黒が黒いんです。
もう、新鮮な驚きでした。
いつもはこんな感じのこのブログと私ですが、今日は少し真面目にいきたいと思います。
クリーム買ったんですよ。
ここ1週間ほど更新ペースが落ちていますが、この理由は詳しくはまた書きたいと思います(詳しくも何も単にiPhoneが手元にないだけ)
そんなこともありまして、少々悶々としておりましたのでハンズ行ったんです。渋谷の東急ハンズ。大人のおもちゃ箱です。久しぶりに靴のお手入れ用品でも補充しようかなぁ、と。今、靴ケア用品全品10%オフやっているので、思わず。
最近三交製靴ラギッドシューズがメインになっているのですが、折角なので手元のお手入れ用品をシンプルにしながら、ちょっと気分も変えて靴クリームなんか買っちゃおうかな、と思ったんです。
少し前から気になってたこちら。
速報! イングリッシュ ギルド ビーズリッチクリーム [男の靴・スニーカー] All About
イングリッシュギルドです。英国製。英国靴メーカーが業務用に使っているというウワサのこのクリーム。色味が昔ながらのメルトニアンに非常に近い、というのも、英国製というのも悔しいけれどビンビンきました。
ただ、モゥブレイのクリームナチュラーレとも最後まで迷いましたが。
M.モゥブレィプレステージ『クリームナチュラーレ』 [男の靴・スニーカー] All About
こちら良いんですよね。でもなおけんたさんはじめ結構愛用されている方が多いようなので悔しいので止めました。
ちょうどこの二つはAll Aboutでも飯野さんが以前大変興味深い比較記事を複数回に渡って書かれていますが、
黒の靴クリームの「色」を 深く考えてみる その2 [男の靴・スニーカー] All About
自然な感じのクリームナチュラーレか、英国靴らしいブルーブラックの強みが出るイングリッシュギルドか。興味のない人にとってはどっちでもどーでも良い話ですが、良かったらもう少しだけ聞いて下さい。
黒が黒いんですよ。
久しぶりに靴磨きって楽しいなぁ、って思いました。黒が黒いんです。何を当たり前のことを、と言われるかもしれませんが、黒のクリームって奥が深いですね。黒と言っても本当に様々です。
昔フォーマルなスーツを作ろうと思って、黒の生地を色々見たことがあるのですが、その時お店の方も言われていましたが、黒ってシンプルな分誤魔化しが効かず、値段の差が出やすいそうです。
確かにその通りだと思います。黒靴もどれも同じ黒じゃん、って言われそうですが、やっぱり違うんですね。それは革によって、国によって、出し方が違う。突き詰めていくとストチと同じでキリがありません。
青みの強い、深い黒。
これが至高だとかそういうつもりは全くありませんが、合う人にはもうこれっ!という感じの黒です。私思わず今までジョンロブ純正のカベルネな黒クリーム(イヤーモデルに付いてきていた青いムラのあるクリーム。サフィールOEM)使っていたヨシノヤ九分半ロッシュまでこのイングリッシュギルドに変えちゃいました。
更に、手元にある黒靴全てもう一度このイングリッシュギルドで靴磨きし直しちゃったくらいですから、余程気に入ったんでしょうね。そうしたら、冒頭の感想になったんです。
黒が黒いんですよ。
特に三交製靴ラギッドシューズのうち3足の黒革(ツヤ革、型押し、ペッカリー)の黒の出方がそれぞれ気に入りました。
この辺、大いに思い込み入ってます。黒だ!黒青だ!っていう思い込み。
で、結局茶靴もこれにしちゃいました。翌日再び東急ハンズに行ってミディアムブラウン買って来ちゃいました。
靴磨きって楽しいんです。
靴磨きって楽しいです。私、このブログでも靴のお手入れの重要性をクドいくらいに書いていますが、勿論出来れば靴磨きもして欲しい。
[0214-201405] 靴磨きと靴のお手入れは違うと思った土曜日の午後。
靴磨きってする人としない人がハッキリ分かれてしまって、する人はかなりマメに、何を使うかまで拘っちゃって終わりがないのですが、しない人はお手入れすらしないので、難しいのです。
そして下手に靴磨きだけしようとするとかえって逆効果になってしまうこともあります。
けれど、答えが一つではないということは、結局のところ楽しんで出来るのであればどんなやり方でも良いんですね。
靴磨こうかな、と思えるようになると、楽しみが一つ増えます。楽しいなぁ、と思うと面倒じゃなくなる。そうなったら、どのお手入れ用品が良いか、なんてありません。自分の気に入ったもの使えばいい。
ただ、やり過ぎるとそれはそれで色々困ったことになりますので、気をつけましょうね。
ということで大変気に入ったので、ここ1週間くらいは悶々としていることもあって靴のお手入れ関係の情報ばかり集めて眺めて楽しんでます。奥が深くて楽しい、素晴らしい趣味の世界です。