[0987-201508] 靴墨とクリーナーを止めるだけで、あなたの革靴は元気になる。

[0987-201508] 靴墨とクリーナーを止めるだけで、あなたの革靴は元気になる。

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あまり煽るような、もしくはどこかの怪しい健康本のようなタイトルは付けたくないのだけれど、色々考えてみたら結局これが一番私の考えていることが伝わるかな、と思ったのです。ちょっと誤解を招き、ツッコミどころもあるとは思いますが。
なぜなら、大変ありがたいことにこのブログも最近ますます「靴墨」とか「クリーナー」といったワードで辿り着く方が増えているからです。
ここで簡単な質問をさせて下さい。靴のお手入れをする際に、次の写真の中から、あなたが2つだけ使えるとしたら、どれを選びますか?私物なので、汚いのは抜きにして考えてくださいね。
0987-201508_Shoe Care Goods
「靴クリーム(靴墨)」「クリーナー」「ブラシ」「グローブ」の4点です。まぁ今回の記事のタイトルからして想像はつきそうですが。

靴クリームとクリーナーが必須だと思った方は、その2つをまずは手放して下さい。

必須だと思った方こそ、手放して欲しいと思います。反対に要らない、と思っている方は、何ヶ月かに一度くらい思い出しても良いかもしれません。忘れちゃっても良いですが。

靴のお手入れの基本は丁寧なブラッシングと磨きです。

しばらくはもうこれだけ頭に入れておいて頂ければ充分過ぎるほどです。クリームが必要ないとは言いません。けれど、必須だと思っている方の場合には、もしかしたらそのクリームがあなたの靴にとっては害になることもあるんです。
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試しに私のここ最近のローテーション靴の一足、三交製靴MG73の最近の姿です。何となく靴がくたびれてきたなぁ、艶が無くなってきたなぁ、と感じた時、あなたならまず何をしますか?

私ならまずブラシをしっかりかけた後でグローブで丁寧に磨きます。

0936-201507_Sunny or Rainy 07
もちろん常日頃から履く度にこの2つを欠かしたことはないのですが、そんな私でももし靴が元気がなくなってきたなぁ、くたびれてきたなぁ、と感じたら、真っ先にこの2つを思い浮かべます。
靴を履いている中で感じやすい不安。それは履けば履くほど表面に皺が入り、汚れがつき、埃が付くことで、全体的にみすぼらしくなってしまうことです。靴の元気をなくしている一番の理由。
それはクリームやオイルが足りないことではなく、表面に埃がついたままにすることで靴自体が傷んでくること。そのことがきっかけとなって実際に手に取る頻度が減ることで、あなた自身がその靴に対して愛情が薄れてしまうこと。
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埃という直接の害、そして興味が薄れることで益々靴自体が艶が無くなったように勝手に思ってしまうという害。
これらを取り除く一番の方法が、丁寧な日々のブラッシングと磨きあげ(乾拭き)なんですね。

よくやってしまう過ち。それは艶が無いからと更にクリームやクリーナーを使うこと。

先ほどの私の愛用靴MG73を改めて見てみましょう。
0986-201508_Sanko Seika MG73 02
若干ゆったり気味の太めの木型のため、皺がかなりくっきりと付いています。そして、一日履けばこの靴も一気に疲労感を漂わせます。
この時点ですぐにブラシと乾拭きをすれば済むことなのですが、疲れたからと玄関に放置状態で数日経って見てみると、何とも悲しい表情になっています。
艶もない。何よりくたーっと力なく潰れている。それは私の靴でも同じです。けれど、この時、あまり靴に興味の無い方はやってしまうんです。艶がないからクリームを入れよう汚れているからクリーナーを使おう
そして適当に塗り込んで、さっと表面を磨く程度でお手入れ終了。もしくはクリーナーで強引に汚れを拭き取って終了。
この時、お手入れをしている人の頭の中には「足す」「加える」ことしかありません。ブラシや乾拭きはお情け程度なんですね。けれど、実際は「足す」必要なんて滅多にないんです。

あなたの革靴は既に窒息寸前です。既に飽食状態です。

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冒頭の質問で、真っ先に靴墨とクリーナーが浮かんだ方。あなたの靴は既に満腹です。窒息寸前、吐きそうなのに更に食べて吐いてを繰り返しているような状態です。そんな時の胃腸の状態ってどうでしょうか?
今はシューケア用品も本当に豊富にあります。高級なものから100円ショップで買える簡易のものまで。
それらが全て毒だとは言いません。ただ、少なくとも今のあなたには不要だと思います。
まずはしばらくは過保護なくらいにブラシとネル(布)やグローブでの磨きを徹底してあげて下さい。それだけで、少しすると靴が元気になってきます。

靴磨きも生活同様に、まずはシンプルにすることから始めてみませんか?
[革靴] 靴好きは過保護になり、一般の人は塗りすぎる。そして当たり前のことをいい加減にしてしまう。ブラシと乾拭きしてますか?

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「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。