Chromebookで外付けのキーボードを探されている方、特に国内モデルでは少ないUS配列のキーボードを愛用している方にとっては、タダでさえ少ないChromeOS仕様のキーボード市場。なかなかに探すのが大変です。
そんな中、数年前、ちょうどGoogleがPixel Slateという「出るのが早すぎた」2-in-1デタッチャブルタイプの名モデルを出した頃に、こうしたChromeOS仕様の専用アクセサリーを幾つか精力的に出していたメーカーがあります。それがBrydgeです。
今ではPixelスマホなどでもmade for Google製品となるとbellroyがお馴染みですが、当時はPixelbookはじめBrydgeが結構出してたんですよ。
で、そんな中でこのC-Type Wireless Bluetooth/USB Wired Desktop Keyboard for Chrome OS（長い）、
Brydge C-Type Wireless Bluetooth/USB Wired Desktop Keyboard for Chrome OS
貴重なChrome OSのキー配列を持った有線/無線で使用可能なUS配列キーボード。
元値は99.99ドルで、時折キャンペーンや何かのタイミングで半額の49ドルあたりになることはあったのですが、そんな中、今回は70％オフの29.99ドルです。
流石に安い。
最近は完全に円安傾向で、海外からの個人輸入は何となく絶望的な印象がありますが、29.99ドルだと、例えば1ドル110円のときと、今の135円のときで単純計算（税を考慮せず）に計算してみると、それぞれ3,289円と4,036円の違いです。
その差750円を安いと感じるか高いと感じるかは個人差はあるとは思うのですが、少なくとも110円台の頃は49ドルで販売してて5,390円程で「安い！」と、既に1台使ってるユーザーが「予備に」と買ってしまっていたことを考えると、Bluetooth 4.1とか今となっては古さも感じさせるものの、充電、有線接続はUSB-Cですし、非常に素直な、ちょっとAppleのMagic Keyboard的な雰囲気のキーボードと考えても、今でも十分にアリなんじゃないかなぁ、と。
ということで、昨夜見つけたのでツイートしたのですが、その段階で残り4台でした。で、その後早速一台売れたようで、
予備で買っておきました😇
— タケイマコト (@pcefancom) August 5, 2022
今この文章を作成してる段階で残り3台に減っています。気になる方はお早めに。私も1台持ってるんですが、流石にそろそろバッテリーも気になってきたので、この価格帯であれば円安傾向でもあまり気にせず買ってしまっても良いかな、という気にもなっています。
ただ、最後に一点注意が必要な点。
それが、ChromeOS端末におけるBluetooth機器接続の独特の癖というか問題です。一応仕様と言われているのですが、ChromeOS端末ではセキュリティ上、基本的にサインインした後に、そのアカウントとBluetooth機器の接続が連携されるらしく、
起動直後（サインイン前）やスリープからの復帰時（ロック解除前）には時々認識しなかったり、認識までにラグが発生することがあります。
まぁこのキーボードに限らず、ではあるのですが、ChromebookとBluetooth機器って結構相性が良くなかったりするので、その点だけ心に留めてご検討頂けたら、と思っています。
そんなこともあって、当時同社で同時に開発が進められていたChromeOS端末専用のワイヤレストラックパッドが結局開発中止になってしまったのかもしれないな、と今更ながら思っています。
結局開発中止となってしまった、BrydgeのChromeOS専用のワイヤレスタッチパッド。
反応悪いと使いものにならないからね。