[かぶ雑感] HPのChromebookに関しては、セール価格と納期のタイミングを読むのが難しいので、あまり価格を追わない方が幸せになれるかも。

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[かぶ雑感] HPのChromebookに関しては、セール価格と納期のタイミングを読むのが難しいので、あまり価格を追わない方が幸せになれるかも。

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ここ数日、このブログでは日本HPのChromebookの価格.com限定モデルについて取り上げてきました。

まぁ簡単に言うと、「週末限定セール」や「○○キャンペーン」といった様々なお得なセールを毎週開催しているのですが、結局は「価格.com限定モデル見つけてきて買ってしまうのが一番安いことが多いよ」というような身も蓋もない話になってしまうのですが、一点だけ注意が必要かな、と思う点がありましたので、補足しておきたいと思います。それが、

納期

です。これに関しては別に「価格.com限定モデル」に限った話ではなく、以前から日本HPのモデル(とりあえずここではChromebookに限定しておきます。他OSのモデルは把握出来ていませんので。)に関しては、セールなどの大幅値下げの際にお得だ!これは価格破壊だ!とばかりに買ったユーザーがその後、意外と「納期未定」というパターンに陥っているのを目にしていますので、単純な半導体不足だけではない何かもあるんじゃないか、と思いたくなってしまうところもあります。

例えば今週の週末限定セールの対象にもなってはいるものの、価格.com限定モデルは更に値下げがされてしまったHP Chromebook x2 11。週末限定セール対象のセルラーモデルでさえ、価格差が6,000円ある状況ですが、先日記事にした際の価格.com限定モデルの商品ページでは、納期は(当時は価格は52,000円/62,000円だった)

と「最短5月20日お届け予定」となっておりました。ところが、ネットを眺めていると、

もちろんこの方が価格.com限定の方を注文されたのかは分かりません。また、あくまで「最短」の予定日に過ぎないので、極端な話、別に最短でなければ1年後でも2年後でも嘘ではないわけです。

ただ、購入した側としては複雑な心境ですよね。注文して、発送すらされていないのに、もう数日後には更に数千円安くなってしまうわけですから。これは発売前の最新モデルに関しても同様で、先日Google Meet会に参加頂いたKuroさんもご自身のブログで、

ちなみにHPはこの製品を15日発売し、その後即品切れ状態で、当日発注した人の手元に機器が来たのは26日でした。
そのすぐ後に定価から22000円引きで販売を開始していて、発売初日に購入した利用者が丸損している状態です。

もちろん私はこの流れは予想していましたし、納得して買っています。

また、会社側の視点に立って考えれば色々と仕方がない部分があるのも理解します、でもそれは利用者からしたら関係ない話、発売早々買った人間だけが損をするっていうこれって、利用者に会社の都合で発生する色々な負債を押し付けているだけに思います。

そんな思いした利用者はもう二度と値引きしてないHPの製品は購入することはないだろうと思いますし、会社のイメージも悪くなるので、こういう利用者を馬鹿にしたような売り方しちゃだめだと思いますね。

ということもありました。まぁHPの製品が発売後数週間で数万円安くなる、というのは私もこのブログで何度か触れていますし、HPの製品を買われる方には「発売前〜発売日には買うな」というのは常識のようになっているかもしれませんが、これも「発表、発売直後から買おう、と思ってくれているユーザーの気持ち」を考えると複雑ですよね。

と、思い切り日本HPを叩くような記事になってしまって申し訳ないのですが、私はそれでもHPの製品は好きですし、最新モデルのElite Dragonfly ChromebookはChromebookユーザーの間では発表直後から待ち望まれ、間もなく国内でも発売されることを期待されているように、魅力的な製品を数多く出してくれるメーカーです。

なので、ここで言いたいのは、日本HPのChromebookを買うな、という意味では全くなく、単に

週末限定セールや○○キャンペーンや価格.com限定モデルやHP希望販売価格だなんだとあるけど、あまり最安値にこだわらず、むしろ欲しい時に、欲しいタイミングで買ってしまって、あとは価格情報は一切見ないほうが、精神衛生上も良いし、そういう時のほうが案外納期も早いかもしれないね。

ということです。当然超絶特価の時には注文も殺到するでしょうし、今回で言えば価格.comモデルの価格設定はかなり魅力的なわけです。となれば、同じように考えている人たちも当然多くいるわけで、となれば注文も増えれば納期も未定になる可能性も上がる、ということかな、と。

もちろん日本HPの製品の場合、HP希望販売価格でも併売しているので、それだけはなるべく買わないようにしたほうが良いとは思いますが、セール価格が適正価格みたいなものなので(その為のHP希望価格常時併記)、多少セール等で更に安くなるときはありますが、それよりもご自身の欲しいタイミングで、お財布との相談で良いのではないか、と思います。

確かに数週間、数ヶ月待てば、もしかしたら更に数千円安くなるかもしれませんが、Chromebookの場合は端末のサポート期間である自動更新ポリシーが定められているので、遅く買えば買うほど、残りサポート期間が短くなる訳ですし、更に納期も結構安定してないことが多いので、あまり価格を追いすぎるのも良し悪しかな、と思います。