[かぶ] HP、個人向け初の4G LTE対応ハイエンドモデル、Chromebook x360 13c(海外ではElite c1030)を発表、本日より発売開始。

*2023年(令和5年)10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反となる、所謂「ステマ規制」が施行されました。当ブログの方針についてはこのサイトについてをご参照ください。

*当ブログではGoogle Adsense、Amazonアソシエイト等アフィリエイト広告を利用して収益を得ています。収益はこのブログの運営維持のために充てさせて頂きます。

[かぶ] HP、個人向け初の4G LTE対応ハイエンドモデル、Chromebook x360 13c(海外ではElite c1030)を発表、本日より発売開始。

シェアする

追記:2020年12月8日 18:00 更新

今回、1週間弱ですがメーカーよりお借りすることが出来ましたので、ファーストインプレッション的なレビューを公開しました。

日本HPは2020年12月8日に国内個人向け初の4G LTE対応のハイエンドChromebookであるx360 13cを発表、発売しました。今回事前に同機をお借りすることが出来ましたので、ファーストインプレッション的に使用感や魅力、特長などをまとめてみました。競合モデルで「これがあれば」と思っていた部分を全部載せしたような贅沢な仕様の魅力的なモデルです。

個人的には非常に魅力的な良モデルだと思っています。お時間のある方はこちらも合わせてぜひ御覧ください。

HPは2020年12月8日、同社のChromebookの中でも”Business Class Performance”ラインに位置づけられるcシリーズの新作として、Chromebook x360 13cを発表、同日より発売開始しました。しかもいきなりのキャンペーン開催です。

こちらは海外では既にElite c1030 Chromebookとしてエンタープライズ向けに発売されていたものです。日本国内では今回、ありがたいことにコンシューマー向けに発売することとなり、そのためモデル名も従来のラインのネーミングを踏襲したx360 13cとしています。

今回のモデルの特長は、

  • HPのビジネス向けモデルではお馴染みのプライバシースクリーン”Sure View Reflect (Gen4)”内蔵。
  • プライバシーカメラキルスイッチ内蔵
  • 個人向けモデルとしては国内初4G LTE対応
    NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアに正式対応
  • 画面比3:2(最大解像度1,920×1,280)
  • 19項目のMIL-STD 810G 準拠
  • USIアクティブスタイラスペン対応(別売)
  • 指紋認証対応。

今回はCPUとRAM容量の異なる3機種を展開します。

モデル スーペリア
13c-ca0001TUicon
エグゼクティブ
13c-ca0002TUicon
スィート
13c-ca0003TUicon
プロセッサー Core i3-10110U Core i5-10210U Core i7-10510U
メモリ 8GB 8GB 16GB
ストレージ 256GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
256GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
256GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ 13.5” WUXGA+(1920×1280) IPSタッチ
HP Sure View Reflect (Gen4)
キーボード JISかな配列
バックライトキーボード
質量 1.36kg
価格(税込) 140,800円→108,900円 151,800円→121,000円 173,800円→136,400円

と、ここまで冷静に並べてきましたが、これを見た時には本当に興奮しました。いや、ここ最近各社、国内でも個人向けにハイエンドモデルを発表してきていたので、もしかしてHPもElite c1030を日本に持ってくるかもしれないな、とは思ってはいたんです。

ただ、このElite c1030、元々Sure View対応やLTE対応といった点、またParallels Desktop for Chromebook Enterpriseの推奨モデルに挙がっているモデルでもあることから、もし入ってきたとしても恐らくDELLと同様、Enterpriseモデル(法人向け)のみだろうな、とも思っていたので、まさかx360 13cと名前を変えて、個人向けに販売してくるとは思ってもいませんでした。

ほぼ現状で弱点のない、全部載せの最強モデルです。ただ、2点の惜しい点を除けば。

それは「Sure View Reflect (Gen4)」と「JISかな配列キーボード」です。

ここが気にならないか、むしろ好きな方には、予算が許せば現時点での(国内外見渡しても)個人向け最強モデルの一つになると思います。

ということで、HPも2020年最後にとんでもないモデルを個人向けに投入してきましたが、競合となるであろう他社モデル(ASUS C436FA、Acer Spin713)、そして同社の同じcラインのモデルであるx360 14cとの比較についても、別途取り上げたいと思っています。