[0878-201507] 革と水がなかなかうまくいかない理由。この時期雨が元気すぎて面倒になっちゃうんですね。

[0878-201507] 革と水がなかなかうまくいかない理由。この時期雨が元気すぎて面倒になっちゃうんですね。

スポンサーリンク

革と水の関係。前回同様、ちょっといつもと感じが違いますので、肌に合う方だけお読みいただければ、と思います。
KAZ863_tuyutoajisai-thumb-1000xauto-18349
前回、革と水って相性が悪いどころか良いんだよ、ということを書きました。なので、革が濡れては駄目だとばかりに闇雲に水を拒絶しようとするのではなく、却って仲良くさせてあげれば良いのです。ただ、却って相性が良すぎるあまりに、ついつい水が革にちょっかい出してしまうんです。だから変化が起きやすい。それを整えてあげましょう、という話でした。ほら、既にちょっと人によっては受け付けない話でしょ。
[0875-201507] 梅雨時は確かに憂鬱な季節ではあるけれども、靴好きと革靴にとっては贅沢な時間でもあると思う。

仲が良すぎて、却って手が付けられなくなってしまうんです。

水のほうが愛情が強いのか、かまってちゃんなのか、それとも革のほうが何でもいいよいいよで許してしまうからなのか、結構バランスが難しいのが革と水の関係。それが梅雨時には特に大変です。ほら、七夕の時期ですし。
HOTEL86_koibitorouka20150220232157-thumb-1000xauto-14680

ある程度自制できれば良いのですが、この時期水のほうが強くなっちゃうんです。

水の想いが爆発するといいますか。なので、そのまま放っておきますと、革のほうがグッタリになります。革も水のことは好きだし必要なんですよ。ただ、この時期はバランスが崩れやすい。
CON_binta15103412-thumb-1000xauto-13054
先ほどの旅館と女性が違うような気がしますが、別に男が浮気性な訳ではありません。

この時期革は水の愛情攻勢をひたすら受け続けますので。

少し普段よりパワーが必要です。


それが持ち主による、お手入れのようなものだと思って下さい。
でもこの時期、私たちも面倒になっちゃうんです。だって、毎回濡れて汚れて帰ってくるんですよ。その都度いつもよりも念入りにケアしてあげる必要がある。でも革靴の愛情が冷めているわけではないんです。単に水の愛情が強すぎるだけなんです。
あなたの気持ちも分かります。せっかくお手入れして、パワーを注入しても、すぐに翌日にはまた濡れて帰ってくるんでしょ。無意味じゃん、って。
でも、そんなことないんですよ。毎回、ちゃんと革靴は水の愛情を受け止め続けているんです。

この時期を経た二人は成長します。特に革靴は水のおかげで一段と魅力が増すんです。

これは水がなければ出来ないことです。水がいて、愛情を注ぎ続けて、親である私たちも仕方ないなぁ、と思いながらも自分たちの馴れ初めや若かりし頃を思い出しながら温かい目で見守りつつお手入れして支えてあげる。
すると、革靴はとても良い表情になるんです。だって、革に水ってとても大切なんですよ。そして、それがどんな水かによって、どんな革になるかも変わります。だから、温かく見守ってあげましょう、息子、娘の成長を。
shinbashi-itaria20140921192652500

ということで、昨夜のお手入れの続きです。

0878-201507_Sanko Shoes 03
三交製靴ラギッドシューズ2足をこの梅雨時に履き込んでおりますので、昨夜から改めてお手入れをしております。今日は軽くブラシをかけたあと、ちょっと艶が欲しいのでこちらを加えました。
0878-201507_TAPIR
当ブログでは定番。タピールのフレーゲクリームです。


これも幾ら薄く塗ろうとしても、何となく表面灰色っぽく膜が張られたような雰囲気に一瞬変わるので不安になるのですが、これも問題なしです。時が何とかしてくれます。というより、待てるかどうかが大切です。

薄く塗った後は、ごく軽くブラシだけして放置して出てきちゃいました。

0878-201507_Sanko Shoes 01
何事も付きっきりはよくありません。ついあれこれ口出ししたく(手出ししたく)なっちゃいますから。時には放っておくのが一番です。これが出来るかどうかが大切です。特にタピールは。
0878-201507_Sanko Shoes 02
帰ったらしっかりブラシと乾拭き(磨き)をしたいと思います。それだけで一気に表情が変わります。タピールはその変化が魅力の一つです。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

新しい記事があるか、毎回見に来るのは面倒ではありませんか? このブログでは、更新時にあなたのスマホなどにプッシュ通知でお知らせする「Push7」というサービスを導入しています。

登録、解除はいつでも可能です。特に何か会員登録や個人情報等の入力は必要ありません。新しい記事が更新された際にお知らせ致します。 ぜひご活用下さい。

講読を解除されたい場合も上の「講読する」から解除が可能になりました。

フォローする

スポンサーリンク
このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

当ブログで書いてきた文章をジャンル毎に分け、加筆・修正してまとめたものをAmazonのKindle書籍にて販売しています。

Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

また、Kindle Unlimited会員Amazonプライム会員の方は、それぞれ無料でお読みいただけます。

現在発売している書籍は下記の2冊です。

「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。