[かぶ] 個人的には結構好み。C202SAのFlip的印象かな。ASUS Chromebook Flip C213NAを触ってきました。

既に発表はされていたので、情報が断片的には入ってきてはいたものの、実際に出ているのか、それともこれからなのかもいまいち分からなかったモデルの一つ、ASUS Chromebook Flip C213NAが今回のCOMPUTEX TAIPEI 2017にて展示されていましたので、実際に触ってきました。

下がC213NA、上がC202SAです。C202SAのほうが丸みを帯びている印象。大きさも若干違います(C213NAのほうが少し大きい。)

印象としては隣に展示されていた同じ教育市場向けモデルC202SAが同じ色だったこともあって、非常に近い印象を受けました。C202SAのFlip版かな、という印象。ただ、CPUがApollo Lake世代のCeleron N3350ということもあって、処理速度的にも十分に実用的なモデルになっていると思います。(C202SAが悪いわけではありません。)

ASUS Chromebook Flip C213NA@COMPUTEX TAIPEI 2017

今回のCOMPUTEXではASUSは教育市場向けモデルのコーナーでChromebookを4種類(C202SA、C213NA、C101PA、C302CA)、Chromeboxを1種類展示していました。その内、C101PAに関しては既に書いていますので、興味のある方は合わせてご覧下さい。

[かぶ] COMPUTEX TAIPEI 2017にてASUS Chromebook Flip C101PAを発見。

2017.05.30

C202SAC302CAは発売されていますし私自身も所有し大変気に入っています。また、今回見つけたC213NAは以前から興味を持っていました。

Built Tough , Built Smart.
Robust , Flip , Touch & Easy repair for education

  • Ruggedized construction , torture-tested for outstanding durability
  • Versatile 360°-flippable touchscreen display for study or play
  • Designed for easy on-site maintenance to minimize downtime
Display 11.6″, 16:9, HD (1366×768, anti-glare , on-cell touch
OS Chrome OS
Graphic Integrated Intel HD Graphics
Processor Intel Celeron Dual-Core N3350 Processor
Memory LPDDR4 2400MHz SDRAM , 4GB Onboard
Storage eMMC 5.1 32GB
Dimensions 307 x 199 x 20.65mm (WxDxH)
Weight 1.238kg with battery

Apollo Lake世代のCeleron N3350は処理速度も十分。

現行Chromebookで採用されているCPUの内、Celeronに関してはN3050、N3060、N3150、N3160などのBraswell世代のものが大半なのですが、今回のモデルのように少しずつApollo Lake世代のCPUが使われはじめています。Windows 10の手頃な価格帯のモデルには既に使われているこのCPUがようやくChromebookにも採用されてきていることは非常に嬉しいです。

Octane 2.0のスコアは2回計測して「10813」「10909」と普及価格帯としては高め。

speedometer 1.0は1回計測。「31.9」でした。

Celeron N3350とApollo Lakeについては、いつもお世話になっているタカハシリョウ(@littlebeansinfo )さんのこまめブログの記事が非常に詳しく、分かりやすいものとなっています。

Celeron N3350のベンチマーク結果を紹介! Apollo Lake世代の性能に迫る!!
Apollo Lake世代の格安PC向けCPU(SoC)である「Celeron N3350」の概要と、ベンチマーク結果を紹介します。Celeron N3050やCeleron N3060との比較もまとめました。

Chromebookで主に使われるベンチマーク2種の結果は上記の通りですが、分かりやすいものとしてはOctane 2.0のスコアが11000近い数値を出している、という点があります。

以前は普及価格帯でもBroadwell世代のCeleron U(Celeron 3215U)など処理速度的にはそれなりに快適(Octaneスコアで1万超え)なものが使われていた時期もあったのですが、最近は「そこまで普及価格帯のChromebookには要らんだろ」ということか、前述のCeleron Nが使われることが多くなり、平均スコアも7000~8000と「Chromebookとしては快適だし不便はないけれど、使い込んでくるとちょっと物足りない」部分が出てくるようになっていました。その中で今後を考えるとより安心な一つの目安として、やはり10000前後というのが一つのラインかな、と思い始めています。今回のN3350はそう考えると十分です。

外観を見ていきます。まずは同じ11.6インチ、教育市場向けのC202SAとの比較です。

続いて外観を眺めていきます。外寸は307 x 199 x 20.65mm、重さは1.238kgです。

サイズは11.6インチ。耐衝撃性を考えて若干厚みもあるため、全体的には少しボリュームはあります。

サイズとしては、冒頭でも触れているように同じ教育市場向けの11.6インチ、クラムシェルタイプのC202SAに比べると、若干横幅が大きくなっています。

ほんの僅かではありますが、横幅はC213NA(下)のほうが大きくなっています。

厚みに関してはほぼ同じなのですが、持った印象としてはC202SAよりも厚い気がしました。

(左)C202SA(右)C213NA。
厚み自体は並べてみるとほぼ同じです。

理由は色々考えられるのですが、C202SAのほうが丸みを帯びている点、また底面のゴム足部分がC202SAは後部が少し高め(厚く)になっているので、少し傾斜があるのも影響しているかもしれません。

(左)C202SA(右)C213NA。
C202SAはヒンジ側のゴム足が盛り上がっている(掴みやすさにも貢献している)ので、若干傾斜がつきます。

C213NAは底面も含めて全体的に厚く、平たい印象。少し引き締まった感じもあります。C202SAは少し傾斜がつくのと、丸みを帯びているので、全体的に柔らかい印象を受けました。

