わが家においては妻が愛用中のChromebook、ASUS C202SA。愛用されすぎて、未だ更新されずに56のままだったり、と、夫の私が下手に触れないモデルになってきております。
いや、スマホといい、Chromebookといい、妻よ、Chromeのタブ開きすぎ。何ですか、このタブ数46って。で、Chromebookは電源落とさずに閉じた状態で、毎晩開いて使っているので、下手にアップデートしたりサインアウトすると怒られます。
そんなこのモデルにもGoogle PlayストアがBeta Channelでおりてきたようです。
https://sites.google.com/a/chromium.org/dev/chromium-os/chrome-os-systems-supporting-android-apps
同じタイミングで私のお気に入りの一台(現在最上位モデルへの買い換えのため、譲ってしまったため手元にはありません。)、HP Chromebook 13 G1も従来のDev Channnelから同様のBeta Channelでの対応になりました。Devは何かと不安が残りますが、Betaくらいなら常用しても良いかな、という程度には安定してくれそうです。(ちなみに一度Stable対応したC302CAも現在Beta対応。)
どちらもタッチスクリーン対応のモデルではないので、タブレット的な使い方としてAndroidアプリを使うことは出来ませんが、補助ツール的な使い方として常駐させておいて通知などで使う、という使い方が出来ます。また、タッチスクリーンはなくてもタッチパッド(マウスカーソル)操作でも十分に実用的なアプリもありますので、欲張らなければ問題はないかな、と思っています。
ということでわが家でも試してみたいのですが、冒頭のような事情のため、勝手にアップデートどころかチャンネルを変えるなんてもってのほかです。妻に「Androidアプリ使う?」とさり気なく提案してみたのですが、「別にスマホで使えばいいし要らない。シンプルだからいいのに、余計なモノ入れないで。」と言われました。
さて、そんなC202SA。今も変わらず人気のモデルですね。Chromebookは比較的良モデルの息が長いので、安心してオススメ出来る、というのもありがたいところです。あっという間に旧モデルになって、もっと良いモデルが出る、というのではなく、使い勝手自体は新しいモデルも大して変わりません。モデル自体のサポート期間中であれば、OSのアップデートで基本的に(Playストア対応を除けば)ほぼ最新の使い勝手になります。
液晶が多少「価格相応」な面もありますが、アンチグレアパネルですし、視認性が悪いわけではありません。個人的にはそれ程気になっていませんし、妻も全く気にしていないようです。そして、多少手荒に扱っても(別にワザと乱暴に扱うつもりはありませんが)大丈夫、という安心感は、使っていてとても気楽です。Chromebookに限らない、最近の傾向としての、仕上げが美しく、薄く、軽い、といった方向とはまったく反対の方向性ですが、こうした教育市場向けに作られたモデルって実は一般向けとしても需要が大きいのではないか、と最近改めて感じるようになりました。(例えば先日COMPUTEXで見かけたASUS Chromebook Flip C213NAのように。)
Chromebookにおいては薄くて軽いことは必ずしも誰にでも求められている、という訳ではない、と感じています。実際私の愛用しているChromebookもThinkPad 13 Chromebookですしね。
教育市場向けがメインということもあって、この手の耐衝撃性の高い、気軽に使えるモデルの層が厚い、というのはもしかしたらChromebookの強みなのかもしれません。
最近発表された「HP Chromebook X360 11 EE」、先日レビューを頂いた「Lenovo N23 Yoga Chromebook」、そして一部で話題の「Acer Chromebook Spin 11」。いずれもしっかりとした作りが魅力です。
- [かぶ] 教育市場向けのHP Chromebook X360 11 G1 EEがなかなか良さそう。 | おふぃすかぶ.jp
- [かぶ] なかなかの良モデル。未吹明(@mibuki_mei)さんからLenovo N23 Yoga Chromebookのレビューを頂きました。 | おふぃすかぶ.jp
- [かぶ] Google Cloud Next Tokyo ’17 1日目。何しに来たか分かりませんが、結局Chromebookだけ見て帰ってきました。 | おふぃすかぶ.jp
https://office-kabu.jp/?p=21493
https://office-kabu.jp/?p=22707
今回のASUS Chromebook C202SAのBeta ChannelでのPlayストア対応はわが家においてはほとんど影響がありませんでしたが、私たち夫婦にとって欠かせない大切なラップトップPCであることに変わりはありません。良いモデルなんですよ、やっぱり。普段使えていない私ですら、妻が使っているのを見て、そのさじ加減の絶妙さが気に入っているくらいですから。
日本直送も可能で$200を切る手頃な価格でありながら、現時点ではほぼ不満なく気負わず普通に使える、気の置けない友だちのような存在。それが、わが家においてのC202SAの立ち位置です。