[0938-201507] これからの酷暑に向けて、靴の中の蒸れと臭いが気になるあなたにスプレーや中敷き以外に伝えたい幾つかのこと。

[0938-201507] これからの酷暑に向けて、靴の中の蒸れと臭いが気になるあなたにスプレーや中敷き以外に伝えたい幾つかのこと。

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暑いですね。言っても余計に暑くなるだけなのでなるべく言わないようにしているのですが、挨拶のようなものになってます。今日も明日も熱中症注意です。
やっとジメジメした梅雨の時期が終わり、けれどこれからも革靴を履く人にとっては結構辛い時期かと思います。それは男性に限らず、パンプスを履いている女性にも同じこと。蒸れと臭いが気になる季節です。
特に日本は靴を脱ぐ機会も多いですから、出先で脱いだ途端に臭う、床がシットリする、などなど避けたいことはたくさんです。
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そんなこの時期の対策というと真っ先に浮かぶのはサラサラ除菌消臭スプレーやサラサラ抗菌中敷きなどだと思いますが、ちょっと待ってください。いえ、それらを使うな、というわけではありません。それだけで済んでいるなら、今別に悩んでいないと思うんです。
このブログを以前から読まれている方には今更な話ですが、やれスプレーだやれ中敷きだ考える前に、ちょっとしたことに気をつけるだけで靴の中の快適さが変わります。そんな幾つかのことを挙げてみたいと思います。

靴のサイズ、合ってますか?

大丈夫だと思いますが、念のため確認しておきましょう。暑いから、汗をかくから、蒸れるから、臭うから、と大きめのサイズを選ぶなんてことしてませんよね?そんな汗と臭いを増長させるような逆効果の典型的なパターン。
革靴は決して通気性が良いとは言えません。けれど、それを更に悪化させてしまう代表格。それが靴の中にゆとりを持たせることです。ゆとり、いい響きですねぇ。でも中に余裕があればあるほど、ますます臭くなります。
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靴の中がブカブカ。それは無意識に足を緊張させている。

いま、どっちのアプローチから書こうか迷ったのですが、今回は足の緊張の面から書いてみたいと思います。なぜなら暑いから、と更に靴紐緩めにして敢えて履き口から指二本くらい入るんじゃないかくらいの状態で履いている人が結構いるからです。感覚的にそのほうが空間が出来るから涼しい気がする、と。
逆効果です。
そこまで余裕がある状態で歩くことに慣れてしまっていると気づかないかもしれませんが、例えばスリッパ履いて「いつも通り」走れますか?
足は手に比べれば鈍感なように見えて、結構繊細です。ちょっとした歪みや高さの違いも感知してあなたが意識しない内に修正します。ブカブカな状態、それは常に足元が定まっていない、きちんと足が体重を支えきれない状態で歩くということ。足はそれを何とかしようと、常に指先から足の裏全体をかけて神経を集中させます。
緊張しているんです。
緊張するとどうなるか。暑くなくても、緊張する場面って色々なところに汗かきますよね。嫌な汗。爽やかな汗ではなく。この嫌な汗って特に臭うんです。しかも自分では抑えられません。

緊張すると汗をかく。汗をかくとますます不快になるから汗をかく。

汗をかきます。その時、中がゆったりしている方が快適だろうから、と空間があったとします。どうなるか。その空間を最大限有効活用して、汗がじっとり温度を上げながら湿度を上げていってくれるんです。素敵ですね。ますます不快になっていきます。
不快になっていくとどうなるか。ますます緊張して汗をかくんです。
もう悪循環ですね。靴の中が濡れてくればただでさえオーバーサイズですから、人によっては靴ずれも起こします。靴ずれは汗で濡れている状態ほど起きやすくなります。

どっちでも汗は必ず出るんです。ならば、まずはサイズをピッタリ合わせましょう。

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もし全部勘違いしちゃってて、今まで大きめ選んでいた方にとってはピッタリ足に接している靴は違和感があるかもしれませんし、そもそもそんなピッタリサイズの靴自体一足も持っていないかもしれません。
けれど、どのサイズでも汗は出るんです。そして、ここで改めて言います。そういう人のサイズ選びにおいて、小さくてきついサイズの靴を選んでしまって失敗する、というパターンは滅多にありません。大抵そういう人の「痛い」って履き方間違えてて若干大きめで痛いんです。それで大きすぎて当たりようがないくらいまでブカブカにして履いていることが大半です。なので、安心してください。靴好きでもない限り万力で締め付けられるようなタイトフィッティングなんて自分だけでは選べませんから。通販で名前だけで買っちゃった場合は別。

