[1089-201511] ASUS ZenWatch 2 WI502Q レビュー(革製ストラップ編)日、米、英、露。革のストラップの魅力を振り返る。

[1089-201511] ASUS ZenWatch 2 WI502Q レビュー(革製ストラップ編)日、米、英、露。革のストラップの魅力を振り返る。

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半月前から提供いただいてコンスタントにレビューをしている、ASUSのスマートウォッチ、ZenWatch 2(WI502Q)。今回が10回目です。今までに書いたレビューはこちらからお読み下さい。

1089-201511_Watch Strap

このブログではお気づきのように、このスマートウォッチのレビューはほぼ外観やフェイス(文字盤)、大きさ、そしてストラップの交換について意識的に書いてきました。スマートウォッチと名乗ろうが、腕時計であることに変わりはありません。そして、WI501Qで22ミリ、WI502Qで18ミリのバンド幅は一般的な非常にたくさんの種類のストラップ(ASUSではこの呼び名にしているので一部を除いて統一させています)の世界が広がっています。

基本を押さえておけば無限に広がる楽しい世界です。

1089-201511_Watch Strap 01

ストラップなんて消耗品なんだから合皮のその辺の家電量販店や100円ショップで売ってる(かどうかは知らない)ので充分。濡れても面倒だし。などと思われている方が結構多いのも現状です。実際に私が店頭に立っていた頃も、腕時計は素敵なのに、お手入れが全くされていなくて裏蓋周辺はヘドロのようにこびりついた垢と変色して異臭を放つボロボロの革ベルトを特に気にされる様子もなく腕にしている方も結構見られました。高級腕時計店での話です。

けれど、それは本当に勿体無い。確かに一生持つものではありませんが、それはどんなモノでも同じこと。冬の間だけ、とか、何本かをその日の気分に合わせて付け替えれば、充分に長く色々と楽しめます。そして時計の表情も雰囲気もガラリと変わります。

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覚えておきたいのは、バンド幅と言っても、時計側と(WI502Qであれば18ミリ)

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尾錠側で幅が違う場合です。ちなみにこの写真のベルトは尾錠側は16ミリです。18ミリだと尾錠や剣先に向かって若干細くなっていくものが多いですね。

基本的にストラップには尾錠は標準で付いてきますが、時計と付けるためのバネ棒は別売りの場合もありますので、その点だけ注意。あとは時計ケースの色が私のWI502Qのようにローズゴールドなど特殊な色の場合には、それに合わせた尾錠を用意するか、元々選択肢にあるものを選ぶ必要が出てきます。

けれど、気をつけると言ってもそれくらいです。それさえ踏まえれば、あとは無限に広がる楽しい世界が待っています。

日本の松阪牛、アメリカの馬、イギリス、ロシアの牛。世界各地の革を楽しむ。

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せっかく色々なストラップが楽しめるのですから、ちょっと特徴のある、もしくは腕にしていて楽しくなるようなモノを選びたいな、と思います。この辺り適当で良いのであれば、何も腕時計をする必要はない気もするのです。

勿論お金をかければ良いだけの問題ではありませんが、ちょっと探してみると世界各地の様々なストラップが手軽に楽しめます。そこで今回は国別に4つ、革製のストラップでご紹介したいと思います。

バンビ・BAMBI SATOLI さとり 松阪牛

私もお気に入り、国内大手バンビが作ったこだわりの時計ベルト、SATOLI(さとり)です。時計好きには既に有名なモデルです。松阪牛を使っているのですが、独特の艶感は使うほどに増していきます。また一つ一つに松阪牛の「個体識別システム」であるJPナンバーが刻印されていて、松阪牛のサイトで確認すると、そのベルトに使われた松阪牛の誕生からどこで育ち親は誰でいつ死んだかまでがしっかり分かります。

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もう一つの特徴がこの「美錠」(尾錠ではなく)。造型師・島田英承氏による重厚なデザインを採用。腕にはめる場合の曲面を考え美錠自体を腕のカーブに合わせた形状のデザインにし、革バンドが丸まった状態で安定するようにしています。また、革と接触する美錠のフレームの裏側に通常の美錠より、より研磨を施し、革が傷みにくいよう工夫していたり、数え上げるとキリがないほどに考えられたモノ。私もかなり気に入っています。

