ASUSの新作スマートフォン、Zenfone Zoomの発売がいよいよ3日後になりました。最初は128GBのプレミアムレザーカバーエディションのみの発売となりますが、既にASUS公式のZenfone Shopでは予約分が埋まり、次回入荷は3月上旬と、それなりの人気となっています。
折角先月25日の発表会から先行販売という形で入手し、この1週間使ってきたので、使い勝手や気になる点など、実際に使ってみないと分からない点を挙げてみたいと思います。何かしら購入の際の参考になれば嬉しいです。
バッテリーの持ちについて。パフォーマンスモードで通常使用で半日強。
前回も少々触れました、気になる方も多いと思われるバッテリーの持ちについて。この1週間使ってきた限りでは、SNSやカメラなどを使って半日強の持ち、といったところです。
Zenfone Zoom、ちょっとひと息入れた際にモバイルバッテリーで急速充電開始。充電すればすぐ回復はするけれど、カメラもスマホもこれ一台、と考えると結局バッテリー持ち歩く訳で一台では終わらないとも言える。 pic.twitter.com/DBSpGVCkUI
— Life Style Image (@_LifeStyleImage) 2016, 2月 2
今日のバッテリーのグラフが分かりやすいかな、と思いますので、ツイートより。今日は0時に充電を終えてから12時まで全く触らずに放置していました。その間の減りは「パフォーマンスモード」の公称48時間通り、12時間で25%弱の減りです。
その後手に取っていつもどおり使い始めました。そこから急激に減り始めます。最近はSNSなどもほぼこのZX551MLで済ませているのですが、午後から外に出て、カフェなどに寄りました。写真も撮りつつSNSに上げ、ツイートもしていました。
夕方の時点で30%になったため、気になり早めに充電。持ち歩いているQuick Charge 2.0対応のモバイルバッテリーで充電を開始。その間も時々手に取ってはツイートなどを行っています。充電開始後は急速にバッテリー量も上昇。一度充電を始めれば比較的早く回復します。
カメラもスマホもこれ一台にしたいけれど、結局モバイルバッテリーは必須。
コンデジ等を別途持ち歩くのが億劫で、この端末でカメラもスマホも一台で済ませたい、という方もいると思います。勿論別途持ち歩くよりもSNSなどへの投稿も楽ですし、GoogleフォトやAmazonプライムフォトなどへのバックアップも簡単で便利ではあるのですが、その分バッテリーの減りは早くなります。
元々モバイルバッテリーをいつも持ち歩く方なら問題はありませんが、基本的に持ち歩きは必須。朝から使い始めるのであれば、夕方から夜に帰宅するまでに1回~2回は充電を考えていた方が良いかもしれませんね。
とはいえ、折角それなりの性能を持つ性能怪獣です。勿論省電力設定等を詰めればもう少し保つでしょうが、パフォーマンスモード、快適なんですよ。私の中では割り切って、減ったら充電するもの、と思って使っています。
カメラについて。光学3倍ズームなど使いやすいですが、気になる点も。
カメラはなかなか面白いです。光学3倍ズームは特にカメラに詳しくなくても楽しめます。スマホでこれだけ撮れるなんて良い世の中になったものです。どなたかが「接写しようとすると自分の手やカメラが影を作ってしまうけれど、ズームなら影が出来なくて良い」と書かれていましたが、その通りだと思います。
食べたモノは普通に撮れますし(どれもブログに上げるための縮小のみ。)
この2つはズームで撮ったはず。下が今日普通に撮ったラテ。
景色もHDRなどを使いながら撮る楽しみがあります。
とはいえ、やはりあくまで日本版のスマホに搭載されたカメラです。
シャッター音やフォーカス音はいつも通りのZenfoneです。
ZenFone Zoom、カメラ推しなのにフォーカス音とシャッター音に品がさっぱり無くてフツーのスマホのカメラっぽいのが。
— Jun Shimada (@shimajiro) 2016, 2月 2
今回はカメラ機能が目玉ではありますし、期待の大きさは色々な方のツイートや書き込みを見ていると分かるのですが、カメラ性能が幾ら上がっても、「日本版」のスマートフォンに搭載された少し性能の良い「カメラ機能」に過ぎません。その点は割り切って使わないと、一般的なデジカメと比較すること自体が土俵違いなのかもしれません。
気にならない方は全く「気にしない」のでしょうが、結構音って行動を制限させます。周りは結構気になっているものです。
一部カメラアプリの不具合が出ているようです。
私のところではまだ一度も出てはいないのですが、結構出ている方もいるようで。