登山において、汗の対策は命に関わる重要な事柄です。ちょっと思い浮かべて見てください。

山登ったことのない方は想像しづらいかもしれませんが、山に登るとき、汗は必ず出ますが、それをどうするかでかなり体力の消耗が違います。汗って重要なんです。そして、大切なこと。汗はそのままにしておくと、山では立ち止まって小休止したり、標高が高くなるにつれて、今度は身体を急激に冷やし始めます。なので、如何に汗を身体から逃がすかが大切になってきます。
ではそんな時どうするか。先ほどの靴の例を思い浮かべてください。あの「ブカブカのほうが快適」をそのまま山の服装に置き換えてみましょう。ブカブカのほうが快適なのであれば、なるべくゆったり目のシャツを着たほうが良くなりますよね?一瞬風通しも良くて快適そうです。けれどこれは暑い中、風も常に通る、歩いている途中であれば快適ですが、汗が蒸発していかないんです。ダラダラ流れていく。

山にも色々な考え方がありますが、よく言われるのがベースレイヤーでなるべく身体から早めに汗を逃がす。

一番下の肌着でなるべく早めに汗を吸収して、その上に着ている服に汗を逃します。一度吸収した汗はなるべく早く身体から逃がすんです。そうしてどんどん表面に伝えていって、早めに蒸発させてしまうんですね。これ、ベースレイヤー無しで、いや、ベースレイヤーと身体の間にゆったり空間が出来ていたら、汗はどんどんその中で蒸れていきます。
改めて靴に戻りましょう。一度出た汗はなるべく足から早めに逃がすのが一番です。まずはソックス。そして、そこからなるべく早く靴に移してしまうのが一番です。その時、ゆったりサイズにしていると中にいつまでも留まってしまって靴に移ってくれません。

足を緊張させないためにサイズをピッタリにするだけで全く汗も蒸れも変わります。

体質などがありますので、劇的に変わるかどうかは個人差がもちろんありますが、ひとまずこのサイズ合わせはスプレーや中敷き以前に大前提です。汗拭かずに幾らヒンヤリスプレー身体にかけても快適にならないでしょ。
その上で、それでも靴の中が気になるのであれば中敷きを敷く。中敷きはあくまで次善の策です。なかなか機能的なモノも増えていますので、かなり快適にしてくれるものも確かにあります。ただ、ブカブカな靴にして中敷きを敷くくらいならジャストのサイズの靴を選んでこまめにスプレーするほうがまだ遥かにマシです。
結構多いんです。「うちの主人、汗かきですぐ靴ダメにしちゃうんです」って靴持ってくるんですけど、中敷き含めてこれどう見ても全く機能してないでしょ。このシワ加減見ても、これは体質以前に汗わざとかかせてるよ、みたいなパターン。で、相談の内容が、「なので、もう少し大きめのゆったりした靴がいいかな、と思って買いに来ました」。
いや、本人が来てください。このまま同じこと繰り返していても一向に改善しませんから。
懐かしい思い出です。
[0211-201405] 暑くなってきたので、革靴の中の汗とムレと不快について考えてみる。

最後は、次に履くときまで靴の中に汗を残さないこと。

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もうシュードライからスプレーから色々是非お好みで使ってください。とにかく次に履く時までになるべく中の汗を乾燥させる。そのために除菌だ消臭だ、好きに使ってください。
「足を清潔に」「同じ靴を毎日履かない」「替えの靴下を用意する」などはネット上を探せば幾らでもすぐに出てきますから、ここでは挙げません。
蒸れも臭いも、気になると思うと、まず何か加えないと(あれを買う、これを買う)と思いがちですが、むしろ足そうと思っている限り、対症療法に過ぎないんです。問題は解決しないと思います。

最後に。これ、男性だけでなく、むしろ女性にこそ心に留めておいて欲しいことです。

女性のほうがサイズ感めちゃくちゃな方多いんです。元々女性用のパンプス等がきちんとフィッティングが出来てない場合が大半な上に、外反母趾だ何だと怖い話を漠然と知っているだけに、間違った対策しちゃってますます足を痛めてしまって、足も臭うようになってしまっている方が結構います。
[0524-201501] 外反母趾、足が痛い、むくむ。女性のあなたに伝えたい。お店で気付いた、パンプス選びで陥りがちな靴選びの誤解。
女性のほうがムレや靴ずれ、臭いは起きやすいので、男性以上にサイズ感、気をつけてくださいね。特に外反母趾を恐れるあまり、大きめのサイズを選んでますます悪化させている方にこの傾向が強いです。心当たりのある方は、ちょっと気をつけてみてくださいね。

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このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

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多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

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