当ブログでは商品を取り上げるときにAmazonアソシエイトを主に利用しています。商品を画像と価格付きで紹介できること、また、僅かではありますが(数%)紹介料が入るので、そちらをこのブログの運営費や維持費等で使わせて頂いております。
また、Amazonアソシエイトではどの商品がブログ経由で売れているかがある程度把握出来ます(勿論誰が購入したか、といったことは一切分かりません。商品名が分かるだけ)
その売れたモノと、記事のアクセス数や検索ワードから、大体どんなことに興味を持ってくださっているか、ということを知り、次に書く記事のテーマを考えることもよくあります。
勿論数%の紹介料は大変ありがたいです。とは言っても、一般的にイメージされているようなアフィリエイトで楽して大儲け、といったことはなく、時給換算したらアルバイトのほうが高いです。ただ、後述しますが、特に靴のお手入れ用品が売れたときには、私の伝えたいことが少し伝わったのかな、と大変嬉しくなります。
ということで、今回は例として、先月2016年1月に当ブログ経由で購入頂いた(直接リンク)モノから、靴のお手入れについての関連記事を振り返ってみたいと思います。
先月だけでなく常に最もアクセスの多い「靴のお手入れ」を振り返る。
「靴のお手入れ」は当ブログで最もアクセスが多く、また私としてもこちらにアクセスがあって何らかの反応があることが何より嬉しいジャンルです。
記事数は62、革靴全体ですと174(2016年2月1日現在)ありますが、伝えたいことはシンプルです。
「ブラシと乾拭きを毎日の習慣にしましょう。」
決して複雑な手順や面倒なことは必要ありません。今日一日自分の足もとを支えてくれた靴に対する一番の思いやり、そしてケアは、クリームを塗ることでもクリーナーを使うことでもなく、手に取って、ブラシで埃を落とし、グローブや布で乾拭きして磨いてあげることです。
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靴というのは自分の目(や頭)から最も離れた位置にあるため、なかなか気持ちが行き届きません。それを、手に取ることで、実際の距離が近くなります。近くなれば汚れもちょっとした変化も気付きますし、何より意識するようになります。そんな想いでいつも書いていますが、結果としてブラシやグローブが売れているのを見ると、大変嬉しくなります。
最も売れているのは、ヒラノブラシ HIRANO BRUSH 豚毛 7036 (ホワイト)
ブラシは多くの種類が売れていますが、特にこの3つが売れているようです。ヒラノブラシのホワイトは断トツです。一桁違います。
「ブラシをかけましょう」と言うと、傷つくのが心配なのか、表面に触れているのか触れていないのか分からないくらい優しくかける方が結構いるのですが、これらのブラシであればかなり強くブラッシングしても全く問題はないと思います。
優しく撫でる程度ですと、本来のブラシの効果も薄れてきてしまいます。最初は少し勇気が要るかもしれませんが、同じ方向に軽快に音を立ててブラッシングしてみて下さい。
靴底にも最近意識を向けてくださる方が増えているようで嬉しい。
毎月こちらも2桁売れています。少しずつでも靴底に意識を向けてくださる方が増えている、というのは大変嬉しいです。
靴底に意識が向くようになると、歩き方や靴の扱いが変わります。変なものを踏まなくなるんです。足もとに意識がいくようになるんですね。そして、精神論のようですがこれが大切なところで、そうなると靴の寿命が全く変わってきます。
靴墨だ何だと次から次へと「足す」よりも、実は最も大切なことは日々の靴の履き方という意識が最も靴の寿命に影響してきます。是非これからも多くの方が帰ってきたらシュムッツブラシ、を習慣にしてくれたら嬉しいな、と思います。
追記:2017年1月6日 15:00更新
当ブログでは靴底用のブラシとして長らく「シュムッツブラシ」をお薦めしてきているのですが、最近になって品薄になってきたのか、ネットで探しても見つからなくなってきてしまいました。
個人的に非常に気に入っている商品でもあるため惜しいのですが、今後の在庫状況も分かりませんので、代用となりそうなブラシを挙げておきたいと思います。
定番コロニルの製品でもありますので、継続して販売し続けてくれることと思います。出来ればタピールもシュムッツブラシを今後も継続して販売し続けて欲しいな、と願っています。
追記:2017年2月18日 21:00更新
当ブログをお読み頂いている方から「シュムッツブラシが復活してますよ」と教えて頂きました。一時的に品切れが続いていただけだったようですね。良かったです。教えて下さり、本当にありがとうございます。