Zenfone Zoom、スリープから復帰しない不具合発生しててシャッターチャンス以前の問題だこれ…
— キリカ (@kir1ca) 2016, 2月 2
スリープから復帰しない不具合は遭遇したことないけど、再起動しないとカメラ立ち上がらなくなる事象は何度か https://t.co/C8bzyMaMr7
— らぐのふ (@ragnov) 2016, 2月 2
カメラ機能が売りのスマートフォンとしては致命的なのがカメラアプリの不具合です。
発症条件がイマイチわからないのですが、一度カメラが強制終了してしまうと、端末を再起動しない限り使用できなくなります。1日に数回発生する日もあれば、1度も遭遇しない日もあり、具体的に何がトリガーになっているのかまだわかりません。どちらにしてもアップデートで改善できる事象だと思うので期待して待つことにします。
不具合?ZenFone Zoomの不満点 : ASUS好きのZenBlog(ゼンブログ)
私、カメラアプリはシャッターボタン長押しでしか起動させないので、それが影響しているのかもしれませんが、この辺り発症条件が分かって改善されると良いな、と思っています。気になる方は一応心に留めておいた方が良いかと思います。
重さと大きさ。気になる方は念のため。私はかえって好印象です。
重さは185g、5.5インチのスマホです。サイズは158.9 x 78.84 x 11.95mm。今までZenfone 2を使ってきた私も、それなりに重さはあるな、と感じます。ただ、私はあまり気になっておりません。むしろ好印象です。
重さってある程度は質感や印象に影響します。見た目からくる質感の割に軽かったりすると、何となく詰まっている感が無いというか、あまりコストがかかってないような気がしてしまうというか。今回はケースの仕上げも良いですし、プレミアムレザーカバーエディションであれば名前の通り本革のカバーです。それなりに高級感もあって欲しい。
レビューの3回目で触れましたが、
大きさや重さは色々な意見があるとは思うのですが、私にとっては今回のZX551MLは今までのZenfoneとは違って、持っていることの楽しみ、喜びを少し感じさせてくれるモデルです。
[かぶ] ASUS Zenfone Zoom(ZX551ML)レビュー。カメラが目玉のモデルですが、あまりカメラに興味がない人にこそ向いているかもしれません。
重さというのはマイナス面ばかりではないと思うのです。勿論軽い方が常に使うモノであれば楽かもしれませんが、もしかしたら自分の持っているものの内、一日の中で最も手に取っている(触れている)時間の長いものがスマートフォンかもしれません。持っていて何となく楽しくなる、嬉しくなる、という感覚も大切だと思います。
それは質感や仕上げだけではないかもしれませんが、とはいってもそれらの要因も大切だと思います。
傷つけたくないから、と手帳型のカバーなどの購入を考えている方は、いっそ思い切ってそれらを使わない、という選択肢も是非考えてみて欲しいな、と思います。折角の綺麗な外装ですから。これを見えなく、触れなくさせてしまうのは勿体ないと思うので。
スマホ+光学3倍ズームで一緒に色々遊べたら楽しいだろうな、と思います。
ASUS好きにはお馴染みのASUS好きのZenBlog (@ASUS_ZenBlog)さんがZenfone Zoomのカメラを使ったちょっとした企画を考えられているようです。
ZenFone Zoom購入予定のブロガーさんたちと一緒に企画をやりたい
— ASUS好きのZenBlog (@ASUS_ZenBlog) 2016, 2月 2
折角の楽しめるカメラ機能があるので、是非色々な方と一緒に企画を楽しめたらいいなぁ、と楽しみにしています。
そんな中、ふと思いだしたものがあります。
こちら、今のところ一般販売では封入される予定はないようですが、Zenfone Zoomのズーム機能と禅太郎で遊ぼうというカード。
How To Zoom
ブラックカードとホワイトカードを組み合わせて、あなたのズームイン写真を撮影し、ハッシュタグ #zencredibleをつけてアップロード!
のやり方
折角こういうモノがあるのだから、使ってズームイン写真を撮影してアップロードするのが私たちの役割ではないか、と思った訳です。
ゲームで曇りガラスと対決?
なかなか想像力が要るゲームのようです。
ZenFone Zoom (ZX551ML) | Phone | ASUS 日本
今回のASUSの当日のライブ映像がYouTubeでも見られますが、スペック面だけでなく、ケースのデザインや革を用いた理由などかなり充実しています。その辺り興味のある方は20分過ぎあたりから是非ご覧下さい。