[かぶ] HPが国内3モデル目となるChromebook x360 12bを10月下旬から発売。USIペン対応で価格は税抜64,800円から。

*2023年(令和5年)10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反となる、所謂「ステマ規制」が施行されました。当ブログの方針についてはこのサイトについてをご参照ください。

*当ブログではGoogle Adsense、Amazonアソシエイト等アフィリエイト広告を利用して収益を得ています。収益はこのブログの運営維持のために充てさせて頂きます。

[かぶ] HPが国内3モデル目となるChromebook x360 12bを10月下旬から発売。USIペン対応で価格は税抜64,800円から。

シェアする

国内参入5メーカーの中ではDELLと並んで「我が道を行く」感満載のPC業界における巨人、HP。x360 14、x2に続いて、今度はUSI(Universal Stylus Initiative)ペン対応パネル搭載の12インチコンバーチブルモデル、x360 12bを2019年10月下旬から発売するようです。価格は税抜64,800円〜ということで、特にセール等にならない限り、基本的に7万円強から、とイメージしてよいかと思います。

現在出ているスペックの主な部分はこちら。

HP Chromebook x360 12b-ca0000
コンフォートモデル
CPU Intel Pentium N5000
メモリ 4GB オンボード(2400MHz, LPDDR4 SDRAM)
ストレージ 64GB eMMC
液晶 / 解像度 12.0″ IPSタッチディスプレイ
1366×912 / 最大1677万色
キーボード バックライトキーボード(日本語配列)
インターフェース USB3.1 Gen1 x1、USB Type-C™3.0 Gen1 x2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
サイズ / 質量 約 272 × 216 × 17.3 mm / 約1.35kg
スタイラスペン USI ペン(別売り)対応
カラー セラミックホワイト & ナチュラルシルバー
価格(税抜) 64,800円〜

個人的に気になる部分は黄線を引いてみました。まず、従来のChromebookでは11.6インチ(解像度1,366×768)の次が12.3″や12.5″の高解像度モデルが続いてきた中で、その中間である12インチジャストです。で、解像度を見てみると、11.6インチモデルと横は同じ1,366なんですね。縦だけが768から912と広がって、約3:2になっています。

x360という名前の通り、コンバーチブルタイプで360度回転させてタブレットモードとしても使えます。その際に3:2、欲張りすぎない解像度が生きてくるのかもしれません。また、発売時点では別売(秋頃オプションとして発売予定)ですがUSI(Universal Stylus Initiative)ペンが使用可能です。

Chromebook x360 12b は、USI(Universal Stylus Initiative)ペンに対応します。
USIは、アクティブスタイラスの標準化のためのコンソーシアムであり、
ワコム、Synaptics、Intel、Google(順不同)がメンバーとなっています。

同時に複数のペンの使用をサポートし、4096段階の筆圧感知や傾き検知等の機能を備えます。
(USIペンは、2019年秋頃、オプションとして発売予定)

USIペンに関してはまだ私は不勉強なので、ちょっと発売までに調べておきたいな、と思います。

Chromebookでは初登場のPentium N5000。ここはこのブログでもいつもCPU絡みでは大変お世話になっております、こまめブログさんの記事を興味のある方はお読みいただきたいのですが、

https://little-beans.net/exposition/cpu-gemini-lake-pentium/

Pentium N5000は2017年第4四半期に発売され、現在Gold(Uシリーズ、Yシリーズ)/Silver(Nシリーズ)に分かれる中のSilverに位置するようです。4コア/4スレッド、先日よりChromebookでも採用され始めているCeleron N4000などと同じGemini Lake世代に位置します。

ということで、どこかでPentium Goldって聞いたことある気がするよなぁ、と思って記憶を辿っていったところ、MicrosoftのSurface Go(Pentium Goldの4415Y)でした。

ベンチマーク的には既に出ている前述のCeleron N4000などとあまり大きな差がないのが惜しいところですが、もともと今回Chromebookで採用されたGemini Lake世代(N4000)自体が従来から一段階以上快適さが変わるくらい一気に印象が変わりましたので、その点では実用上は問題はないのかもしれません。

価格的にはx360 14とx2の間に位置する最新モデル。個人的に今回一番注目したいのは、世界的にもまだ発表されたばかりのモデルが、おそらく今回はほぼ日本でも同時発売されるのではないか(しかもキーボードはしっかり日本語配列)ということ。この意味は大きいと思います。従来は日本に入ってくるまで半年、遅ければ一年以上かかることが多かったからです。その中でのほぼ同時発表は(先日のDELLのLatitude Chrome Enterpriseと同じく)これからの展開を期待させてくれます。

ということで、発売は今月下旬以降。続報を楽しみに待ちたいと思います。