[0503-201501] 足に合った良い靴を選ぶポイントは、店頭で履き心地を気にしないことだと思います。

[0503-201501] 足に合った良い靴を選ぶポイントは、店頭で履き心地を気にしないことだと思います。

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昨日から仕事初めの方も多いと思います。
三が日ゆっくりしたら、気がついたら明日から仕事で四日の日曜日に慌ててボロボロになった靴を買い替えに行かれた方も多いのではないでしょうか。新年ですし。
お店では皆さん、試し履きをされると思うのですが、ここで元靴屋としての足に合った良い靴を選ぶアドバイスをお届けしたいと思います。
大抵、試し履きの際に、おもむろに立ち上がって、足をいろんな角度に傾けたり、重心をかけたり、神妙な顔で履き心地を見る方が多いかと思います。
あれ、やめるだけで、良い靴選べます。

履き心地見なきゃ分からないじゃないか。

というお怒りの声が聞こえてきそうですが、火に油を注ぐようで申し訳ありませんが、見たって分からないです。無駄。
その理由について、挙げてみます。

まずはその状況を思い浮かべて下さい。

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思い浮かべましたか?
さて、それと同じような状況、今までの人生で何回起きましたか?
ぼーっと立ったまま、神妙な顔で、ありえんだろ、ってくらいに怪しい角度で履き馴染んですらいない他所の靴に重心をかける、なんて、お店で試し履きするときしかしないです。
安心してください。そんな状況滅多に起きませんし、起きたらどんな靴でも当たるし、痛いです。

歩いたら痛いかどうか分かるじゃないか。

そりゃ、勿論気づくでしょう。でも、そんな真剣な顔して、足に全神経を集中させて、普段歩きますか?
その大胆かつ慎重な歩き方、歩幅で普段歩きますか?
その、忍者みたいな歩き方、普段しますか?
人間、先端が最も敏感なんです。手の指、足の指。
そんなとこ、集中させれば何かしら当たりを感じます。まして、そういうときのあなたは、当たることに意識を集中させているわけです。当たるように重心を傾けている、と言っても良いくらいです。
何が触れても気になりませんか?
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痛かったり、きつかったり、が起きる時。

急に痛くなる、きつく感じる時というのは、どういうときか分かりますか?
靴のことなんか、足のことなんか、すっかり忘れて適当に歩いている時なんです。
そんな時でも痛くない靴を見つける為に、同じように靴をすっかり忘れた状態で試し履きてきますか?
靴のことなんかすっかり忘れた状態で靴の履き心地を見る。
禅問答みたいですよね。
無理です。私も出来ません。靴好きですし余計に無理。

たった一つの答えは。

それでも心配なあなたへ。そりゃそうです。今まで散々靴で痛い思いをしてきたんですから、慎重になるのは分かります。
そんなあなたに唯一の答えをお伝えします。
それは、足に任せちゃうんです
同じことじゃないか、と思った方、ハッキリと二つは違います。
足に任せる、それは、自分が幅広だとか、外反母趾だとか、バンビロだとか、ダンビロだとか、そういう余計な先入観や知識を一切捨てちゃうんです。
足入れて、落ち着かなければ、その靴は合いません。
あなたの頭より、あなたの足のほうが、あなたに合う靴のことは分かっています。
何故なら、あなたがすっかり忘れている間も、足は靴と接しているわけですから。特に忘れている時のことに関しては頭で考えても分かりません。
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知識が足の気持ちの邪魔をする。

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履き心地を気にし始めると、知識が邪魔をするんです。
せっかく足が良いと言っているのに、「いや、私幅広だから、3Eじゃないと心配だ。」とか、「俺は甲高だから、こんな細いのはダメだ。」とか。
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その途端に、ダメな理由を頭で考え始めてしまうんです。
ほら、当たるじゃないか。キツい気がする。
足って、気持ち良ければ、勝手に歩み寄って適応しちゃうんです。人間の慣れって凄いです。
履きたい靴は、多少合ってなくても、いつも履いていて、気がついたら馴染んでますよね。あれもそうです。
履きたいと感じた靴を履いてください。
履き心地なんて、後からついてきますから。