ただ、残念なことに、展開がシルバーとゴールド(イエローゴールド)しかないんですね。今回私が使っているZenWatch 2のようなローズゴールドに使うと、ケースと尾錠の色が違うのでバランスが悪くなってしまいます。

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ローズゴールドモデルの人は別途気に入った16ミリ(バンド幅18ミリの場合)を探してくる必要があります。

まずは18ミリ。ステッチが機械縫いのものは税込10,800円、手縫いのものは税込19,440円です。

WI501Qの場合は22ミリになるので、こちらですね。機械縫いが12,960円、手縫いが21,600円。

ある程度の金額のする腕時計であればこれくらいの価格のベルトはして欲しいと思うのですが、ZenWatch 2だと時計に元々興味のない人によっては躊躇されるかもしれないな、と思います。実際革製ストラップはこのくらいの価格になると雰囲気も変わりますし、質感も変わってきます。試してみて欲しいな、と思う一本です。

フルーコ・FLUCO Horween Shell Cordovan Unlined

ホーウィン社のシェルコードバンです。靴好きの間ではもう何年も、いや10年以上前からそろそろ無くなる、という噂の絶えなかったものですが、確かに今年に入って皮革自体がかなり値上がり、また良い革が出まわらなくなってきているので、コードバンも実際にそろそろ本当に稀少になってくるかもしれませんね。

FLUCOのホーウィンのシェルコードバンシリーズのベルトは何種類もありますが、上記はライニング及び中芯を一切使わない一枚仕立てのもの。柔らかい感触が特徴でしょうか。

税込8,208円で3色(ウィスキーは品切れ中)、バンド幅は18ミリ(16ミリ)、22ミリ(20ミリ)ともにあるので、WI501Q、WI502Qともに使えます。

フルーコ・FLUCO London Bridle Leather

同じくFLUCOの、今度はイギリス製の馬具用に開発された革、ブライドルレザーです。革好きにはお馴染みの革ですね。靴ではあまり聞きませんが、革製品では結構採用されています。

税込4,536円。こちらは2色。バンド幅も18ミリ(16ミリ)、22ミリ(18ミリ)ともに展開がありますね。

RIOS1931 St. Petersburg Russian Leather

最後はロシアです。RIOS1931から、ロシアン・レザーを用いた時計ベルト。木の皮等を使った100%有機素材でのナメシを採用することで、ビーズ・ワックス、タバコの葉のほのかな香りが漂うとのこと。

ロシアの革というと、靴好きや革好きには1700年代の帝政ロシアにおいて生産されていた、トナカイの原皮を材料とした高価な皮革であり、現在では英国近海で沈没した帆船から引き揚げられた200年以上昔の物が僅かに残っているのみの貴重なもの、というイメージが強いロシアンカーフ (Russian calf) が思い浮かぶと思いますが、こちらの商品はそのトナカイの革ではないと思います。何故なら、あくまでロシアン・レザーなので

ただ、ロシアの革って何となく雰囲気がたまらない気がしてしまうのは、私が単にロシアに特別な感情を抱いているからかもしれません。

税込5,184円で3色、こちらも同様にバンド幅も18ミリ(16ミリ)、22ミリ(18ミリ)ともに展開されています。

もちろんストラップは革だけではないので、色々楽しんでみて欲しいと思います。

ストラップといっても、シンプルな革のものだけでは勿論ありませんし、一部では人気のNATOタイプのナイロン製から、最近Knotではベロア素材のストラップを期間限定で販売したりと様々です。また色も黒、濃茶、茶だけでなく、多種多様です。私が以前ご紹介した京都昇苑のシルクくみひもや、ミラネーゼタイプのものなどもそうしたものの一つですね。

[1075-201511] ASUS ZenWatch 2 WI502Q レビュー(ストラップ編)Maker’s Watch Knotのミラネーゼと昇苑くみひもを試してみる。

1075-201511_ASUS ZenWatch 2 Knot

服や靴と同じで、毎日同じものを腕にしていればストラップも早く傷みます。もしZenWatch 2に興味を持たれたら、たかがスマートウォッチと思わずに、是非気分によって、服装によって、気軽に色々楽しんでみて欲しいな、と思っています。

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