ASUSの勢いが止まらないかも‥。
本日、国内でC223NAを発売するASUSですが、海外のASUSサイトを眺めていたところ、同様のシンプルでスタンダードな14インチのChromebook、C423NAが控えているようです。
C223NAの時と同様、Specificationsより気になる部分を太字にしてみました。
ASUS Chromebook C423 | |
Processor | Intel® Celeron® Dual-Core N3350 Processor Intel® Pentium® Quad-Core N4200 Processor |
Memory | up to 8 GB SDRAM |
Display | 14.0″ (16:9) LED-backlit HD (1366×768) 60Hz Anti-Glare Panel with 45% NTSC 14.0″ (16:9) LED-backlit FHD (1920×1080) 60Hz Anti-Glare Panel with 45% NTSC With Touch (optional) |
Storage | 32GB /64GB eMMC |
Card Reader | Multi-format card reader (SD/SDHC/SDXC) |
Interface | 1 x COMBO audio jack 2 x Type C USB3.0 (USB3.1 GEN1) support display & support power delivery 2 x Type A USB3.0 (USB3.1 GEN1) |
Dimensions | 322.6 x 228 x 16.1 mm (WxDxH) (w/ 2cell battery) |
Weight | 1.2 kg 〜 1.34kg with Battery |
C223NA同様のコンセプトのように見えながら、CPUにN3350だけでなくQuad-CoreのN4200も準備している点。また実際に市場に出てくるかは分かりませんが、一応最大8GB RAMである点、更に、14″ということでしっかりFHD(1920×1080)も用意している点など、なかなか楽しみなモデルです。
今回のC223NAでもFHDを求める(FHDでないのが残念という)声も見られましたが、常用ということを考えると11.6″でFHD(1920×1080)って結構厳しいと思っています。13.3″でも時々辛い時があるのは私が歳を取ったということかもしれませんが、この辺りは14″でのFHDというのは非常に良いバランスではないか、と思うのです。また、画像を見た限りでは非常にベゼルが狭い。ということは、先日取り上げたLenovoのS330のように、液晶サイズ14″ながら本体サイズ的には13.3″的なモデルである可能性もあります。
また、厚さが16.1mmと、C223NAよりも薄い(C223NAは17,25mm)んです。薄型の14″クラムシェルラップトップ。しかも狭いベゼル。そうした点も地味に刺さっています。
そしてこちらも地味な点ですが、180度開くんです。C223NAは開かないんです。だから大きく不便、ということはないのですが、やはり180度開いてくれるのはより使いやすさにも繋がります。
ここ最近、Chromebook界隈はインパクトのあるニュースが次々出てきたり、今月にはGoogleの新モデルの発表の噂もあります。更にこの後3メーカーからハイスペックのモデルの発売が控えているなど、賑やかです。それらに比べれば今年のASUSは派手さはないかもしれません。ただ、確実に、堅実にニーズに応えてきている、今まで抜けていた穴を的確に、また期待以上のモデルで埋めにかかっている。これ、長い目で見たらかなり強いと思っています。ユーザー側としてもこうした長く愛用できる定番となりうるモデルをコンスタントに出してくれる、というのは非常にありがたいことです。
もちろん現時点では海外の製品ページしかありませんが、今年のC223NAの流れを見ると、日本でも期待したくなります。
10.1″のC101PA、11.6″のC223NA、C213NA、12.5″のC302CA、そして今回の14″のC423NA。
こう眺めていくと、ASUS、いいところ突いてくるな、と感じています。続報を期待して待ちたいと思っています。
文中の画像は上記ASUSの製品ページから使わせて頂きました。