2022年4月24日から26日23:59迄、Amazonでは恒例のタイム祭りセールが開催されています。ここ最近はChromebookも結構いろいろなモデルが対象となっていまして、以前に比べると一段と入手しやすい価格帯のモデルが増えてきたなぁ、と感じます。
そんな中で、今回は流石に個人的にも少し複雑な想いを抱いていて、ちょっと記事にする気がなかなか沸かなかったくらいのセールが1つ出ていましたので、気力を奮い立たせて書きたいと思います(ちょっと大げさ)
この時間になってアクセスが急増してきているので、折角興味を持たれた方も多い中で申し訳ないのですが、先ほど15時過ぎに確認したところ、5,000円オフクーポンが終了しておりました。
29,800円という価格設定自体が個人的には(決して型落ちのモデルではないだけに)このモデルのトータルのバランスを考えると現時点では破格だったので、当初「Amazonがセールとクーポンを間違えて両方適用させてしまったんじゃないか」と思っていたくらいです。
却ってこの価格のインパクトが強すぎて、本来であれば34,800円でも充分過ぎる程に魅力的なのに、売れなくなってしまうのではないか、と心配しています。いや、ホント。だって、今月初めはクーポン適用でも44,800円だったんです。私は49,800円で買いましたが。
あまり見た目の華やかさもない地味なモデルですし、また富士通のPCというのがネットを眺めていると一部ではそれだけで、国内メーカーというだけで評価が低い部分もあるようですが、個人的にはこのモデル、Chromebook市場参入の第一弾モデルとしてかなり頑張っているモデルだと思いますので、今回のインパクトの反動で売れなくなってしまうのは勿体ないな、と感じています。
いや、ホントに今回5,000円オフのクーポンがなくて34,900円で最初から売っていたとしても十分に魅力的だったと思っています。
それが、私が昨年後半よりこのブログでもSNS等でも強く推している、現行普及価格帯モデルの中では(私にとって評価の低い)日本語配列KBでありながら、もし私が「このモデルを購入するなら折角なら日本語配列KBで買いたい」と思わせてくれた、そして実際に先日購入している、富士通のFMV Chromebook WM1/F3のAmazon限定モデルです。
こちらが特選タイムセール対象で19,900円オフの34,900円になっているだけでも、ここ最近では恐らく最安値だと思うのですが、そこから更に5,000円オフのクーポンが適用されて、なんと29,900円になっています。これは流石に予想できませんでした。
ちなみにこの5,000円オフクーポンですが、過去のAmazonのセールで同種のクーポンを適用させて既にこのモデルを買っている人の場合にはクーポン適用外となりますので、34,900円となります。というのは、私自身が先日このモデルを5,000円オフクーポンを適用させて49,800円で購入していたため、クーポン自体が表示されませんでした(なので、クーポンの存在自体気付かなかった)。
実際、既に持っている方がもう一台買うことは稀だとは思いますので、以前から購入を検討されていた方にとってどうするか、という悩ましい状況だと思いますが、個人的にはこのモデル、34,900円でも十分に買いなモデルです。なので、29,800円なら、他に余程Chromebookに対してピンポイントで望む部分がないのであれば、ほぼ一択だと思います。
このモデル、以前レビューでも触れましたが、今流行りの2-in-1タイプのデタッチャブルやコンバーチブルタイプでもなければ、USIスタイラスペン等にも対応していません。また、液晶も映り込みはあるものの鮮やかなグレアパネルではなく、反射低減のノングレアパネルです。
ただ、それはこのモデルが、富士通ということもあり、まさに「文章入力や資料作成」に特化させているから、でもあります。文章入力や資料作成に必要なのは、液晶が360度回転してタブレットタイプになる(そうなると大抵重さも100gから200g上がります)ことでも、まだまだ対応が不十分で対応ソフトも限られているUSIペンに対応していることでもなく、液晶が反射低減のノングレアパネルで映り込みが少なく、長時間画面を見続けていても見やすい、疲れにくいことであったり、HDMI端子を始め、USB-CやUSB-Aの端子が充実していることなど、まさに仕事や作業のためのツールとしての機能に特化させていることだと思います。
そうしたこともあり、持ち運びには1.3kg弱と最近の10.1インチ前後のタブレット併用のモデルに比べると、若干重さはありますが、その分14インチという比較的広めで解像度的にもFHDが出せて不自然ではないサイズ感であることなど、かなりしっかりとコンセプトというか方向性を考えて作られているモデルだと思っています。
尚、スペック的にCeleron 6305に4GB RAM、64GB eMMCということもあり、Chromebookのことはあまりご存じではないけれどある程度PCには詳しくて、とりあえずスペックにCeleronという文字が出てきた時点で、嬉々としてスペック叩きを楽しみたい方もそこそこいるとは思いますが、私がこの6年、更にここ最近の世代のCeleron搭載のChromebookを使ってきた中での感覚としては、ChromebookであればCeleronであることも、4GB RAMであることも、まして64GB eMMCであることも余程Linuxで開発環境を、とか凝った使い方をされないのであれば、必要充分な体感速度と快適さは持っていると思います。
実際、液晶がタッチ対応とは言えコンバーチブルタイプではないですし、重さ(約1.3kg)的にもそこまでAndroidタブレット的用途を求めるモデルでもありませんので、この点ではストレージに困ることもないでしょう。実際私、ほとんどストレージ自体使っていません。
ということで、私の中ではこの後このブログでもYouTubeでもこのFMV Chromebook WM1/F3との日常も発信していこうと考えていたところでもありますので、今回の29,900円は嬉しくもありますが、ちょっと複雑な心境でもあります。ただ、この価格だと流石に競合もほとんどいませんので、最初の一台として、また既に持っている方でも現行の普及価格帯スタンダードモデルの使い勝手を知る上でのサブとして持っても満足出来るモデルだと思っています。
ということで個人的に今回のセールは非常にオススメですので、文章にしてみました。
ただ、流石に今回の価格設定、かなりインパクトもありますし、特選タイムセール価格+5,000円クーポンの併用がこのままセール終了日まで続くかどうかの保証はありませんので(以前、突然クーポン自体がなくなったこともありましたし、また売り切れてしまえば入荷待ちか在庫がありません、で購入出来なくなる可能性も十分にありうる)、気になっている方はこの機会に是非検討してみて下さい。
良いこと思いついた!
私、妻のアカウントでもう一台買えば、49,900円と29,800円で買ったことになるから、平均購入単価(40,000円で2台買ったことになる!)を抑えることが出来るじゃない!(ドル・コスト平均法)
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) April 24, 2022