 × 214 × 17 mm / 約1.38kg
スタイラスペン 付属
カラー グラファイトグレー
価格(税抜) 58,000円

第10世代Intel Celeronプロセッサーの(Chromebookにおける)パフォーマンスはまだ未知数ですが、一般的に想定されるChromebookでの用途では充分に快適ではないか、と思います。そして同時にChromebookとしては使用環境によってはWi-Fi 6が活きてくる気もしています。

ここ最近のモデルは11.6インチ(1,366 x 768)と14インチ(1,920 x 1,080)が主流でしたので、その中で13.3インチ(1,920 x 1,080)、IPS液晶(タッチ対応)で約1.38kgというのは魅力。

スタイラスペンに関する詳細はまだ分かりません(EMRなのかUSIなのか)が、コンバーチブルなのも含めて対応するAndroidアプリの点で用途の幅が広がると思っています。

Lenovo IdeaPad Slim 350i Chromebook

本家サイトの画像(上記)のモデル名が「Slim」ではなく「Silm」になっているのはご愛敬だ。そんなIdeaPad Slim 350i Chromebook、第8世代Intel Celeronプロセッサー(Gemini Lake Refresh)を載せたスタンダードなクラムシェルタイプのモデル。発売予定は8月下旬(前述の量販店サイトによると予定は8月28日)、価格は30,000円(税込33,000円)です。

Lenovo IdeaPad Slim 350i Chromebook
CPU Intel Celeron N4020(Gemini Lake Refresh)
メモリ 4GB
ストレージ 32GB eMMC
液晶 / 解像度 11.6型HD TN ノングレア液晶(1,366 x 768)マルチタッチ非対応
キーボード JIS配列 78キー
インターフェース USB3.0 x2、USB Type-C™3.0 Gen1 x2
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック x1
microSDメディアカードリーダー
サイズ / 質量 約 286.7 × 205 × 18.1 mm / 約1.12kg
スタイラスペン 非対応
カラー オニキスブラック
価格(税抜) 30,000円

何が魅力(特長)かと考えてみると、まずはその名(Slim)の通り、厚さ18.1mmと質量1.12kgという点。従来の一般的な耐衝撃耐衝撃性に優れた教育向け11.6インチモデルに比べて手軽さが増しています。

更に価格も税抜3万円というのは、昨年から今年にかけて安さでも話題になった同社のS330の後継的な匂いも感じさせてくれます。

ただ、スペック的には昨年発売された現行モデルに搭載されているCeleron N4000、N4100とそれ程大きく変わらないので、発売時期(8月下旬)を考えると、価格面での手頃さが一番大きいかな、と感じます。ストレージ容量も32GBと控えめ。また液晶もIPSではなくTN、解像度もこのサイズのChromebookとしては一般的なHD(1,366 x 768)です。

ただ、個人的にはこういうシンプルスタンダードなクラムシェルタイプのモデルがこなれた価格でより手の届きやすいところに下りてきてくれるというのは嬉しいですね。最新モデルとしてコンスタントに出てくれれば、端末のサポート期間である自動更新ポリシーについての不安も減りますし、これからも継続してこうしたモデルを出し続けて欲しいです。

このモデルをきっかけにChromebookに興味を持つ方が増えてくれると嬉しいな、と思っています。

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebook

Lenovo IdeaPad Slim 350i Chromebook

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