(左)C202SA(右)C213NA。
C213NAのほうが横幅がある分、キーボード左右に少し余裕がありますが、その分縁の窪みはそれ程ありません。

キーボードはC202SAと非常に似た印象を受けました。ただ、実際に打ってみると少し感覚が違います。何だろう?と思って見たところ、

C213NAのキーボードの縁周りの窪み。ほとんどありません。

窪みの幅があまりないんですね。(あくまでC202SAに比べて、です)

C202SAの場合、傾斜を持たせつつ全体的に若干余裕があるので、スペースキーなど縁周りのキーの触れた感触が若干違ってきます。

この辺りは好みもありますが、似ているようで意外と違うものだなぁ、と新鮮だったので敢えて触れてみました。

インターフェースなど。基本的に今後はUSB-C充電が主流になっていくか。

右側面は「ボリューム」「USB-A」「USB-C」「ケンジントンロック」

左側面は「Power」「USB-A」「MicroSD」「マイクロフォン・ヘッドフォン」

充電はUSB-Cから。Chromebookも今後のモデルはほぼUSB-Cになっていくのかな、という気がします。SDではなくMicroSDなのも時代の流れか。ただ個人的にはSDメモリのほうがChromebookの、特に耐衝撃、教育市場向けとなると使いやすい気がするのですが気のせいでしょうか。

背面には既に技適マークあり。日本市場での販売も想定しているのかな、と「期待」しています。

「技適マーク」があったんですよ。これ、ASUS JAPANの人にも(昨日は質問の時に偶然少し通訳してもらったので)お願いしておけば良かったかなぁ。ただ、キーボードなどローカライズが必要になってくると思うので、まだ「期待」段階ですね。C202SAもまだですし。

360度回転ヒンジ、コンバーチブルタイプ。気になった点などを挙げてみます。

タッチスクリーン対応、タブレットのようにも使えるコンバーチブルタイプです。11.6インチながら重さが1.2kgで厚みもあることから、常に片手で持ってタブレットのように使うのは難しいかもしれませんが、教育市場向けと考えると色々な使い方が考えられそうです。その中で気になった点などをいくつか挙げてみます。

まずはこちら。

キーボード上部にもカメラが搭載されています。

今回面白いな、と思ったのが、液晶上のインカメラだけでなく、キーボードの上にも同様にカメラが付いている、ということです。

キーボード上部にもう一つのカメラ。一瞬不思議でしたが、タブレットとして使う際に画面を見ながらカメラが使える、ということだと考えられます。

一瞬何だろう?と思ったのですが、コンバーチブルタイプということで、タブレットとして使った際などにも画面を見ながらカメラとして使える、ということだと気付きました。これ、なかなか面白いな、と思います。

タッチスクリーン対応ながらアンチグレアパネルということで、反射が気にならないのは嬉しいところ。

タッチスクリーン対応ながらアンチグレアパネルということで、鮮やかさはないもののこの辺りは個人的にはありがたいです。ただ、IPSパネルではなかった気がするので、ここだけちょっと惜しいかなぁ。ただ、視認性は悪くはありませんでした。

そして、気になった点でもあるのですが、タブレットモードにした際の摑み心地について。

ヒンジ側を掴んだ状態です。分かりづらいのですが、少し反対側が開いています。

タブレットとしてこのモデルを持った時に、ヒンジ側か反対側かどちらを掴むかは人によって違うとは思うのですが、例えば上記のようにヒンジ側を掴んだ場合、少し違和感があります。写真でお気づきかもしれませんが、少し反対側が開いてしまうんです。これ、個体差なら良いのですが、少し掴んだ時に収まりが悪い。

ヒンジとは反対側を掴むと、中央付近だとタッチパッドに触れます。タッチパッドが凹むので、こちらもちょっと変な感じ。

かといって反対側を掴めば、これはこのモデルに限らないとは思うのですが、中央付近を掴むと指がタッチパッドに触れます。カチッと凹んだ状態になってしまうんですね。別に誤動作等はしないのですが、何となくこちらも落ち着きません。

側にあったC101PAではこうしたこと(ヒンジ側を掴んだ時に反対側が少し開く)はなかったので、少しだけ気になった点です。

販売価格次第だけれど、面白いモデルにはなりそう。但し教育市場向けですが。

個人的にはせめて米Amazonで直送可で買えるとありがたいな、と思っています。

少しずつ日本でも教育市場ではChromebookの導入例が増えてきているようですし、あとはASUS JAPANに期待したいところです。ひとまず個人ユーザーとしては(また英語キーボードのほうが好きな私としては)米Amazonで買えるようになってくれると嬉しいなぁ、と思っています。実際なかなか面白いモデルだと思いますし、11.6インチ、こうした傷や衝撃をあまり気にせずどんどん使えるモデルは個人向けとしても需要があると思います。「期待」したいと思います。

最後に。

このモデル、以前ChromeunboxedでUnboxing動画が公開されていたのですが、現在諸々の事情で非公開になっているようです。

ASUS Chromebook Flip C213 Unboxing: UPDATE
UPDATE: We have been contacted by Troxell and kindly asked to hold this video until the first week of June. Check back on June 6th for this video and the full review as well. Thanks! Today, we are …

UPDATE: We have been contacted by Troxell and kindly asked to hold this video until the first week of June. Check back on June 6th for this video and the full review as well. Thanks!

とのことなので、動いているのを見てみたい方は6月6日以降に改めてチェックしてみて下さい。

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