これからも長く継続して出し続けて欲しい商品です。
最近履いていない靴も時々は磨いてみて欲しい。グローブ。
グローブはこの2つしか紹介していないこともあるのですが、特にペダックのものが売れているようです。靴を優しく磨きたい、という方にはペダック、ある程度靴に慣れている方や、磨いた感が出やすいのがHGグローブシャインかな、と思います。どちらもセーム革の面を上手く使えるようになると、靴磨きの幅が広がります。最初は革で磨くことに勇気が要りますが、慣れてくると非常に使いやすいと思います。
また、最近履いていない靴にも是非時々はブラシかグローブでの磨きを取り入れて欲しいな、と思います。これが意外と効果的。その靴の思わぬ魅力を再発見したりして、靴が甦ることが多々あります。
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シューケアセットもきちんと選べば便利なモノがあります。
年末になると毎年「シューケアセットはプレゼントには向きません」と靴屋さんを敵に回すようなことを書いていますが、嫌いな訳ではありません。あくまで贈りものとしては余程分かっていない限り不向きです、と伝えたいだけです。
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基本的な部分さえ押さえておければ、シューケアセットというのも確かに一つの選択肢ではあります。決して見た目の豪華さや中身の充実度では選ばない。それだけでも選び方がだいぶ変わってくると思います。
誤解されやすいミンクオイルの意外と便利なこんな使い方。
コンスタントに売れているミンクオイル。ただ、ビジネスシューズのお手入れにおいては非常に誤解されやすい商品でもあります。ビジネスシューズは履いたことはなくても、学生時代にブーツを履いたことがある、という方は男性女性問わず多いため、ビジネスシューズのお手入れ、と聞くと「ミンクオイルを塗れば良い」と思ってしまう方が結構多いのです。「靴磨き=ミンクオイル」は「靴磨き=クリーナーと靴墨」と同じくらい一般的です。
そんな中、ミンクオイルは実はこんな使い方が出来るんですね。実際同様の症状に悩まされている方(靴が壊れた、と誤解される場合も多い)が多いことが検索ワードからも分かります。靴が鳴ってしまうとき。それは勿論内部の不良などもありますが、単純に革が擦れて鳴ってしまっていることも多いです。特にチャッカーブーツなど。是非試しても見て欲しいな、と思います。
靴のお手入れはシンプルで簡単ですが、初めての方にはハードルが高いのも現実です。
靴のお手入れは非常にシンプルで簡単です。毎回1分で終わります。とはいえ、全く靴に今まで興味が無かった方にとっては、その1分でさえ面倒でしょう。そんな方にはこの記事を捧げたいと思います。
結局靴磨きが面倒なのは、「面倒だから」なんです。お手入れ用品が大切そうに箱に入れて下駄箱の奥や棚の上にしまわれている。そんな状態なら私でも面倒です。お手入れ用品を手に取るためのステップを一つ取り除いてあげるだけで一気に楽になります。それが単に、玄関の下駄箱の上、並んでいる靴の隣なり、すぐに目につき手が届く場所に置いておく。これだけでだいぶ変わります。
この「何となく面倒」が続くことで、人はまだボロボロでもない靴を「ボロボロだと勝手に思い込んで(誤解して)」雑に扱い、寿命を縮め、履き捨てにしてしまうのだと思います。
そこで靴磨きなのですが、いきなり張り切って東急ハンズとか行くの止めましょう。
東急ハンズは靴マニアの私でさえも危険な場所ですが、張り切った初心者にとっても非常にハードルの高いお店です。何故なら「品揃えが豊富すぎて何を買って良いか分からないから」。結局面倒になっちゃうんです。何も知らない人がAmazonで靴いきなり探すのと同じです。
ということで、このブログが何かしらそうした方たちにとって役に立てば嬉しいな、と思っています。また、もし不安なことがありましたら、お気軽にGoogle+のコミュニティにご参加ください。最近ありがたいことにメンバー数が50人を超えました。
決して小難しいことやマニアックな話をする閉塞的かつ閉鎖的な空間ではなく、結構適当にのんびり思い思いの事を書いています。そして、みなさん基本的にとても優しくマメな方が多いです。私はそんな雰囲気がとても好きです。あなたとも交流が出来れば嬉しいです。(私はあまりマメではないので申し訳ないのですが)
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